ためしてガッテン「みなさんの願い かなえたいSP」 2016.01.12


今夜は…こちらはNHK大阪T−1スタジオ。
朝ドラ「あさが来た」の撮影現場です。
よ〜い…スタート!実はヒロインを演じる波瑠さんにはある深刻なお悩みが…。
えっどういう事?そう!誰にでも一つはあるはず…という事で今夜は大きく出ます!あなたの願い今日かなっちゃうかも!例えば…ペットの感情を手に取るように理解したい!そんな皆さんの願いを携えて「ガッテン」が…例えば…アフリカマサイの人々からは腰痛にならないための黄金の鉄則をプレゼント!更に地球で最も寒いここから…。
南極越冬隊直伝!あっという間に手足と体が温まっちゃうスゴ技をお届け!更には…今夜は…皆さんの願いに体当たりだ〜!よ〜いスタート!
(女性一同)ガッテン!こんばんは。
「ためしてガッテン」のお時間がやってまいりました。
本日はスペシャルでございます。
(一同)おお〜!
(浜谷)うれしい!73分という長時間にわたりましてお届けをいたします。
今回放送時間が長いもんですから座らせて頂きます。
(笑い声)願いという事でございますのでまず小島瑠璃子ちゃんあなたの願いは何でございましょう?はい私の願いはこれです。
(小島)すごい低血圧でなかなかつらいんですよね。
ハマカーンのお二人。
1本奥歯抜けてるんですよ。
1本あいてるとやっぱ漫才師なんですけどかみやすくなったりでも失敗した時のための保険で一応1本あけたまんまにしてる。
(神田)言い訳にしてる。
(笑い声)私はやっぱり「死ぬまで元気」で働きたいですね。
とんでまみちゃん。
(笑い声)
(柴田)なんと!なんかやっぱりもう…英樹さんは分かりませんよ。
英樹さんがどう来るか!?私こちらです。
同じ事!
(笑い声)みんなこうなっていくんです。
ならばまずその願いからかなえましょう!題して…実はこの地球上に「病気とは無縁」という人々がいるというんです。
研究者によると年をとっても…まさに夢の健康体の持ち主だというんです。
(一同)え〜!
(神田)います!?
(一同)え〜!調べたらこの国。
(浜谷)どれ?ほらこの国。
この国だって。
(柴田)どこ?
(浜谷)分かんないです。
(笑い声)この…この国…。
だんだん指が動いてますけど。
(山瀬)あやふやじゃん。
(浜谷)師匠分かってない。
どっかここら辺の国。
(笑い声)病気にならない体を手に入れた〜い!そんな願いを胸にやって来たのはケニアの大都会首都ナイロビです。
ここから車で病気にならない人々の村を目指します。
このはるか先に村があるのだとか。
道路の舗装がなくなるにつれて…人に会うより動物に会う方が多くなってきました。
こんな所に暮らす人々には一体どんな健康の秘けつがあるっていうの?草原の中に小さな集落を発見。
ケニアの先住民族マサイの村です。
人口僅か50人ばかりでほとんど自給自足の生活を送っています。
まずは村の偉〜いお方々にご挨拶。
(光原)失礼します。
「ためしてガッテン」と言います。
はじめましてどうぞよろしくお願いします。
マサイの村の生き字引長老たちです。
(小島)ちょっと怒ってません?
(浜谷)怒ってるね。
最近あのちょっとこう…気になるのはやはり健康の事。
皆さんだってそうでしょ?そこで若者にも聞いてみると…。
え〜っとこの中に…なんと老いも若きも病気知らず。
マサイの健康ぶりには数十年前から世界中の科学者も大注目。
コレステロールや血圧の値などどれも極めて良好な理想的な体なんです。
そこで今回はこちらのナイカダさん一家にマサイの健康の秘けつ教えてもらいま〜す!朝。
まず奥さんが向かったのは家族同様に大切にしているウシさんのところ。
マサイの人々の朝は搾りたてのミルクで始まります。
特に砂糖をた〜っぷり入れたミルクはみんなのお気に入り。
でも…。
実はマサイの食事はほとんどミルクだけ。
肉や野菜はたまにしか食べないんです。
だから中には一日10リットル近くも飲むつわものも。
とはいえ大の大人がミルクだけって…。
え?ナイカダさんどういう事?後を追っていくと…。
ん?あらら〜!
(高橋)血を飲むの?これ。
そうなんです。
実はこれこそがマサイの健康を支える鍵…まずは気になるお味から…。
なるほど!ならば栄養成分を徹底分析。
すると…。
こちら牛乳100mlに含まれる栄養。
ここに同じ量のウシの血が加わると…。
肉や野菜の栄養をたっぷり含んだミラクルドリンクに大変身!
(小島)すご〜い!
(高橋)え〜!ちなみにウシは傷を薬草で治して群れに戻せばこのとおり。
殺す事なく栄養だけを分けてもらうマサイ流のエコシステムなんです。
さあ食事もしたしナイカダさん次の健康法教えて下さ〜い!ん?なになに?今度は木を食べちゃうの?しかもこの歯ブラシただの歯ブラシじゃないんだとか。
木をちょっと削って…えっかじってみろっていうの?
(笑い声)実はこの木強烈なミントのような味が特徴。
歯磨き粉の働きがあるんだとか。
え〜!確かに皆さん歯がと〜ってもきれい。
そこで腹ごなしにマサイの若き戦士と…いや〜まいったまいった!でも…あれ?その割に下の歯が…。
他の人のも見せてもらうとなぜかみんな下の歯がありません。
実はこれマサイ流健康法の名残。
マサイの生活は常に危険と隣り合わせ。
時として気絶してしまう事があるんだとか。
でも歯に隙間があれば水や薬を流し込めるから一安心。
いや〜どの健康法もまねできないものばかり。
もう日本に帰ろうか…と思ったら。
うお〜!若者たちによるマサイ式サプライズ!あっおなじみのジャンプ!すごい跳躍力!皆さん競い合うようにいつもジャンプしてるんですって。
あっ子供たちもジャーンプ!この見事なジャンプの様子を超スローモーション映像でご覧あれ。
まさに全身がバネ。
実は最近の研究でジャンプは筋力だけでなく骨密度や免疫力もアップさせる事が分かってきました。
皆さんマサイ流健康法の数々驚いて頂けましたか?え〜!すご〜い!
(柴田)すごいね!
(高橋)へえ〜!だけど飲みましたね血。
(山瀬)ねえ〜!
(柴田)ミルクと合わしてあるわけですね。
(笑い声)
(山瀬)その後どうだったかを知りたい。
(神田)いやいや!どこで手に入れるんですか。
(浜谷)まあでもこの中の何が病気にならない…。
全部なんですかね?
(柴田)ジャンプは…運動した方がいいのかもしれないと思うけど。
別に今更前歯抜かなくてもね。
そう。
すぐ実践できないですよね。
ところがさすがでございますね。
行ったら元は取りました。
(一同)え〜!こちらご覧頂きましょう。
マサイの女性たちの日課川での水くみの様子です。
その重さたるや…。
(一同)え〜!
(高橋)重いなこれは。
そこでこんな重いものを運ぶ女性たちに聞いてみました。
(高橋)えっ!そうなんです。
実はマサイの人々には…
(一同)え〜!一切ないんだって。
(柴田)え〜どうして?あんな重たいもの持ってるし背も高いから腰に負担きそうだし。
そこでどうして腰痛を知らずにいられるのかというのを調べてまいりました。
ご覧頂きましょう。
すごいんです。
腰痛知らずの体になりた〜い!そんな願いを胸に戻ってきましたケニアの首都ナイロビ。
でもナイロビなんて右も左もさ〜っぱり。
そこで地元在住のある人物にご協力頂く事に。
あれあれあれ。
あそこあそこ。
あの橋の…。
ん?何やら紙を掲げる謎の人物を発見。
(光原)こんにちは。
「ためしてガッテン」ですけど…。
どうぞよろしくお願いします。
こちら日本では珍しい「ン」から始まる名前をお持ちの…「ガッテン」のために一肌脱いで頂きま〜す。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
実はンガンガさん日本が大好きで日本語も猛勉強。
過去には旅行などで何度も日本を訪れた経験が。
でもその際日本人のある特徴が気になったというんです。
う〜んそうかな〜?ならばまずはケニアの皆さんの姿勢をじっくり観察してみましょうか。
んん?あれれ?ちょっとちょっとンガンガさんみんな超腰曲がってるじゃん!日本から持ってきた分度器で測ってみると…。
なんと測る人測る人みんな直角超え!さすがにこれ腰痛くなるでしょ?この不思議な現象は何なの?そこで!急きょ…あの人類発祥の地大地溝帯にある巨大アンテナからはるかかなたの日本へ電波よ届け!そこでその様子を撮影して先生に送信したところ…。
なんと意外な回答!・
(松平)あのですね…。
…とここで赤道付近に起きやすいエルニーニョ現象の影響!?雨による電波トラブルが…。
そこで!「ガッテン大調査」よ〜いスタート!
(女性一同)ガッテン!ケニアの主婦の皆さんのご協力のもと…確かめさせてもらいます。
これは「筋弾性計」という測定器。
先端部を腰に当てるだけで…ちなみにスタッフは…座ったままこれくらいの前かがみでチャレンジします。
すみませ〜ん。
主婦の皆さんは何て事ないご様子ですが…。
終了〜!再び測定してみると…。
なんと皆さんほとんど変化ないどころか筋肉が軟らかくなっちゃった人も!一方スタッフは…。
14も上昇。
すっかり筋肉がカッチカチ。
ひょっとして…え〜?
(小島)なんで〜?あの格好できないでしょ?あそこでピキッとこう折れて…。
できないですよね。
できないですよ。
柴田さんなんか変な動物みたいになってます。
(笑い声)いやあの角度はならないよ。
ならないですよね。
もともとが。
これはマサイの方なのかと思ってたらマサイの方だけじゃなくて…。
ケニア・ナイロビの方もそうで…国民全部が腰痛知らず。
(小島)すご〜い!なんでしょうね?背中をこう丸くしないって事ですかね。
ちょっとこちらをご覧頂きましょう。
ケニアから帰国後日本人研究者たちと「ガッテン」は更に調査を続けました。
日本にお住まいのケニア人女性にご協力頂いて…
(一同)えっ!?
(柴田)どうして?そこで今日は専門家のところにケニアの取材にあたった光原ディレクターがお邪魔しています。
(光原)志の輔さ〜ん!あっはいはい。
光原ディレクター。
(一同)えっ!
(光原)お疲れさまです。
どうもどうも。
結局…
(浜谷)あっ先生。
(光原)こちらですね…よろしくお願いいたします。
(一同)お願いします。
ケニアの人たちの曲がり具合見ましたですが…まず教えて頂けますか?僕も最初驚いたんですけども…
(小島)あ〜!骨盤。
(松平)この骨盤というのは…
(松平)これがケニアの方は実は少し前気味になってるので…
(一同)はあ〜!
(松平)ここのつなぎ目ぎっくり腰とかヘルニアが起こりやすい部分への負担が随分減るって事が分かってるんですね。
(松平)我々はどちらかというと…分かります。
ここですね。
ここが駄目なんですね。
でも先生…
(松平)はい大丈夫です。
(松平)では光原ディレクターが実演してくれます。
彼が今普通の…これ骨盤の模型なんですけどもこうじゃなくてこれをクイッと…
(小島)え〜!
(浜谷)反る感じなんだ。
(小島)ケニアの方もそうでしたね。
(浜谷)ちょっとプリッとね。
(山瀬)お尻プリッとしてた。
これをクイッと傾けて…。
(柴田)先生結構クイッとしてますね。
(山瀬)変なコンビみたいになっちゃってるよ。
(浜谷)東大の先生とは思えない。
(神田)つかみのギャグみたいな。
でも先生変な形と思いますけど…
(松平)そうです。
(小島)なるほど。
骨盤を前に傾かせるポイントはこの2つ。
クイッとお尻を出す。
ピーンと胸を張る。
つまり…こ〜んな感じ。
腰の負担が減るのでほんとおすすめですよ。
(浜谷)あ〜なるほど〜。
(一同)へえ〜!お忙しい中を中継つないで本当にありがとうございました。
感想としては…
(笑い声)
(浜谷)そうですね。
本当にいろいろ教えて頂きましてありがとうございました。
本当にどうもありがとうございました。
そんなわけで骨盤というものが非常に腰痛に対して大事なんだというところまではガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はいありがとうございました。
それでは皆さんの願い2つ目。
訪ねたのは…いました。
ヒロインあさを演じる波瑠さん。
毎朝日本中に元気を届けてくれている波瑠さんですが実は大きなお悩みが!すいませんよろしくお願いします。
何ていうんですかね…あの元気な笑顔の裏にそんなつら〜い冷えとの闘いがあったんですね。
そこで波瑠さんの…え〜!これには波瑠さん自身もびっくりぽん。
番組スタッフと比べてみると真っ青。
手足がいつも冷たいんだそうです。
お風呂を出たら…え〜!8枚!足が冷たい時しょうがないから…
(笑い声)分かる分かる!お尻の下にこうやって寝ます。
そうですよね!そう。
波瑠さんにもそう教えてあげようと思って…実は今回頑固な冷えを治すべく最強の助っ人を迎えました。
それは…その数なんと…実は科学者のほとんどは専門分野ごとに存在する学会に所属しています。
なんと今回それぞれの学会が持つ一斉メールシステムをお借りして…「冷え性を改善したい」という願いを一斉に送信。
さまざまな分野の専門家から冷え解消のあらゆるノウハウを寄せて頂きました。
ご協力頂いたのは29の学会。
ありがとうございま〜す!
(一同)え〜!これはすごい!
(小島)しかも…すごいと思いませんか?
(山瀬)やりましたね。
何回もやって…
(笑い声)すごい。
最初からこれじゃないですか。
これやりゃあいいんですよ。
でもやはり25万人に投げかけると返ってくる答えもすごかったです。
(柴田)すごい。
ありがとうございます。
さあすごいです。
これで皆さんで手分けして読んで頂ければ…。
(一同)えっ!?
(神田)今から我々が!?すごい数でしょ?すごい。
いろんな答えが寄せられてます。
(浜谷)整形外科の先生。
(小島)わあ産婦人科。
日本中の学会から集まった冷え解消法を携え再び波瑠さんを訪ねると…。
どうぞ。
やれる対策は全てやってきたという波瑠さんが目からうろこの技の数々に大興奮。
果たして…まずはこちら。
意外にもトップバッターは…麻酔科医の磯野さんによると患者さんを冷えから守るスゴイ液体があるんだとか。
そこで実際の手術の様子を見せて頂きましょう。
全身麻酔した患者さんの体温が下がらないよう麻酔科医たちはさまざまな手を尽くします。
それでも手術開始から4時間後患者さんの体温が下がってきました。
そこで最終兵器…すると…。
実は食べ物にも含まれるものなんですが一体な〜んだ?先生ヒントをお願いしま〜す!なんだ?でも血管に投与してましたよね。
でも口からも入れられるものって事ですよね。
点滴だけじゃなくて。
はい。
しょうがね。
(柴田)それだったら絶対…
(笑い声)
(神田)温まるけど!よくだって体の内側から温まるねとかって言うじゃないですか。
手術が終わった頃に酔っ払っちゃう。
(笑い声)はい正解はこれが…。
(一同)アミノ酸!?
(山瀬)グルタミン酸とかそういうやつですか?はい。
アミノ酸はたんぱく質が消化されて吸収される形になったものでほぼ同じものですたんぱく質と。
(柴田高橋)へえ〜!実はですね…
(一同)え〜!
(柴田)そうなんですか!おみそ汁の中に入ってるの?それが。
おみそ汁のおみそは大豆なのでたんぱく質。
そこに卵でも入れれば更にたんぱく質。
実際冷え性に悩んでいる女性にたんぱく質たっぷりの食事をとってもらった実験がこちらです。
1時間後足先の冷えが…。
(一同)はあ〜!
(柴田)指の先までちゃんと温かそうですね。
(柴田)へえ〜!さてまだまだこの中には山のようにいろんなものが詰まっておりまして。
次もすごかったです。
続いてアンケートに答えてくれたのは…心臓病学会のトップも務めた…そんな鄭先生がいちおしする冷え対策とは…。
えっ?あの〜お風呂に入って温まれってそんなの当たり前じゃんと思ったら…何が変わるかといいますと…血管機能?実は心臓病の患者さんは血液の循環が悪くて頑固な冷え性になりがち。
その解消の切り札となるのがサウナなどで10分以上体を温める治療法なんです。
実は体を芯まで温めると全身から血管を広げる物質が放出。
なんと手足の血管まわりに新しい血管が生まれる効果が期待できちゃうんです。
(柴田)生まれるんですか!?こちらがその実際の写真。
たったの10週間で血管が激増。
あたたかい血液が隅々まで通うようになっちゃったんです。
はあ〜!
(浜谷)そうだ。
今シャワーだけだ。
「疲れとれない」とか言うけどさ。
外国人はシャワーですから絶対に増えませんね。
(笑い声)
(神田)ちなみに…長湯好きの人いるもんね。
(山瀬)そんな入ってるの?
(浜谷)OLさんみたいだな。
(笑い声)
(浜谷)いやいや!柴田さんが「男のくせにてめぇ…」っておかしいです。
私たちはほんとに一番いい文化をず〜っと昔から…。
(浜谷)そうですね。
(柴田)はあ〜すごいね。
ではここで学会から寄せられたちょっとユニークなアイデアをご紹介。
例えば…
(一同)あっ!
(山瀬)かわいい〜!
(浜谷)ウシさんも!そう。
子牛は体が冷えやすいため首を保温して風邪や肺炎を防ぐというのが最近のトレンドなんですって。
人でも…実は首は手足の血管を開くスイッチの役割。
首を温めると手足がポカポカになる事が分かっているんです。
続いては…気圧を変えられる部屋で冷え性の皆さんと実験してみました。
気圧を標高1000mのレベルに下げてからすぐに元に戻します。
すると部屋の温度は全然変わってないのに…。
かいてるでしょ?ね。
早送りで見てみると…。
(小島)緑が増えてきてる。
(神田)赤くなってってる。
(柴田)ほんとだ〜!体の表面温度が3度以上も上昇しちゃったんです。
(小島)え〜!?すごい!なんでだ?実は…
(柴田)血の巡りも良くなる。
そういう事です。
だからマンションの2階に住んでる方はとりあえず何でもいいから15階まで一回押して…。
(笑い声)
(浜谷)そんなに気圧変わらないでしょ。
ほんとに数々の事をここで教えて頂いたんですけれども実は一番各学会の中で共通してここに注目すべしというのがもう分かったんです。
(小島)えっ!何だろう?
(浜谷)それを知りたいですよね。
その情報をお寄せ下さったのは14の学会から100人近い専門家の方々。
この学会員の方々が「注目するならここだよ冷え性は」と言われたこの「?」に当てはまる所を皆さんに当ててもらったら。
(小島)あっ!はい。
どうぞ。
手軽な…ヒントですか。
え〜っと…。
どこを使うのかがね。
ヒント。
手を使う?スタッフが…。
ごめんなさい。
そんな事はまだ…
(笑い声)
(浜谷)見くびらないで下さいよ。
じゃあ…あれもう出ちゃった。
(高橋)それは分かりません。
だってどうやってゆるめていいか分かんないもん。
ではまずは交感神経の実物をお見せしましょうか。
これは手足の血管。
交感神経はこれです。
この黄色い所。
これが指の血管だと思って下さい。
交感神経は血管のまわりにこうして張り巡らされていて寒い所にいる時は交感神経はキューッとこう血管をしめます。
(柴田)で血管が細くなる。
はい。
そうするとここを流れる血液が少なくなるので体の表面から熱が逃げていくのを防ぐ事ができる。
多くの学会の皆さんが最重要ポイントと指摘する…そこで波瑠さんの交感神経の働きを調べるためある検査を受けてもらいました。
(波瑠)冷たい!そして1分後見てみますと…スタッフも波瑠さんも手は真っ青。
ですが5分後。
スタッフの手の方は随分回復しましたけど波瑠さんは真っ青のまま。
(柴田)真っ黒に…。
いつまでたっても戻らないんだ。
(笑い声)これではっきりしました。
波瑠さんは交感神経がギューッと血管をしめつけているので他でどんなに熱を作っても指先に運ばれていかないので手や足の先が冷たいままなんです。
ず〜っと四六時中キューッとなってるんだからそれをゆるめてやらない事には何やったって駄目だよという事をあれだけ多くの学会の方々がおっしゃってる。
そうそれだよね。
結局この冷え性の結論はそこですよね。
ゆるめ方に尽きるわけですけど。
(一同)え〜!
(山瀬)極度の緊張した時とか手すっごい冷たくなったまんまだったり…暑い所でも。
だからそれはすごい納得しますね。
そうです。
(山瀬)え〜難しいな。
では交感神経を確実にどうやってゆるめるのかを見せて頂きましょう。
すごいです。
実は今回この場所と中継がつながっています。
(小島)どこですか?
(柴田)え〜?
(山瀬)すご〜い!
(浜谷)え〜初めて!お相手下さるのは日本神経学会で南極越冬隊の及川さん。
なんと南極からあのメールに返信を下さったお一人なんです。
(小島)すご〜い!わあ〜!どうも及川さんこんにちは。
こんにちは。
今日はよろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。
ふだんはどういう事をされてるんですか?
(柴田)へえ〜!
(高橋)すごいな。
今日はですねもともと冷え性で困っている隊員2人に来てもらっています。
ご家族でもそれからお知り合いの方にでもおっしゃりたい事はございませんか?元気で仕事してます。
(拍手)もう少しで日本に帰ります。
(拍手)冷え性を抱えながらの南極勤務大変でございますか?大変ですね。
やっぱり…戸田さんも冷え性つろうございましょう?
(柴田)どうしてどうして?
(高橋)え?さあいよいよ及川さん教えて頂けますか?今その「目で見て訓練」。
(山瀬)えっ何?
(神田)何だろ何だろ?
(及川)交感神経をゆるめるのにはリラックスすればいいと言われています。
ただひと言にリラックスと言っても簡単にできるものではないんですね。
そこで…
(及川)リラックスするためにゆっくり呼吸してもらうんですが…
(柴田)へえ〜!目で見たり耳で聞いたりしないと緊張状態って分からない。
それを緊張があるんだという事を認識させてちょっとゆるめる。
それを繰り返し練習していくうちに気が付いたら肩の力が抜ける。
皆さんがやっているのはゆっくりと呼吸しながら特殊な機械で自分のリラックス状態を確認するという方法。
自分がリラックスしている事を知る事で更にリラックスできてだんだんと交感神経の緊張が解けていくんですって。
(及川)今日は…ちょっとだけみんなもいいですか?是非是非。
(小島)ご苦労さまです。
どうぞお元気で活躍して下さい。
(拍手)ああありがとうございます。
(拍手)
(志の輔小野)ありがとうございました。
(拍手)いやいやいやいや…。
私生まれて初めて南極と中継して極度の緊張の…。
(笑い声)今冷えを…。
(笑い声)
(浜谷)交感神経が今ギュッと。
(高橋)ギュッとしまってますよ今。
つまりポイントは…実は今回あの機械を使わずに交感神経のリラックス度合いを分かる方法を及川さんに教えて頂きました。
(山瀬)あるの!?あるんです。
(柴田)え〜!ではいよいよ波瑠さん冷え性を治すとっておきの秘策はこれだ〜!そう。
その方法とは…この太ももがいわばあの南極の機械の代わりをしてくれるんです。
波瑠さん冷え解消の秘策どうだった?するとカメラの目の前で見せてくれました。
太ももに手を乗せて10分間呼吸を整えます。
指先にご注目。
みるみる温まっていきます。
どうして?え〜!?
(ガッテンスタッフ)すごい。
なんと手のひらだけでなく腕全体までこのとおり。
(柴田)どうしてどうして?
(浜谷)これはすごい。
これだ!
(ガッテンスタッフ)ほんとですね。
(柴田)どうしてどうして?
(小島)すご〜い!
(笑い声)そんな怒り方ないじゃない。
だってさ自分でなんとかなるんですよ?いろんな事しなくても。
どうぞ実際やってみて下さい。
冷えた手のひらを太ももの上に置きます。
そうすると太ももというのはもともと温度が高いので手がちょっと温まった感じがしますよね。
温かくなります。
これが「自分の手は温かいんだ」という安心感につながってそれがリラックスを生むんです。
(一同)へえ〜!そうすると交感神経のしめつけの呪縛が解かれるように血行がフーッと良くなっていくんです。
呼吸を整えながら目を閉じて頂くとより感じやすくなります。
もうちょっと詳しくご説明。
太ももに手を置くと手の僅かなぬくもりを太ももが感じ取ります。
するとその安心感から交感神経の緊張が解けて手がほんとに温かくなっていくというわけなんです。
自分の体だからいいんだ。
そうなんです。
どんどん温かくなってきますね。
(山瀬)すごい即効性。
この交感神経のしめつけが解ける時のうれしい事は…じゃあ足もここも温かくなってくるんですか?そうなんです。
ほら。
そうすると全身の循環も良くなるので更にそのあとポカポカしてきます。
(柴田)なんだ自分すごいじゃないですか。
(浜谷)自分の力ですもんね。
自分の温かさだもんね。
しかも何にも道具も場所も時間も選ばないのがいいですね。
落語をやる時にはですねあんまり着物のところにこうやると脂がつくのでこういうふうに今までしてましたけどなるべくこうやるようにします。
(笑い声)
(浜谷)これはちょっとやりたいな。
すごいですね。
たくさんの学会の方々にご協力を頂きまして本当にありがとうございました。
膝の上に置くというこの方法ひとつでもかなりの交感神経をゆるめる事ができるんだという事ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はいありがとうございました。
すごいなこれは。
というわけで波瑠さんの頑固な冷え性も良くなっちゃうというびっくりぽんなこの方法。
かなえたい願い3つ目は…。
皆さんの…人がいるところに願いあり。
「ガッテン」がお役に立ちた〜い!頑張るのは…この人。
「ためしてガッテン」!どうも!そう!芸能界一のお人よしウドちゃん。
ちょ〜っとおせっかいなこの企画にぴったり!やって来たのは東京の下町谷中。
早速聞き込み開始。
こんにちは。
どうも。
ここは?
(ウド)すみません。
突然ですがおかみさんの願い聞かせて!なんとベイゴマのおじさんが気になるので是非会ってみてほしいってそれが願い?という事でそのおじさんを探してみると…。
いた!ひげがすてきな…ところでなんでベイゴマおじさん?えっ?これ「右」とか「左」とか…
(ベイゴマおじさん)いいですか?
(ウド)はい。
うわ〜すご〜い!びっくりした。
すっげ〜!じゃあベイゴマおじさんの願い聞かせて!え〜せっかくおせっかいしたかったのに。
するとこちらの女性。
わざわざ声をかけてくれました。
お願いしますウドさん。
なるほど〜。
でも試験はやっぱり自分で頑張ってもらうしかないかな〜。
人のお役に立つのって意外と難しいですね。
おやおや?目が合ってしまいました。
今なんかこうやってこうやってこうやって…。
(笑い声)皆さん踊ってお尻を振っていましたけど…一体どんな願いが飛び出すのか?「美味しいチャーハンの作り方」。
え〜!やった〜!この願いなら簡単!おいしいチャーハンの作り方は過去に「ガッテン」でやりました。
熱々のフライパンに卵を入れて…めっちゃパラパラのチャーハンに!是非やってみて。
こうしていろんな願いをお聞きする中ウドちゃんがと〜ってもびっくりした願いがありました。
あのもしよかったらですね「ためしてガッテン」って番組で…。
北海道から旅行で来ていたところ偶然出会った女性。
どんな願いだったんでしょうか?さあ突然ですが…。
(一同)えっ?まさかの…。
(山瀬)急に。
(小島)いや存じ上げませんよ。
分かんない。
(笑い声)お金がないんだと。
ここにございますネコちゃんでございます。
(山瀬)何?
(柴田)自分の事好きじゃないかもしれない。
(小島)うん。
懐いてない。
だからやっぱり…
(浜谷)ネコ自由奔放ですからね。
出て行っちゃ駄目だって言うのに行きたがるんですよね。
(笑い声)
(小島)大物ですねワンちゃん。
(笑い声)
(小島)すご〜い。
布を?何だろう?なんか深刻なお悩みの予感。
ならばとにもかくにも行ってみるしかない。
という事で…
(チャイム)こんにちは。
どうもご無沙汰してます。
お邪魔しま〜す。
広いリビングですね。
あっ…あっ!こちらが布を食べてしまうという…高津家にやって来たのは去年高津さんのご主人が捨てられていたコムギくんを連れて帰ってきたんです。
その時のコムギくんは母ネコの世話が必要な生後1か月。
高津さんが親代わりになって大切に育ててきたんです。
でも半年が過ぎた頃コムギくんに異変が起き始めたんです。
縫いぐるみなんですけど…。
うわっ!
(直美)食べちゃいましたね。
(ウド)こんなに!?ワイシャツにクッション毛布にバスマットそしてソファーまで。
(ウド)そうですよね。
高津さんは部屋から布を減らそうと頑張ってきましたがそれも限界。
今コムギくんはケージの中で暮らしています。
う〜んこれはなんとかしてあげたいですね。
解決の糸口を探すため特別にお願いしてコムギくんが布を食べているところを撮影。
一体どんな様子なんでしょうか?
(ウド)周りを…気にしながら。
(直美)ほらほらほら周りを。
(あまね)ここで寝るのがネコなんですけども。
(ウド)うわ〜かんだ!かじった!おっ引っ張った!
(あまね)これは…。
(ウド)なるほど。
これをカッカァーッとこう…。
引き上げてましたよね。
顔振って。
だからちぎれないから引き上げるわけですよね顔振って。
う〜ん。
どうやったらコムギくんを助ける事ができるのか?ウドちゃんはある先生にたどりつきました。
早速撮影したコムギくんの様子を見てもらう事に。
(藤井)そうですね。
え〜たったの…実はネコは悪い事をしてから3秒以上たって叱られても自分が叱られた理由を理解できません。
しかももし2秒以内に叱ったとしてもネコは人間に従う忠誠心がほとんどないため飼い主に敵対心を抱く危険性が高いのです。
叱ってしつけるのは無理なんですね。
(小島)どうするんだろう…。
これはでもネコだけじゃないそうです。
(浜谷)あまりそういう経験がなかったんですけど…。
(笑い声)ハムスターとかそういう…。
すみません。
布を全部うちの中から出すわけにもいかないし。
(浜谷)布は絶対ありますからね。
(柴田)ああいう目でしたよね。
だから何かと勘違いしてるのかな?本能的に。
(浜谷)あららうわっ野性的だな。
うわっすごいね。
(柴田)でもねほんとにああやってとるのよ。
それで…
(笑い声)うちに見せに来るのよ。
これ専門家の方はどう…。
実はネコちゃんっていうのは本当にニャーニャーニャーニャー…そう!ネコにとって狩りをしたい欲求はどうしても忘れる事のできない本能。
ですが最近は獲物がとれる場所も機会もどんどん減っているためストレスを抱えてさまざまな問題行動を起こしてしまうネコが増えているんです。
コムギくんもそうしたネコたちの中の一匹だったんですね。
だから多分…藤井先生はおっしゃるんです。
イヌのしゃぶりつく骨じゃないですけど…。
(柴田)何かないんですかね?ニャー!ニャァーッ!う〜んそうか…。
コムギくんの野生の本能を満たすためにウドちゃんはあるプレゼントを考えました。
鳥の人形が入ったカプセル。
攻撃するとおきあがりこぼしのように立ち上がり餌が出てきます。
(神田)あっすごい!これは面白い。
こちらはラップの芯で作ったピラミッドとモニュメント。
奥の方まで餌がた〜くさん!でもほんとにこんなおもちゃで本能を満たせるの?…と皆さんお思いかもしれませんが実はヒントをくれたのは藤井先生なんです。
これは何だニャー!?う〜ん!僕が大好きな食べ物が入ってる…あっ!何これ動く!あっ動く!あっ出た!あっ!あっ!あっ!おいしい!おいしいニャー!すばらしいです。
先生ほんとですか?これでよかったんでしょうか。
出来上がったおもちゃはスタッフが高津さんにお届け。
コムギくん喜んでくれるんでしょうか。
(ウド)コムギちゃんどういう様子でしょうか。
楽しみですね。
(チャイム)
(直美)こんばんはいらっしゃい。
(笑い声)
(ウド)あっコムギちゃん!
(ウド)お元気ですか?
(直美)今日も警戒。
(ウド)夢中?うれしい言葉頂きました。
なんと!その様子見てみた〜い。
高津さんが撮影してくれていました。
(ウド)あっネコの手出ました!
(ウド)おお〜左右と!
(柴田)ネコパンチネコパンチ。
(ウド)すごいあっ興味津々…お〜こぼれた!食べた。
コムギくんちょっと戸惑いつつもなんだか楽しそう。
という事は布を食べちゃうのも改善されたんでしょうか?「僕疲れました」みたいな。
わ〜!これすごい!大切なのはコムギくんの心を満たしてあげる事。
高津さんコムギくん一歩ずつ進んでいけるといいですね。
いや〜ウドちゃん発案の…。
(拍手)すご〜い!おきあがりこぼし餌器喜んでくれましたね。
あと手を突っ込んでパイプのこれ…。
高津さんはあんなに喜んで下さいましたが完全に布を食べなくなる日はまだしばらく先の事なんですが……とおっしゃっていました。
(一同)ふ〜ん。
はい!スペシャルいかがでございましたか?やっぱ交感神経ね。
あのゆるめる事。
出番前とか緊張する時ちょっと太ももにこう手を置いておじぎの時は骨盤から下げて。
漫才の挨拶も腰から。
「どうもありがとうございました」って骨盤からきれいに。
やっぱり腰が痛かったりとかすると顔洗う時とかどれが一番正解なんだろうっていつも思ってたんで今日正解を知れたのがほんとにうれしいです。
今日感じましたのは座って司会をやると腰にいいなっていう事が…。
(笑い声)せめてエンディングぐらいは立たせて頂きます。
さあ今年最後の放送になりますかね。
そうなんです。
今年も一年ありがとうございました。
皆様よいお年をお迎え下さいませ。
それでは来年も「ためして…」。
(一同)「ガッテン」!ありがとうございました。
(拍手)
では手足がポッカポカになるリラックス法をご紹介します
そしてポイント!
この時次の言葉を心の中でくり返し唱えると効果大ですよ
これを5分1日3回を目標に続けるとポッカポカ!手足の冷えの改善に是非やってみて下さい
更にネコを飼っている方必見!本能を満たすおもちゃの作り方をご紹介。
用意するのはペットボトル。
十円玉ぐらいの穴を開けてネコがケガをしないよう縁をテープなどで保護します。
おもちゃに慣れてきたら徐々に穴を小さくしていくとネコちゃんもますます夢中に!ただし問題行動の解決には長い時間がかかるので動物病院に相談して頂く事をおすすめします
2016/01/12(火) 00:10〜01:26
NHK総合1・神戸
ためしてガッテン「みなさんの願い かなえたいSP」[解][字][再]

みなさまのお悩みや疑問を解決する73分間スペシャル!「腰痛」「冷え性」「ペットのホントの気持ち」など、20万人以上の専門家の知恵を結集!ワクワク満載の決定版!

詳細情報
番組内容
実は、朝ドラ「あさが来た」のヒロイン、波瑠さんの切なるお悩みが「冷え性」。頭脳集団「学会」の全面協力のもと浮かび上がったのは、「体の芯を暖める秘密食材」「南極越冬隊式・呼吸法」など、冷え性を解決する切り札の数々。腰痛解決のため向かったのは、アフリカ・マサイ族の村。独特の腰の使い方が、腰痛解消のカギを握っていることが明らかに。さらにはペットのストレスを解消する秘密グッズなど、驚きの新常識を一挙出し
出演者
【ゲスト】高橋英樹,柴田理恵,山瀬まみ,小島瑠璃子,ハマカーン,波瑠,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】生野文治

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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