韓国でもよく知られる木村拓哉(43)や草なぎ剛(41)らが所属する日本の男性5人組グループ「SMAP(スマップ)」がデビュー25年にして解散の危機を迎えている。
これは、SMAPの所属事務所であり、日本最大手の芸能事務所「ジャニーズ事務所」関係者が13日、「木村拓哉を除くメンバーが事務所を離れて独立することを検討中」と明らかにしたもの。日刊スポーツなど日本のメディアは「メンバー4人が離脱すれば、事実上、SMAPは解散に向かうだろう」と報じた。メンバーらは所属事務所内の派閥問題に絡んで所属事務所を離れる決心を固めたという。日本ではSMAP解散に関する報道が数百件に達し、韓国でもリアルタイム検索ワードランキングに入るなど、話題になった。
1991年にデビューしたSMAPは、これまでCDを2000万枚以上売り上げているほか、メンバー全員が映画やドラマで主演級を演じるなど、日本のトップグループだ。特に木村拓哉は20年以上も日本のトップ俳優として活動している。韓国でも「キムタク」と呼ばれ、ファンクラブもある。また、草なぎ剛は韓国で「チョナン・カン」という名前で歌手活動を展開、韓国映画にも出演した。SMAPメンバーが出演し20年続いている冠番組「SMAP×SMAP」は日本の人気番組の一つで、イ・ヨンエ、チャン・ドンゴン、クォン・サンウ、チェ・ジウなど韓流スターだけでなく、マイケル・ジャクソン、マドンナ、デビッド・ベッカムなど世界的スターたちも出演した。
SMAPは歌やダンスはもちろん、俳優業・バラエティーもこなす活動スタイルを日本で初めて定着させたグループで、韓国のアイドルグループ活動のモデルにもなっている。