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ISに最大規模の攻撃 テロ事件受けてトルコ1月15日 5時04分
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トルコ最大の都市イスタンブールで起きた自爆テロ事件を受けて、トルコ政府は14日、過激派組織IS=イスラミックステートに対してこれまでで最大規模の攻撃を行い、空爆の再開も視野に攻撃を強化する方針を示しました。
イスタンブールの旧市街にある観光地で12日に起きた自爆テロ事件では、ドイツ人10人が死亡し、治安当局は自爆して死亡した男は過激派組織ISのメンバーでシリア人のナビル・ファドリ容疑者だったとみて捜査を進めています。また、治安当局はこれまでに事件に関わったとして7人を拘束していますが、地元メディアはこのうち4人は実行犯のファドリ容疑者と一緒にイスタンブールで難民の登録を行っていたと伝えています。
テロ事件を受けてトルコのダウトオール首相は14日、事件のあと、トルコ側からシリアとイラクにあるISの拠点に向けてこれまでで最大規模の攻撃にあたる48時間で500回の砲撃を行い、ISの戦闘員およそ200人を殺害したと発表しました。ダウトオール首相は「今後も攻撃を続け、必要であれば空爆も辞さない」と述べ、空爆の再開も視野に攻撃を強化する方針を示しました。
トルコ軍は去年7月からシリアで空爆を行っていましたが、11月にシリアとの国境でトルコ軍がロシア軍の爆撃機を撃墜して緊張が高まって以降、シリアでの飛行を行っていません。
テロ事件を受けてトルコのダウトオール首相は14日、事件のあと、トルコ側からシリアとイラクにあるISの拠点に向けてこれまでで最大規模の攻撃にあたる48時間で500回の砲撃を行い、ISの戦闘員およそ200人を殺害したと発表しました。ダウトオール首相は「今後も攻撃を続け、必要であれば空爆も辞さない」と述べ、空爆の再開も視野に攻撃を強化する方針を示しました。
トルコ軍は去年7月からシリアで空爆を行っていましたが、11月にシリアとの国境でトルコ軍がロシア軍の爆撃機を撃墜して緊張が高まって以降、シリアでの飛行を行っていません。