こんにちは。
きょうのラインナップです。
自爆テロと断言しました。
トルコの最大都市イスタンブールの観光の中心地で、１２日に起きた爆発で、トルコの首相は、過激派組織イスラム国による自爆テロだと断言しました。
こちらが４００年前に建てられたという、ブルーモスク。
観光客が必ず訪れる場所です。
そのすぐ横にあります、古代競馬場跡広場の真ん中で、爆発は起きたということです。
１２日にイスタンブールで起きた爆発で、地元当局によりますと、これまでに１０人が死亡、１５人が負傷しました。
ドイツ政府は、死者にドイツ人が少なくとも８人含まれていると明らかにしました。
ダウトオール首相は、自爆テロ事件と断定したうえで、実行犯は外国籍で、イスラム国のメンバーだと述べました。
また副首相も、実行犯は１９８８年生まれのシリア人で、最近シリアからトルコに入国した人物だと明らかにしました。
一方、これまでにイスラム国が犯行声明を出したという情報は入っていません。
トルコでは去年１０月に、首都アンカラで自爆テロが起き、１００人以上が死亡するなど、イスラム国によると見られるテロ事件が相次いでいるほか、クルド人の反政府武装勢力も、テロ行為を繰り返しています。
埼玉県狭山市で、３歳の娘を、やけどを負った状態で放置したとして、母親と内縁の夫が逮捕された事件です。
２人がＬＩＮＥで、虐待をうかがわせる内容のやり取りをしていたことが分かりました。
保護責任者遺棄の疑いで逮捕された、藤本彩香容疑者と、内縁の夫の大河原優樹容疑者は、藤本容疑者の３歳の娘、羽月ちゃんが、顔にやけどを負ったにもかかわらず放置した疑いが持たれています。
先週、自宅で見つかった羽月ちゃんの遺体には、やけど以外にも、全身に暴行を受けたような痕があったということです。
２人は虐待行為について、去年秋ごろからエスカレートしたなどと供述しているということですが、その後の警察への取材で、２人がＬＩＮＥで、こういうことをしようなどと、虐待行為を相談するようなやり取りをしていたことが分かりました。
警察は、２人が日常的に羽月ちゃんを虐待していたと見て、詳しく調べています。
衆議院予算委員会は、消費税の軽減税率を巡る論戦が続いています。
安倍総理大臣は、軽減税率で失われる税収を補う財源について、税収が想定よりも増えた上振れ分は、安定的な恒久財源とはいえないという、政府見解を明らかにしました。
中継です、黒島さん。
民主党の長妻代表代行は、政府見解は、軽減税率の財源に税収の上振れ分も検討する考えを示したきのうの総理答弁とは異なるとして、財源を明らかにするよう迫りました。
一体どこから安定的財源、上振れでない形で出すのか、メドぐらい、おっしゃれませんか？
経済が、私たちの経済政策によって、どこまで実は底上げされているか。
経済財政諮問会議において、専門的な見地から議論をするのは、これは当たり前のことじゃありませんか。
安倍総理はこのように述べ、税収が想定より増えた分については、安定財源とはいえない上振れではなく、経済が底上げされた可能性もあるとして、軽減税率の財源として検討する考えを改めて示しました。
これに対して長妻代表代行は、夏の参議院選挙の前までには、財源を明確にするよう求めました。
衆議院の予算委員会は、午後には今年度補正予算案の採決を行う予定です。
以上、中継で下。
アメリカのオバマ大統領は、任期中最後の一般教書演説を行っています。
銃規制やテロ対策、そして、ことし行われる大統領選挙を踏まえ、国民の一致団結を訴えています。
ワシントンから中継です。
近野さん。
一般教書演説は通常、内政や外交の課題について、その方針を示すものですが、今回、オバマ大統領は、みずからの理想を国民に語りかけ、アメリカのあるべき姿、将来像を示すという異例の形となりました。
オバマ大統領は、みずからが７年前の就任時に掲げながら、なお実現していないアメリカの団結を改めて呼びかけています。
共和党のトランプ氏によるイスラム教徒の入国禁止の提案に一定の支持が集まり、多様性が否定され、社会の分断も懸念されることなどへの強い危惧の表れです。
また演説では、銃規制の問題も取り上げます。
会場には、銃犯罪の犠牲者の席と位置づけた空席が設けられ、この象徴的な空席を前に、子どもたちを守ると訴えることにしています。
オバマ大統領の演説は、現在も続いています。
オバマ大統領は、理想の将来は、理性をわきまえ、健全な議論ができるときのみ実現すると訴えます。
社会不安があおられる中、理性が国民にどこまで響くのか。
アメリカの将来にとっては極めて重い一年となります。
一方、韓国のパク・クネ大統領も、先ほどから国民に向けた新年の談話を述べています。
この中でパク大統領は、北朝鮮への制裁の必要性を訴え、中国の役割が重要だと述べました。
北朝鮮が水爆実験を行ったと主張したことを巡り、国連安全保障理事会では、北朝鮮への新たな制裁を盛り込んだ決議を検討していますが、北朝鮮と関係が深い中国の動きが、焦点となっています。
談話の中でパク大統領は、密接なコミュニケーションを取ってきた中国政府が、朝鮮半島の緊張をさらに悪化させるようなことはしないと思う。
困難なときに手を取ってくれるのが最高のパートナーと述べ、安保理決議の採択に向け、足並みをそろえるよう、中国に協力を呼びかけました。
一方で、いわゆる従軍慰安婦問題の解決に向けた、日本と韓国の合意については、韓国の反対世論を念頭に、１００％満足できる結果ではなかったが、困難な問題で合意できたことを認めていただきたいと、理解を求めました。
また日本大使館前の慰安婦像の移転については、政府がどうこうしろと言える問題ではないと述べました。
中国の税関当局はきょう、去年１年間の貿易総額を発表し、６年ぶりに輸出入がともにマイナスに転じたことを明らかにしました。
中国税関当局によりますと、２０１５年の貿易総額は、２４兆５９００億人民元、日本円でおよそ４４２兆６２００億円で、前の年に比べ、７％減少しました。
輸出入ともにマイナス成長に転じていて、これはリーマンショックの影響を受けた２００９年以来、６年ぶりです。
日経平均株価、けさは大きく値を上げました。
日経平均株価、午前の終値は、きのうの終値に比べて４６３円３７銭高い、１万７６８２円３３銭でした。
きのう、中国人民銀行は、元安を解消するため、2016/01/13(水) 11:30〜11:45
読売テレビ１
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