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あれこれやそれこれ

雑記系ブログのさらなる高みを目指すブログ

ココナラ、noteは「買いたい人」を増やすメディア戦略が必要なんじゃない?

☆雑感☆ ☆雑感☆-老婆心

とりあえず発進したココナラですが・・

 さて、年末にもぞもぞと始めたココナラ。
有り難いことに本当にちゃんとお金を生み出すことができています。といってもまだお一人だけ。でも持ってる知識とか経験とかをすべてつぎ込んでお応えしたつもり。

honeysuckle.hatenablog.jp

フリマアプリ飯は今のところ無理。やったとしたら間違いなく餓死するレベル。

 

ページを見ていると大盛り上がりしているような

coconala.com

ワンコインから自分のスキルや経験を匿名で売ることが出来るサービスというフレコミでスタート、2016年1月14日現在でサービスの出品数は55000件超。ココナラのHPにあげられている数字を見ると

ユーザー数は約20万人、成立した取引実績は月間2.6万件以上にまで達しています。

採用情報 | 株式会社ココナラ | coconala Inc.

この20万人には「買いたい人」と「売りたい人」両方が含まれているんですよね。 20万人が登録していて取引実績は月間2万6000件。1人で何件も受注する人がいるとは思うけど、1人1件だとしても稼いでいる人は月に1割くらい?そして話は戻るけど現在の出品数は55000件。

20万人が登録していて55000件の出品があって、月に26000件が売買成立。

・・・出品されている金額は5000円から500円までいろいろだけど、ぱっと見た感じ5000円がバリバリというよりは単価、結構低そうなのだが。

仮に5000円だとしてもココナラに入るお金は手数料の30%。ということは1500円。それを毎月2万6000件取れたとしても1500×26000=3900万円。こんな売上で会社って回るんだろうか。社員人数30人くらいいるらしいんだけど・・・むむむ。

そしてちょっと見つけた求人サイトのココナラのページ。

jobs.forkwell.com

  • アジャイルを取り入れている 
  • Pull Requestでコードレビュー 
  • GitHubを使っている 
  • B2Cのサービスを運営 
  • 椅子が定価6万円以上

 上の英語のやつはようわからへんけどさー椅子が定価6万円以上って(笑)まぁ社内の環境がええよ、というPRなのかしらないですけどw

でも「ココナラ」といえば?

ココナラは、一人ひとりが「自分のストーリー」を生きることができる世の中を作ります。その第一歩として、誰もが自分の得意を活かして「商い」を経験できる場を作っていきます。

我々は、そんな「商い」を経験できる場を提供することで、あらゆることを「自分ごと」として考える視点を手に入れ、
自分の価値を発見し、皆がいきいきと「自分のストーリー」を生きていく世の中を作っていきます。

株式会社ココナラ | coconala Inc.

 誰もが自分の価値を売り出すことが出来る、そのPRについては大きく夢を語るんですよね。登録者何万人!取引実績は何万件!でも・・・買う人を増やす気配がない気がしてならない。買う人も登録してもらわなきゃいけないのに、それについてはあんまりPRしているように思えないんですよ。

「あなたのスキル、売れますよ」も大事だけど「こんなスキル、買いません?」という媒体への戦略というか。売買が成立しなくてはココナラも儲からないのに、なんでこんなに売り手ばっかり増やそうとするんだろうって。買い手増やさないと「売りたいけど買ってくれる人がいない」ばっかり増える気がするんだけど。

そう、魚市場に魚屋さんがどんどん増えるけど客が来ない、みたいな感じ。でもそういうの、ちょっと前にもあったぞー。そう、noteだ。

僕はnoteもやったけどやめちゃった

note.mu

noteは、だれでも作品を投稿して、クリエイターになることができるサイトです。文章、画像、音声、動画など、さまざまな形式の作品を、かんたんに投稿できて多くの人に見てもらうことができます。作品を販売してもよし、ブログのように使うのもよし、自分だけのメディアをつくるのもよし。使いかたは自由自在です。

note ――つくる、つながる、とどける。

 煽り芸で有名な某ブロガーさんが最近やたらnote推しで食傷ぎみではありますが。このnoteは画像や音声、文章などに値段を付けて売ることが出来るんです。たとえば小説。最初の何行かは無料でだれでも見ることが出来る。でもここから先が見たかったら300円、とかね。写真や動画なども無料で発表できるのもあれば有料にできるものもあるということ。

ブログっぽく使ったり他のクリエイターさんをフォローしたりフォローされたりしながら売買が成立したりする。僕も一時期文章に値段をつけたりしてました。少々のお金もゲットしましたけど・・・結局辞めました。それはnoteの世界が狭かったから。

note.mu

この記事の中にこんな文章があるんです。

note というプラットフォーム……いやコミュニティの中には「場所」、「方向」、「量」が揃っています。「チャンスの神様には前髪しかない」と言います。その前髪を掴むかどうかは、この後あなたが note 上でどう行動を起こすかに掛かっています。頑張ってください。

 これがかなりnoteの本質だと思うんです。noteというコミュニティの中には場所、方向、量は揃ってる。noteの中で行動して頑張れと。でもそれはあくまでもnoteの中なんですよね。クリエイターの集まるnoteの中で結局内輪受けする世界が広がってる。

クリエイターにいくら広まってもクリエイターの中。ネットという大海に小舟で漕ぎ出すというわけではないことがやってみると分かるんですよね。で、やめて今ここでこんな風にブログを書いているのが私です。

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↑これ、僕のプロフィールね。ほらブログでは漕ぎだしちゃってるでしょ(笑)

ココナラもnoteも「買ってくれる普通の人」へPRしてほしい

いまどき、「イラスト 無料」とか「無料素材 アイコン」とかやったらいくらでも良質なものが見つかってしまう。イラストもそう、写真もそう、あ、この方もそうだ。この方を貼るとアクセスアップするって聞いたので僕も貼っとく(笑)

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うん、相席したい。

ゆかちぃさんもそうだけど、無料素材というのはオリジナルではない。実際このブログでも無料の写真素材を使わせてもらったりするんだけど、本当であれば自分だけのオリジナル写真、オリジナルアイコンなど「自分だけの」ものを使いたいという希望はあると思うんですよ。それが簡単に、わかりやすい決済で、安心して使えるものであれば。

ココナラとかnoteって知名度もしっかりついてきたし、決済方法もわかりやすいんだからもう少しそっちのPR方法を考えてほしいなと考えたりする。買いたい人を増やすようなメディア戦略というか。

そりゃ魚屋さんが魚を仕入れないと魚は売れないんだけど、魚がそこそこ品揃え出来てきたんだからお客さん呼び込まないと。魚、腐っちゃいますよ?