安全の確保がありますし、公営住宅だとか、それから一般の住宅に住まれている方の、まず安全を、町民の確認をまず、取りまして、と同時に、水道、下水道等が正常に働くように、またどっか壊れていれば、すぐ、手配して直すような、そういったインフラの部分でしっかり確保するということが、まずこれからの、作業になってくるかと思います。
最後に、町内の方に向けてですね、この放送を通じて、注意や呼びかけを行ってもらえますか?
家具だとか、食器棚が倒れてる方も、ひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。
自分で片づけができないという場合については、どなたかに助けを求めてください。
ご自分でできない場合には、無理をしないで、寒い時期ですので、家の中の一番安全な場所に、身を置いて、あったかくして、まず応援を待っていただきたいし、応援を求めていただきたいと、そう思っております。
決して無理して、けがなどしないように、そうしていただきたい、そう思います。
分かりました。
毛内さん、ありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
震度5弱を観測した、北海道浦河町の防災担当、毛内さんに伺いました。
どうぞ、ガラスが割れたり、物が落ちたりしている場合があります。
足元、慎重に行動なさってください。
そして、外は寒さが続いていますので、どうぞ暖かくしてこのあとの被害の確認などを行ってください。
それでは、同じく震度5弱を観測した、NHK函館放送局の庄司清彦記者とつながっています。
庄司さん。
庄司さんは今、どこにいますか?
今、函館放送局の建物の中にいます。
そちらでは、揺れはどういった感じでしたか?
そうですね、函館放送局は、函館ちとせ町という所にあるんですが、私の感覚ではブランコのようにゆっくり横に揺れるというよりは、足元がゆっくり回るような、そんな揺れが30秒から40秒以上続いたと思います。
棚から物が落ちるようなことはありませんでした。
函館市の函館市役所では、現在、防災を担当する市の総務課の職員が、市内で被害が出ていないか情報収集しています。
局内では、物が落ちるようなことはなかったということですね?
そうですね。
棚から物が落ちるようなことはありませんでした。
ただ、天井からプレートがぶら下がっているんですが、それがゆっくりと回るような形で揺れていました。
揺れの長さということでいいますと、どうですか?
手元の時計を見て、秒針を計ったときに、そのあと席に着いたんですが、そのときに30秒超えていましたので、30秒から40秒、もう少し続いたかもしれません。
今のところ、そちらには、被害の情報、取材などで得た被害の情報などはないということなんでしょうか?
今のところ、入ってきていません。
函館空港では空港情報官によりますと、地震が収まりしだい、滑走路の点検をしたということですが、異常が見つからなかったため、通常の運航に戻したという情報が入っています。
分かりました。
このあとも慎重に取材を続けてください。
北海道電力によりますと、北海道泊村にある泊原子力発電所は運転停止中で、今のところ、この地震による異常はないということです。
また周辺の放射線量を測定する、モニタリングポストの値にも、変化はないということです。
そして東北電力によりますと、震度5弱の揺れを観測した青森県東通村にある東通原子力発電所は現在、運転を停止していますが、この地震による異常はないということです。
また原発の周辺で放射線量を監視しているモニタリングポストの値に変化はないということです。
さらに、東北電力によりますと、先ほどの地震で、宮城県の女川町と、石巻市にある女川原子力発電所は、地震による被害や異常は確認されていないということです。
そして日本原燃によりますと、青森県にある使用済み核燃料の再処理工場は、この地震による異常はないということです。
そしてモニタリングポストの値にも変化はないということです。
それでは、現在、青森市内にいます、はやしたくみカメラマンと中継がつながっています。
はやしさん、まず現在の状況、伝えてください。
私は今、震度5弱を観測した青森市内を車で移動しています。
15分ほど前なんですが、30秒ほど、大きな横揺れを私は感じました。
その後、新青森駅のほうに、ただいま、向かっている状態です。
来る途中なんですが、信号機はついていて、人もふだんどおりに歩いていて、ふだんと変わらない状態でした。
特に大きな混乱などは見られていません。
来る途中の建物とかなんですが、室内も電気がついていて、停電が起きているような様子はありません。
林さん、今現在、住宅が見えますけれども。
車もふだんどおり走っています。
以上、青森からお伝えしました。
そのまま続けてください。
青森市内から、林カメラマンが中継でお伝えしています。
現在、道路を車で走りながら撮影していますが。
私は今、青森市内を走っています。
先ほど15分ほど前なんですが、大きな横揺れが15秒ほど続きました。
それから私は新青森方面に向かって、今、向かっている最中です。
来る途中なんですが、交通などに大きな影響は見られませんでした。
信号のほうなんですが、信号もついている状態です。
人もふだんどおり、歩いています。
鉄道の情報です。
JR東日本によりますと、東北新幹線は、二戸駅と新青森駅の間で、一時運転を見合わせましたが、すぐに再開したということです。
東北新幹線、一時運転を見合わせましたが、すぐに再開したということです。
そしてJR北海道によりますと、この地震の影響で、午後0時40分現在、室蘭線は伊達紋別駅と登別駅の間の上下線と、東室蘭駅と室蘭駅の上下線が運転を見合わせているほか、日高線でも苫小牧駅とむかわ駅の間の上下線で、運転を見合わせています。
これらの区間以外は運転をしているということです。
それでは、東京大学地震研究所の平田直教授と電話がつながっています。
平田さん、よろしくお願いします。
もしもし、よろしくお願いいたします。
今回の震度5弱を観測した地震、特徴を挙げるとするとどういったことになりますか?
この地震は、東のほうから太平洋プレートが、北海道の下に沈み込むことに伴って発生する、やや深い地震です。
気象庁は50キロ、あるいは50キロから60キロの間ぐらいで報告してますから、津波が発生することはありません。
ただし、余震が引き続き起きる可能性もありますので、注意されるといいと思います。
余震はこのあとも起きるおそれがあるということですね?
そうですね。
この地震は、マグニチュードが6.7ですね、過去にもこの地域では、1982年に浦河沖でマグニチュード7を超える地震が起きてますので、地震の起きる場所ではありますが、この程度の地震が起きると、引き続き有感の地震が起きるおそれがありますので、震度4ぐらいの余震が起きることは、注意したほうがいいと思います。
今、北海道内、あるいは東北各地で、積雪がありますけれども、この時期に起きる地震で、注意したいこと、挙げるとすると、どういったことになりますか?
揺れに伴って、雪崩が一部起きる可能性もありますので、例えば屋根の上に積もっている雪が落ちてくるということは、十分考えられますので、そういう所は気をつけたほうがいいと思います。
分かりました。
平田さん、どうもありがとうございました。
お忙しいところ。
ご覧いただいているのは、現在の北海道の上空です。
ヘリコプターによる映像です。
ご覧いただいていますように、積雪がありますが、地震によって、屋根から落雪したといった状況は、この画面からは発見することはできません。
ただ、所によっては震度5弱の揺れを観測した所もありますので、このあとも余震などによる屋根からの落雪などには十分に注意してください。
南幌町の現在、上空を飛んでいるという情報です。
車は通常どおりと思われますが、通行している様子が分かります。
そして、この現在も、余震のおそれがありますので、注意を続けてください。
それでは青森放送局からお伝えします。
青森です。
震度3を観測した青森放送局では、20秒ほどゆっくりした横揺れが続きましたが、棚から物が落ちることなどはありませんでした。
この地震で青森県内では下北半島にある東通村で震度5弱を観測しました。
画面は地震発生時の青森県八戸市の様子です。
東通村役場によりますと、震度5弱観測した東通村役場によりますと、5秒ほどの強い揺れを感じたということですが、棚の上からものが落ちるようなことはなかったということです。
東北電力によりますと、東通村にある東通原子力発電所に、異常はないということです。
また、日本原燃によりますと、東通村に隣接する六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場では、地震による異常はないということです。
交通の情報です。
三沢空港の担当者によりますと、震度4を観測した三沢市の三沢空港では、先ほどの地震による被害は今のところ確認されておらず、空港を離着陸する便は、平常どおり運航しているということです。
また青森空港管理事務所によります、震度3を観測した青森市の青森空港では、先ほどの地震による被害は、今のところ、確認されておらず、空港を離着陸する便は平常どおり運航しているということです。
ここまで青森からお伝えしました。
それでは、室蘭市内で取材に当たっているくもんカメラマンに伝えてもらいます。
こちら、室蘭市内の映像です。
こちら、室蘭市内です。
こちら住宅街になりますが、特に大きな変化は見られません。
地震発生から20分ほど、室蘭市内を走っておりますが、特に大きな変化は、車の上からは、確認できませんでした。
こちら、交差点の信号機ですが、通常どおりついておりまして、停電はしていません。
車もふだんどおり走っています。
特に大きな変化は、室蘭市内は見