トップページ文化・エンタメニュース一覧米アカデミー賞 「思い出のマーニー」が候補に
ニュース詳細

米アカデミー賞 「思い出のマーニー」が候補に
1月15日 4時00分

アメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞の各賞の候補が発表され、長編アニメーション賞に日本の米林宏昌監督の作品「思い出のマーニー」がノミネートされました。
ことしで88回目となるアカデミー賞は14日、各賞の候補がロサンゼルス近郊のビバリーヒルズで発表され、このうち、長編アニメーション賞には、日本の米林宏昌監督の「思い出のマーニー」が、5つの候補の1つとしてノミネートされました。「思い出のマーニー」は複雑な家庭環境に育ち、心を閉ざした少女、杏奈が療養先の海辺の村で出会った謎を秘めた少女、マーニーとの交流を通じて次第に変わっていく姿を描いた作品です。
監督を務めた米林さんは石川県出身の42歳。次の世代を担うアニメ映画監督として期待されていて、作品がアカデミー賞にノミネートされるのは初めてです。日本の映画が長編アニメーション賞にノミネートされるのはおととしの宮崎駿監督の「風立ちぬ」、去年の高畑勲監督の「かぐや姫の物語」に続き、3年連続、5回目です。
このほか、レオナルド・ディカプリオさんが主演を務めた「レヴェナント:蘇えりし者」が作品賞や監督賞、主演男優賞など最多の12部門でノミネートされました。また、世界で記録的なヒットとなっている「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は視覚効果賞や作曲賞など5つの部門でノミネートされました。アカデミー賞の発表と授賞式は来月28日、ハリウッドで行われます。

米林監督「大変光栄」

「思い出のマーニー」がアカデミー賞にノミネートされたことを受け、米林宏昌監督はスタジオジブリを通じ、「『思い出のマーニー』がアカデミー賞にノミネートされましたことを大変光栄に思っています。この作品を選んでくださった方々や関わってくれたすべてのスタッフに感謝します。たくさんの人たちに楽しんで見てもらえるような作品を、これからも作っていきたいと思っています。このたびは本当にありがとうございました」とコメントを出しました。

関連ニュース

k10010371731000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ