ニュースほっと関西▽あの日を胸に〜未来へおにぎり食べ語り継ぐ▽好奇心・小豆がゆ 2016.01.13


こんばんは。
1月13日水曜日ニュースほっと関西です。
では、きょう最初のニュースです。
まず鉄道の情報です。
阪急電鉄宝塚線は大阪・豊中市の岡町駅で起きた人身事故のため午後5時半ごろから梅田駅と宝塚駅の間の全線で上下線とも運転を見合わせています。
繰り返しお伝えします。
阪急電鉄宝塚線は大阪・豊中市の岡町駅で起きた人身事故のため午後5時半ごろから梅田駅と宝塚駅の間の全線で上下線とも運転を見合わせています。
上空の寒気の影響で近畿地方は暖冬から一転して厳しい寒さとなりました。
神戸市では、けさ初雪を観測しました。
けさの最低気温は奈良市針で氷点下5度3分、和歌山県の高野山で氷点下4度9分を観測したほか大阪市で2度5分、神戸市で3度8分と厳しい寒さとなりました。
神戸市では午前9時ごろに初雪を観測しました。
神戸市での初雪の観測は平年より24日、前の冬より38日遅く昭和26年に統計を取り始めて以降、2番目に遅くなりました。
日中も気温は上がらず最高気温は和歌山市で11度5分、大阪市で9度5分、京都市と神戸市で9度4分、奈良市で8度3分、大津市で8度2分と平年並みの寒さとなりました。
この寒さ、いつまで続くんでしょうか。
寒さに注意が必要なようですね。
ただ、これまでの暖冬で野菜の生育が進み出荷が増えたことから価格も平年に比べて安くなっていて家計や財布には優しい冬になっています。
農林水産省の全国調査によりますと先週の野菜1キロあたりの平均価格はキャベツが132円と平年に比べて34%安かったほかレタスが12%安い605円、白菜が10%安い132円、大根が9%安い135円でした。
去年11月以降、野菜の価格が平年に比べ1割から3割ほど安い状態が続いています。
今後の見通しについて農林水産省はことしに入り野菜の生育が落ち着いてきたため今月後半ごろからは価格が平年並みに戻るほか暖冬で野菜の生育が進み出荷を前倒ししている農家も多く春ごろにかけて品薄が生じ価格が高値に転じる可能性もあるとしています。
坂下さんによると、これから寒くなるということでしたけれどもこれまでの暖冬のおかげで安くなった野菜を使って、お鍋なんてするのもいいかもしれませんね。
では次です。
大阪府の松井知事は公明党大阪府本部の新年会であいさつし大阪の副首都化の実現に向け協力を呼びかけました。
新年会には政財界の関係者およそ2100人が集まり公明党大阪府本部の佐藤代表は夏の参議院選挙について次のように述べました。
大阪維新の会の代表として2年ぶりに出席した大阪府の松井知事は。
このように述べ大阪の副首都化の実現に向け協力を呼びかけました。
このあと公明党大阪府本部の小笹幹事長は大阪維新の会への対応について次のように述べました。
長年、防災の研究に取り組んできた関西大学の河田惠昭教授がこの春、退職するのを前に最終講義を行いました。
災害現場で役立つ研究を進めてほしいと学生たちを励ましました。
関西大学社会安全学部の河田惠昭教授は長年にわたって防災や減災、危機管理などの研究にあたり神戸市にある人と防災未来センターのセンター長や国や自治体の防災対策の委員などを務めています。
3月に大学を定年退職するのを前に最終講義を行い、およそ550人が出席しました。
この中で阪神・淡路大震災を振り返り巨大災害に直面し自分の研究がほとんど役に立たないことを痛感した研究成果は現場で役立つものでなければならないと強調しました。
そのうえで東日本大震災では地震に続いて津波や原発事故が起きたようにこれからの防災は複合災害を念頭に取り組まなければならない皆さんも高い志を持って学問に励んでほしいと話しました。
河田教授は退職後も大学に籍を置き定例の講義は行わないものの引き続き研究にあたるということです。
続いてシリーズでお伝えしている阪神・淡路大震災あの日を胸に〜未来へ。
今週はシリーズで阪神・淡路大震災の教訓や課題についてお伝えしています。
2回目のきょうは震災の記憶の風化を防ごうという取り組みです。
地震が発生した日付にちなんで毎月17日に、おにぎりを食べようと滋賀県の男性が呼びかけを行っています。
その原点は震災当時、被災地、神戸でボランティアとして経験した炊き出しにありました。
草津市役所の食堂で去年11月から毎月17日に登場する特別なメニューがあります。
防災定食お願いします。
その名も防災おにぎり定食。
おにぎりを阪神・淡路大震災について考えるきっかけにしようというのです。
17日は震災を思い出す防災おにぎりデーにしよう。
草津市の防災専門監岩佐卓實さんが呼びかけました。
子どもたちや地域の人たちに防災指導をしている中で震災の記憶の風化を感じるようになってきたため取り組みを始めました。
消防士だった岩佐さん。
21年前には震災直後から休日のたびに神戸市東灘区の避難所でボランティアをしました。
被災した人たちに炊き出しの食事を配った岩佐さん。
そのときに見た風景そして少女のことばが忘れられないといいます。
この震災の記憶を忘れずにいてほしい。
思いついたのが避難所の炊き出しで出ていたおにぎりでした。
茶わんなどの食器すらなく厳しい寒さの中、すぐに冷たくなってしまいましたが多くの人に喜ばれました。
この防災おにぎりデーを幅広い世代に広めたいと考えた岩佐さん。
去年6月にフェイスブックを立ち上げ毎月17日におにぎりを食べていると投稿するとさまざまな人たちからおにぎりの写真が投稿されるようになってきました。
滋賀県東近江市のこちらの女性。
毎月17日に自分ならではのおにぎりを作って投稿しています。
あえて気軽にできることを実践しています。
投稿しました。
いただきます。
防災おにぎりの取り組み。
フェイスブックや口コミを通じてさまざまなところに広がりを見せています。
こちらの保育園も17日のお昼におにぎり弁当を食べました。
あの日のことを記憶にとどめてもらおうとしっかり伝えます。
ふだん何気なく食べているおにぎり。
岩佐さんは17日は阪神・淡路大震災にも思いをはせてほしいと考えています。
今月17日、岩佐さんは草津市内に住んでいる外国人のパーティーで、おにぎりをふるまい震災を語り継ぐ取り組みを伝えることにしています。
また将来は東日本大震災が起きた3月11日とも合わせ毎月11日から17日までの1週間を防災おにぎりウィークと名付けて全国に広めていきたいと話しているそうです。
シリーズ、阪神・淡路大震災あの日を胸に〜未来へあすは東日本大震災で被災した人たちと痛みを分かち合いたいと交流会を開く神戸市の女性の活動についてお伝えします。
ニュースを続けます。
京都市内の自宅に大麻草を隠し持っていたとして警察は19歳の大学生を大麻取締法違反の疑いで逮捕しました。
また高校生を含む少年5人を書類送検しました。
逮捕されたのは京都市上京区の19歳の男子大学生です。
警察によりますと、この大学生は去年10月、自宅に大麻草およそ0.7グラムを隠し持っていた大麻取締法違反の疑いが持たれています。
警察が自宅を捜索したところキセルや葉巻が見つかり大麻草が付着していたということです。
警察によりますと容疑を認め吸うために持っていたと供述しているということです。
また、この大学生の無料通話アプリ、LINEの記録から高校生2人を含む京都市内の16歳から19歳の少年5人と大麻草をやり取りしていた疑いがあることが分かり警察は5人を自宅に微量の大麻草を隠し持っていた大麻取締法違反の疑いで書類送検しました。
警察によりますと、いずれも容疑を認め大学生とは音楽を通じて知り合い大麻草を譲り受けたと供述しているということです。
次は近畿大学と和歌山県新宮市が協力して建設した水産加工工場が本格的に稼働したニュースです。
近畿大学は戦後まもなく養殖技術の開発を始め人工的にふ化させた稚魚を成魚になるまで育てて産卵させるクロマグロの完全養殖に世界で初めて成功しました。
また激減しているウナギの代わりとしてウナギ味のナマズを開発して話題を呼ぶなど国内の養殖業研究の先駆者的な役割を果たしてきました。
その近畿大学と新宮市が設立した水産加工会社の工場では養殖ブリの加工作業が始まりました。
この工場は近畿大学と新宮市が協力してブリやマダイなどの養殖魚を輸出する拠点を作ろうと先月、新宮市に建設されました。
体長70センチほどのブリが次々に運び込まれ従業員が専用の機械を使ってうろこを落としたり内臓を取り除いたりしていました。
きょう加工されたブリは冷凍されて国内に出荷されますが来月からはシンガポールや香港などアジアにも出荷されます。
今後は近畿大学が人工的にふ化させたブリの加工も行い5年後には年間3000トンほどを国内をはじめアメリカやカナダなどに出荷する計画です。
こんばんは。
スポーツです。
ことしのセンバツ高校野球の開会式で使われる入場行進曲が決まりました。
若い女性を中心に人気のあの曲です。
西野カナさんのもしも運命の人がいるのなら。
まだ見ぬ運命の人を思う気持ちを伝えコマーシャルソングにも起用されました。
大会の主催者ははつらつとしていて球春を告げる行進曲としてふさわしいと選んだ理由を挙げ西野さんは高校野球にも運命の瞬間はきっとあると思います選手の皆さんが曲を聴いて緊張を和らげ、すてきな瞬間を想像してもらえればうれしいですとコメントしています。
ことしのセンバツ高校野球は今月29日に出場校が決定し3月20日に開幕する予定です。
ことしのセンバツ高校野球には軟式野球に取り組む小中学生が毎日、甲子園球場に招待されることになりました。
春と夏の甲子園でこうした取り組みが行われるのは初めてでセンバツ以降夏の甲子園でも行う予定だということです。
ことしは、どんな運命の瞬間に立ち会うことができるのか楽しみにしたいですね。
続いて大相撲初場所は四日目です。
きのう初黒星の大関豪栄道と小結勢の顔合わせ。
同い年の関西勢どうしが対戦です。
ここまでスポーツをお伝えしました。
ここで運転再開の情報が入ってきました。
阪急電鉄宝塚線は豊中市の岡町駅で起きた人身事故のため大阪の梅田駅と兵庫県の宝塚駅の間の全線で運転を見合わせていましたが午後6時6分に上下線とも運転を再開しました。
阪急電鉄宝塚線は豊中市の岡町駅で起きた人身事故のため大阪の梅田駅と兵庫県の宝塚駅の間の全線で運転を見合わせていましたが午後6時6分に上下線とも運転を再開しました。
こんばんは。
気象情報です。
この時間も大阪・なんば傘を差している方の姿が見られます。
ただ、きょうは神戸では初雪となりましたが大阪で降ってきたものは雨でした。
そして、この時間も近畿北部では雨や雪の降っている所があります。
そして、このあとも降水が予想されています。
今は雨の所も次第に雪に変わる所もありそうです。
そして、あすも断続的に雨や雪が降る見込みです。
その北部では、あす夕方までに降る雪の量が多い所で25センチと予想されています。
そして、その北部では、あすは次第に風が強まりそうです。
2016/01/13(水) 18:10〜18:35
NHK総合1・神戸
ニュースほっと関西▽あの日を胸に〜未来へおにぎり食べ語り継ぐ▽好奇心・小豆がゆ[字]

▽おにぎりを食べて震災を語り継ぐ取り組みについて紹介する。いま震災を知らない世代が増える中、この取り組みを始めた、滋賀県草津市の職員の思いなどを伝える。

詳細情報
番組内容
あの日を胸に〜未来へ「震災を語り継ぐ」                               毎月17日に「おにぎり」を食べることで、震災を語り継ごうという取り組みが滋賀県で広まりつつある。阪神・淡路大震災では、被災後の避難所や炊き出しなど多くの場所で「おにぎり」が配られ、被災者たちに喜ばれた。震災を知らない世代が増え、風化が懸念される中、この取り組みを始めた草津市の職員の思いなどを伝える。
出演者
【出演】森田洋平,赤木野々花,中山奈奈恵,坂下恵理

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域

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音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

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