仲むつまじい一家の写真。
母親の藤本彩香容疑者と同居していた大河原優樹容疑者は顔に重いヤケドをした3歳の次女、羽月ちゃんを病院に連れて行かず放置したとして逮捕された。
羽月ちゃんは今月9日頃死亡。
狭山市のマンションで同居していた2人。
藤本容疑者を知る人は…一方、空調設備の仕事をしていたと言う大河原容疑者。
その後の警察への取材で藤本容疑者と大河原容疑者が携帯電話の無料通話アプリ、LINEで羽月ちゃんに加えた暴行の内容を報告し合ったり、次にどのような暴力を振るうか、相談し合っていたことが新たにわかった。
ままごとが好きだったという羽月ちゃん。
奪われた幼い命。
なぜ救うことができなかったのか。
藤本容疑者の長女や羽月ちゃんが健康診断を受けていなかったことなどから狭山市は2012年から去年にかけて6度、家庭訪問する機会を持ったが問題はないと判断。
また警察は、女の子が玄関前に出されているなどという近所からの通報を受け2度、自宅を訪れる。
しかし、虐待の痕跡が確認できないとして児童相談所に通告しなかった。
市も警察も問題なしと判断したため児童相談所を含めた関係機関が集まる要保護児童対策協議会という会議でも取り上げられなかった。
市は警察が出動した事実を、警察は、羽月ちゃんが健康診断を受けていないという市の情報をそれぞれ知らなかった。
市は取材に対し…一方、警察は…そして児童相談所は警察や市から通告がないと対応は難しいと話している。
昨日、こう話した埼玉県の上田知事関係機関同市の情報共有を密にすることで幼い命は救えなかったのか。
今後、検証したいとしている。
公的機関の連携不足が問われたこの事件ですけれども、埼玉県警はこのように説明しています。
警官がこの家を訪問したのは去年の6月と7月。
逮捕された母親らの供述では虐待がエスカレートしたのは、その後の秋頃からだったとこのように説明しているわけなんですけれども何らかの対応ができなかったのか検証してほしいものです。
続いては、韓国の国内でこんなビラがまかれました。
これはパク・クネ大統領がオバマ大統領の犬になっている合成写真なんですけれども一見してわかるとおり、これは北朝鮮がまいたものです。
そんな中、今日、北朝鮮が飛ばした無人飛行機が南北の軍事境界線を越えて韓国側に侵入しました。
これに対して韓国軍が警告射撃をするなど南北の緊張が高まっています。
韓国軍によると、今日午後2時過ぎ韓国北西部の軍事境界線近くにあるトラサン観測所で北朝鮮の無人飛行機が近づいてくるのがレーダーで確認された。
上空およそ3000mを飛行していた無人機は、その後、軍事境界線を越え、数十メートル韓国側に侵入したとのこと。
韓国軍が警告放送に続き、機関銃20発あまりを発射すると無人機は間もなく北朝鮮側に引き返した。
軍は戦闘機も緊急出動させるなど対応に追われている。
一方、今朝、ソウル中心部を含む韓国各地では北朝鮮がまいたビラが見つかった。
風船を使って飛ばしたと見られ韓国軍が8日から実施している宣伝放送を批判する内容が中心。
イラスト入りのものや、韓国のパク・クネ大統領の顔写真を加工して誹謗したものなど警察や軍が把握しているだけでも少なくとも数千枚がまかれているとのこと。
こうした中、パク・クネ大統領は午前に行われた新年の国民向けの談話で改めて北朝鮮への断固とした制裁を主張した。
また中国に対して必要な措置を伴わなければ5回目、6回目の核実験も防げないと不満をあらわにする場面もあった。
世界一美しいモスクと言われるトルコ・イスタンブールのブルーモスク。
そのすぐ近くで凄惨な自爆テロが起きました。
日本人観光客も数多く訪れる名所でのテロ。
トルコ当局は、過激派組織イスラム国によるものと断定し摘発に乗り出しています。
爆発直後の映像には巻き込まれた人々が倒れている様子が映っている。
イスタンブール中心地で12日に起きた自爆テロで死亡した10人はすべて外国人でドイツ外務省によると、8人がドイツからの観光客で1人はペルー人だった。
現場は世界遺産に登録されている一帯でその美しい姿で日本人観光客にも人気の観光地、ブルーモスクのすぐ近くだった。
犯行声明はまだ出ていないがトルコ当局は、過激派組織イスラム国のメンバーの20代の男による犯行と断定し、最近トルコに入国したシリア人との見方を示している。
地元メディアは、トルコ警察が13日、自爆テロに関与した疑いでイスラム国メンバーとされるロシア国籍の3人の身柄を拘束したと伝えている。
また、警察当局は、トルコ南東部を中心に国内22カ所を捜索していてイスラム国メンバーと見られるおよそ60人の身柄も拘束して調べている。
テロが起きたその現場に記者がいます。
自爆テロから丸1日たった現場です。
今、ご覧になっているのが観光地として知られるブルーモスクです。
爆発はまさにその目の前で起きました。
爆発の直後はこの辺り、自爆テロ犯の遺体などが散乱していたということですが現在はきれいに清掃され、何事もなかったかのようです。
しかし、こちらに目をやりますと、ベンチには大きな傷が残っています。
そしてこちら、街灯の根元に目をやりますと金属片でえぐられたような穴が開いています。
爆発物には殺傷力を高めるために無数の金属片が入れられていたということです。
一方で先ほどからご覧になってもわかるとおり、事件からまだたった一日しかたっていないんですが警察の規制線はすべて解かれ、警察官の姿もほとんど見当たりません。
またトルコ政府は昨日、犯行はイスラム国の戦闘員の犯行だと早々と断定しました。
このあまりの手際のよさ、その背景には、主要産業である観光業への影響、そしてテロを未然に防ぐことができなかった政府への批判を最小限に抑えたい、そんな政府の意図が見え隠れします。
ご覧いただきましたように、多くのドイツ人がテロの犠牲になったわけなんですがそんな中、難民受け入れに積極的なメルケル首相が非常に厳しい立場に立たされているわけです。
実はドイツでは大みそかに女性が北アフリカや中東からの難民申請者が暴行を受ける事件が相次ぎまして、被害届が500件も出ているほどなんです。
とにかく国内では反イスラム感情が今、増幅していまして、難民移民排斥にどんどん向かってしまっているんですね。
難民を受け入れているのにその一方でテロの犠牲になっていくということが起きているわけですよね。
確かにこれテロでドイツ人が狙われたかどうかというのはこれからの捜査なんでしょうけれども、今、竹内さんからあったように暴行が相次ぐようなことになるとどんどんドイツの中の空気もこわばってくことになっていくんですね。
ある国のテロ対策官に話を聞いてみますとこのように話していました。
とにかくドイツで反イスラム感情が高まることになればイスラム国にとってはさらに勧誘しやすい環境が整っていくということになるんです。
逆の効果がそこで狙えてるというこの皮肉な結果にもなるということですね、イスラム国側からすればですね。
台湾と中国の間、中国大陸に張りつくように存在するのがこちら、台湾の金門島なんです。
台湾では今週の土曜日に総統選挙が行われまして中国寄りの政策をとってきた与党・国民党から最大野党の民進党へ政権が交代するのがほぼ確実といった情勢なんです。
中国と台湾の関係に翻弄されてきた島の人々はどんな思いで見つめているのでしょうか。
海辺に突き出した無数の突起物。
島への上陸を防ぐ防御策。
その異様な光景がかつてこの島が激戦地だったことを物語っている。
台湾の金門島は人口およそ10万人、面積は香川県の小豆島と同じくらいの大きさ。
中国大陸まではわずか2kmという位置にある。
島で民宿を営む黄湘玲さんが子どもの頃、避難していたという防空壕に案内してくれた。
金門島は、中国と台湾の最後の激戦地となっただけでなく、その後も1978年までたびたび中国からの砲撃や空襲を受けていた。
今も島の至るところに戦争の面影が残っている。
子どもの頃、空襲から逃げていたときの様子を黄さんが再現してくれた。
生々しい戦争の記憶とともに生きる金門島の人々。
しかし、彼らの生活は今や、中国大陸と切っても切れないものになっている。
島の特産品の1つとなっている、この包丁。
その原材料はと言うと…中国が島に落とした数十万発の砲弾を加工してつくった包丁の一番のお得意さんが、中国大陸からの観光客。
中国大陸からの観光客は金門島の人々にとって欠かせない収入源となっている。
大陸との関係はさらに深まっている。
去年7月には慢性的な水不足に対応するため、中国・福建省との間に海底パイプラインを敷設して水の供給を受けることが決まった。
島にあるクリーニング店を訪ねるとホテルから出た大量のシーツが積み上げられていた。
もともと降水量、水質ともに十分ではないところに大陸からの観光客が増えたことで水不足が深刻化しているのだと言う。
そこに手を差し伸べたのが中国政府。
長さ16kmのパイプラインは早ければ今年の末に完成すると言う。
国民党の親中政策のもと、中国への依存度を高めてきた金門島。
民進党は政権交代をしてもすぐに大きく中国との関係を変えることはないと見られているが将来に不安を抱える住民も少なくない。
巨大な中国の影響力から逃れられないまま、横浜市のマンションで杭打ち工事のデータが改ざんされた問題で行政処分が下りました。
国土交通省は旭化成建材に対しては専任の技術者を現場に置かなかったとして日立ハイテクノロジーズに対しては業務のほとんどを旭化成建材に丸投げしていたとして、15日間、関東甲信地方での営業停止を命じた。
また、元請けの三井住友建設はこうした違反を知りながら改善しなかったとして1カ月間、国土交通省が発注する工事の指名競争入札から外すとしている。
NHKの籾井勝人会長は危険ドラッグを所持していたとしてアナウンサーが逮捕された事件やNHKの子会社の社員2人がおよそ2億円を着服したとされる問題をめぐり国会で陳謝した。
ただ自らの責任のとり方には触れず、再発防止策をきちんと実行していくことが何より重要であると強調した。
衆議院の予算委員会で今年度の補正予算案が与党の賛成多数で可決され明日、衆議院を通過する見通し。
総額はおよそ3兆3000億円、野党側からバラマキという批判も出た所得の低い高齢者に対する1人3万円の臨時給付金などが盛り込まれている。
年明けから平均株価が1800円以上下落していた東京株式市場は今日の終値、7営業日ぶりに上昇した。
欧米市場の株高で不安心理が後退すると買い戻す動きが広がり、結局、昨日より500円近く上昇して取引を終えた。
ただ原油価格の下落などで今後も神経質な展開が続きそう。
次は突然にニュースに驚いたという方、多いのではないでしょうか。
私も驚きました。
あのSMAPの一部のメンバーがジャニーズ事務所からの独立を協議していることがわかりました。
国民的アイドルグループに一体何が起きたのか。
SMAPのメンバー5人のうち4人が所属するジャニーズ事務所を離れることを視野に協議していることがわかった。
SMAPが事実上、解散する可能性もあるとのこと。
今朝のスポーツ紙には、解散、分裂の大きな文字が。
突然の報道に驚きと戸惑いの声が上がる。
ジャニーズ事務所の顧問弁護士によるとSMAPの育ての親である女性マネージャーがジャニーズ事務所を退社する意向を表明。
これを受け、メンバーの中居正広さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの4人が事務所に退社の意思をいったん伝えたとのこと。
4人が実際に退社するかどうかは現在協議中で事務所にとどまる可能性もあるとのこと。
一方、木村拓哉さんは事務所に育てられたとして事務所に残る方針を示しているとのこと。
4人が退社してSMAPは解散となるのか、それとも事務所にとどまり活動を続けるのか。
ジャニーズ事務所はFAXでコメントを発表。
この件について、協議・交渉しているのは事実とした上で、詳細については答えられないとしている。
これまで数々のヒット曲を送り出してきたSMAP。
2003年にリリースした「世界に一つだけの花」は250万枚以上を売り上げた。
中国など海外のファンにも衝撃が走っている。
岐路に立った国民的アイドルグループ。
2016/01/13(水) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]
取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。
詳細情報
番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
出演者
【Nスタ ニューズアイ】
竹内明(TBS報道局)
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加藤シルビア(TBSアナウンサー)
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