大相撲初場所 四日目 ▽新十両紹介 千代翔馬 2016.01.13


呼吸がずれるような感じからもう一度気持ちを集中させてあたっていきましたね。
そこを見てしまったんですね鶴竜。
去年、秋場所で横綱で優勝してこのままついていけるか。
横綱の土俵入りが終わりました。
きのう安美錦が鶴竜から金星を挙げました。
その一番です。
実況
立ち合いはたいた残した鶴竜攻めた、押し出し安美錦の勝ち。
白崎⇒安美錦37歳。
若いですよね。
そうですね。
落ち着いていますね。
誰とやっても落ち着いています。
相手をよく見ているし踏み込みもいいですね。
すかさず横綱の頭の後ろを押さえながらはたいたんですけれどそれも結局横綱は安美錦の手の内に入ってしまいましたね。
いろいろな記録の整理のしかたがありますけれど新入幕から十両に下がったこともありますけれど新入幕から93場所の安美錦です。
この金星は昭和から数えて最長です。
これまで寺尾の89場所というのがありました。
年長の金星では5番目の記録です。
安美錦の上位戦のうまさというのはきのうの相撲を見ていますとどんなところにありますか?やはり相手が横綱といえ気負いがないですね。
相手をよく見ているのと立ち合いは先手を取っていますね。
そのあと引くんですよね。
泳いだところをすかさず右から押っつけて一息で押し出しています。
引くだけではないですね。
安美錦は向正面の舞の海さんにも聞いていきます。
まさに安美錦らしい一番でしたね。
舞の海⇒そうでしたね。
先にあたって先に引いて、次から次へと先手を取っていましたね。
これは返り三役37歳の返り咲きというのは十分視界に入ってきますよね。
それは当然ありますね。
舞の海さん、きょうは3連勝の琴奨菊と安美錦です。
どう占いますか?安美錦にとってはこういうどっしりした押し相撲のタイプは好きではないと思います。
ただ安美錦は相手の威力を圧力をうまく利用しながら勝機を見つけていくのがうまい力士です。
この1年でもはたき込みが1つあります。
19勝のうちはたき込みが5回肩すかしが2回安美錦がそのような形になれるかということですね。
対戦する相手を安美錦というだけで変なプレッシャーがかかってきます。
琴奨菊はやりにくいですか?考えすぎるとやりにくいと思います。
この3日間の調子のまま自分の相撲を取っていけばいいと思います。
相手がどうこう考えすぎてしまうと琴奨菊は味が出なくなってしまいます。
速攻の安美錦に対していつもの精神状態でいけるかどうかということですね。
四日目の中入りの取組です。
正代と輝は今場所の新入幕どうしの対戦です。
豪栄道と勢は同じ学年どうしの対戦です。
土俵入りが終わって四日目休憩の時間に入っています。
初日から三日間、満員御礼でした。
ではニュースをお伝えします。
一億総活躍社会の実現に向けた対策などを盛り込んだ今年度の補正予算案は、衆議院予算委員会で採決が行われ、自民公明両党の賛成多数で可決されました。
今年度の補正予算案は一般会計の総額が3兆3213億円で一億総活躍社会の実現に向けて所得の低い高齢者に対する1人3万円の臨時給付金やTPP環太平洋パートナーシップ協定交渉の大筋合意を受けた農林水産業の競争力の強化策などが盛り込まれています。
補正予算案は、きょう午後、衆議院予算委員会で安倍総理大臣も出席して締めくくりの質疑が行われました。
このあと行われた採決で自民公明両党の賛成多数で可決されました。
一方、衆議院で統一会派を結成している民主党と維新の党は、補正予算案の組み替え動議を提出しましたが否決されました。
補正予算案はあす、衆議院本会議で採決が行われ参議院に送られる見通しで、与党側は来週中にも成立させたい考えです。
戦後初めて年明け最初の取り引きから6営業日連続で下落が続いていた東京株式市場は、きょうは全面高となり日経平均株価の終値は7営業日ぶりに上昇に転じました。
きょうの東京株式市場は、取り引き開始直後から値下がりしていた銘柄を買い戻す動きが広がって全面高の展開となりました。
日経平均株価、きょうの終値はきのうより496円67銭高い1万7715円63銭となり7営業日ぶりに上昇に転じ、年明けからの株安の流れにようやく歯止めがかかった形となりました。
生字幕放送でお伝えしています東京・両国の国技館は中入り後の取組を待っています。
新入幕の力士のインタビューをお伝えしています。
きょうは千代翔馬関のインタビューです。
去年後半一気に番付を上げて新十両の座をつかみました。
すでにインタビュールームに座っていただいています。
戸部アナウンサーが聞きます。
十両昇進、おめでとうございます。
ありがとうございます。
関取と呼ばれる生活はいかがですか。
うれしいですね。
ここでプロフィールをご紹介していきます。
24歳です。
モンゴルのウランバートル出身です。
入門から6年半かけて、新十両の座をつかみました。
高知の明徳義塾高校に相撲留学をしましてその後入門しました。
6年半の年月がかかりましたがどう感じていますか?ちょっと長かったですね。
長かったですか?どういうところがよくなってこの新十両につながりましたか?体が細かったのでだいぶ太ってそのまま、ちょっとずつ攻める相撲になっていきました。
幕下に上がったときは100kgくらいでしたよね。
それが今では130kgに体重が増えています。
きょうも頭にけがをして敗れてしまいましたが、ここまで4日取ってみてどうでしょうか?きょう負けてもまたあしたがあるのであしたからも一生懸命頑張ります。
そこが幕下とちょっと違うところでしょうか?そうですね。
初日に初白星を挙げました。
まず、化粧まわしについてです。
名古屋の部屋の後援会から贈られました。
名古屋場所の宿舎のお寺の住職さんがこの喝という字を書いてくださったそうですね。
そうですね。
どんなメッセージを感じ取っていますか?これからもっと大変だから気合いを入れて頑張っていけというような感じです。
気合いの入った相撲、初日初白星を挙げました、ご覧ください。
新十両どうしの対戦、剣翔戦でした。
この日はどうでしたか。
先場所もやったのであたり負けないようにしっかりあたって投げました。
初日に初白星ですよ。
そうですね。
うれしかったですか?まあ、うれしいですね。
では幼いころの写真をご覧ください。
お父様と写っている4歳か5歳ごろの写真。
お父さんもモンゴル相撲で大関だったそうですね。
どんなお父さんだったんですか?うちにいるときはすごい優しいのですが相撲を取るときは怖くて厳しかったです。
そしてモンゴルの大自然の中でいろいろの遊びをしました。
これが5、6歳のとき、お母様のご実家で馬に乗っているときの写真です。
6歳から馬を始めて乗れるようになりました。
よく乗れますね。
馬がお好きで、しこ名にも馬という文字を入れたそうですね。
そうですね。
運動神経が子どものころからよくモンゴル相撲で全国3位。
柔道でも全国3位。
バスケットボールや卓球にも励んできました。
スポーツ大好きだったんですか?そうですね。
うちの家族が、お父さんもスポーツやってるしお母さんもやってますので。
小さいときからスポーツを楽しみながらやっていた?そうですね。
このころから日本に来て相撲をやってみたいと思っていたんですか?そうですね。
毎日、NHKがモンゴルで流れますので相撲が好きになりました。
その入門のきっかけとなったのがこの力士との出会いです。
横綱、朝青龍関。
朝青龍関のお父様と千代翔馬関のお父様がお知り合いだったそうですね。
そうですね。
こういう横綱相手に強くなりたいと思って日本に?本当に感謝ですね、日本まで連れて来ていただいて、いい部屋を紹介してもらって感謝しています。
そして同じ明徳義塾高校に入ったという流れがありました。
ここで、九重親方がどんな思いを抱いているのかインタビューをお聞きください。
千代翔馬関の魅力は何ですか?九重⇒やっぱりやる気があるというところでしょう。
まずもって相撲にかける情熱というか勝ち取ってやるんだという気持ちが外に出て取ってますね。
細い分だけ立ち合い、少しでも遅れると自分の攻めができなくなりますからその中でポイントをしっかり捉えて自分から攻めるような相撲を取っていくことによってまだまだよくなっていくんじゃないかと思います。
新十両になったら一緒にモンゴルに行くという約束、これはどういう意図ですか?応援してくれる方々が遠い空から今たくさんのモンゴルの力士がいますが自分の応援している子どもが頑張ってほしいという人が大勢いるということを見て聞いてきましたので暖かい応援があって頑張れたのかなということも思いました。
新十両になったの師匠と一緒にモンゴルに行くという約束は果たせましたね。
うれしかったですね。
モンゴルの皆さんが九重親方のことをみんな知っているので十両上がって1勝勝てたからうれしかったです。
ご両親も喜んでましたか。
はい。
関取の生活が始まりましたがここから咲きどんな目標がありますか。
十両で定着してもっと番付を上げていきたいです。
これからも活躍してください。
ありがとうございます。
新十両紹介は九重部屋の千代翔馬関でした。
四日目の国技館これから中入り後の取組最初の一番の両力士が土俵に上がっています。
北太樹きのう連勝が止まりましたが初日から鋭い踏み込み持ち味を存分に見せています。
豪風も3場所連続負け越しで番付を下げた感じですがこの3日間はしっかり立ち合い、あたれている相撲です。
正面の解説、芝田山さんです。
豪風37歳、相撲の若々しさ保ってますね。
芝田山⇒一直線でまっすぐ持っていきましたよね。
見事な相撲でした。
若手といいますが後半の押し相撲相手に正面からぶつかっていきましたね。
よく稽古も見ていますがこつこつと稽古を休まないんですよね。
土俵に入る数が多くなくてもしっかり汗をかいて周囲の力士たちに目を配っていますよね。
自分がやらなければいけないことをしっかりやっていますからね。
体つきもそんなに落ちていませんよね。
連勝、伸ばしていけるか東の豪風。
この両力士の対戦は北太樹が2連勝中です。
北太樹は低く踏み込んでまず相手のあたりを起こしていきたいところです。
制限時間いっぱいです。
中入り後、最初の一番です。
木村秋治郎が合わせます。
豪風の勝ち。
口の辺り、鼻の辺りを気にしましたが勝って3勝1敗です。
一瞬、形はできた北太樹ですがそのあとの反応がありました。
いいですね。
流れがいいですよね。
立ち合いは北太樹はいい立ち合いのように見えました。
ですけれども、豪風が下からあたっていっているんですが北太樹、あたったあとにのけぞりましたよね。
豪風がかなり低くいきましたね。
これ、つかまってしまうと思ったんですが右から突き落としにいくその瞬間うまく開いて頭を押さえました。
この辺りはベテランどうしと言っていいと思うのですが上回ったのは豪風です。
なかなか勝ち越しはこの半年遠ざかっていますがこの場所はかなりやってくれそうな感じです。
初日から4日連続の満員御礼の垂れ幕が下がりました。
この場所は初日、二日目は連休ということもありまして満員札止めとなった国技館です。
けさは、東京は氷点下初氷という知らせもありました。
きのう、きょうとかなり冷え込んできた東京です。
最高気温もきょうは9度7分きのうと比べると日中は少し気温が上がっています。
朝、当日券を買うために6時、7時にはもう相当の列ができているそうです。
寒い中並んでいただけるということですからね。
前売り券がかなり出ましたので当日券は残り少ないということで初日は整理券がなくなったのが7時前ということです。
その期待に応える相撲内容もこの場所序盤は何人もの力士が見せていますよね。
内容のある、攻防のあるそういう取組をしてくれてると思います。
ですから客席も盛り上がりますし淡泊な相撲になりますと、拍手が少ないです。
観客の方も見る雰囲気、土俵をまた作ってくれますよね。
そうした中できょう四日目も満員御礼です。
土俵には貴ノ岩と常幸龍。
この2人の仕切りの姿を見ますと常幸龍はあちらこちらにテープ、サポーターが見られます。
きのうの北太樹戦で決められたときに抜こうとしたときに左の腕に、その痛みが走ったそうでテーピングをしているそうです。
常幸龍、決められたときに差し手を抜くときに以前だと体を引いてしまっていた。
ただ、差し手を抜きながら前に圧力をかけて出ていくことができた以前だと下がってけがをすることが多かったので少しでも前に出る意識を土俵では持ちたいと話をしていました。
貴ノ岩との対戦。
どちらも右四つで力があります。
貴ノ岩はがっちり右四つに組みたいところ。
常幸龍は下手からの振り回すような投げがあります。
時折、きょうのような突っ張りも見せます貴ノ岩。
貴ノ岩はこれだけのいい相撲が取れるわけですからね。
どうして幕内では5つしか勝ち越せていないんでしょうかね。
きょうは最初から四つではなくて突き押しで決めようという立ち合いでしたね。
常幸龍が胸を反らせてしまいました。
ですからそのまま押していこうという感じになったと思います。
四日目前半戦非常に楽しみな一番です。
新入幕どうしです。
2勝1敗の正代、十両は2場所で通過。
そして十両7場所で壁を突破した輝。
十両でのこの2人対戦したことはありません。
正代が十両2場所ということもありこの一番は初めての顔合わせです。
向正面、舞の海さん正代という力士の印象はどうでしょうか。
舞の海⇒立ち合い目の覚めるような鋭い踏み込みを持っているなあと思います。
少し上体が起きるんですが踏み込みがありますね。
ばちんと体当たりしていくところ立ち合いに。
もう幕内の力はあると思います正代。
コメントは控えめなんですが彼の腹の中というのは一物持っているんじゃないでしょうか。
楽しみにしています。
そして東は輝です。
正面の親方は芝田山さんです。
同じ一門です。
期待の力士がようやく幕に上がってきましたね。
十両で7場所かかったというのはちょっと遅いなという感じを持っています。
輝は押し相撲なんです。
ついていってこれだけの体力がありますから上手をしっかり取って前に寄るという相撲ではないんですよね。
稽古場ではどうですか、組むと。
中途半端になってしまいますね組むと。
押す力を身につけようとしていますね、輝は。
正代も十両2場所で通過して力をつけてきています。
輝1勝2敗正代は2勝1敗です。
この場所の新入幕どうしの対戦です。
立ち合いの低さは輝のほうにここまではあるように感じられますがどうでしょうか初めての対戦、木村元基が合わせます。
完全に正代の攻め。
寄り切り圧倒しました。
3勝1敗輝は1勝3敗です。
向正面の舞の海さんきょうの正代のあたりはどうでしたか。
きょうもしっかり踏み込んでいました。
よかったのは距離を縮めたことです。
相手に密着して中に入ろうとしています。
ですから輝に突っ張りを出させませんでした。
輝が下から押っつけようという構えでしたが。
輝の両腕の内側から下からすくい上げるように正代はうまく中に入っていきました。
正代からすると輝は腰が高いですから入りやすいですね。
正面の芝田山さん。
正代の踏み込み。
ちょっと頭が上がりましたが輝の中に中に踏み込んでで入ってきましたね正代は。
輝としては押っつけるにしても押っつけられない状況になってしまいました。
何もできない状況でした。
正代、十両に上がったときは控えめな発言が話題になりましたが幕内昇進が決まってからは目標を少しずつ表に出してくるようになったと言われています。
目標は表に堂々と出したほうがいいと思います。
遠藤が土俵に上がって歓声が大きくなっています。
まだ今場所の白星がない遠藤と誉富士の対戦です。
正代についてのリポートです。
相手の手が伸びる前にとにかく前に出ていこうと思った、それができました。
ですから自分の流れができましたと本人は手応えを感じた表情でした。
気がかりなのが東の土俵、遠藤です。
攻め込まれてきのう左足を浮かせ加減で土俵を下がってしまうところが気になりました。
舞の海さん。
遠藤の状態悪そうに見えるんですがどう見ますか。
相撲になっていないと思います。
下半身に力が入っていません。
以前はしっかりと膝を曲げて後ろから見ると四角い形で相撲を取ることができましたがここ数場所はそういう相撲がなくなりました遠藤。
下半身のけがというのはどんな力士にとっても大きく影響しますね。
無理をすると致命的なことになりますからね。
1場所2場所目先のことよりも2年の3年後のことを考えてほしいなと思うんですけどね。
きょうはあたりの強い誉富士戦です。
まず立ち合いを止められるかどうか遠藤。
西の誉富士も今場所は3連敗中です。
先場所も3勝12敗と大負けをしました。
この3日間はまだ、あたり負けをしているような感じがあります。
木村元基が合わせます。
突き落として遠藤の勝ち誉富士、足が出ませんでした。
遠藤ことしの初白星です。
決まり手は突き落としです。
本来の遠藤の相撲ではありませんでした。
右から張っていったんですね。
誉富士のほうが少し迷いが出たんでしょうか。
差されるのが嫌だったんでしょうか、誉富士が。
遠藤はあまり調子がよくないということもあって右から1発張って前に出ていこうとしたんですが張っている状況の中で誉富士としては足が出ませんでした。
かえってまっすぐあたっていったほうがよかったのかもしれません。
遠藤、1つ白星が出ましたが内容は本来の遠藤ではありません。
誉富士のリポートです。
右から張っていった。
足が滑ってしまったと言っています。
中入り後の5番目の相撲です。
初日から3戦3勝の豊響。
3連勝が7人います。
その中からまず豊響です。
きょうは2勝1敗の阿夢露との対戦です。
幕内での初日から3連勝は去年の名古屋場所以来です。
去年の秋は十両に下がっていましたが初日から10連勝というのもありました。
1ついい星が出ると白星がつながるタイプの豊響。
芝田山さん、よく言われますが押し相撲の力士は不思議なところがありますね。
そうですね。
波に乗るか乗らないかで相撲が変わってきますからね。
体調だとかどこかが悪いわけではないのにそうなるんですね。
四つ相撲のお相撲さんでもそうですが押し相撲としてはそういうところが目につきやすいですね。
豊響はそういう極端なところがある1人です。
この3日間はいいですね。
いいですね。
阿夢露は先場所、東の前頭5枚目まで番付を上げましたがはね返されました。
今場所は西の11枚目です。
阿夢露から見ると最初のあたりしのげるかどうか。
制限時間いっぱいが告げられました。
式守与之吉が合わせます。
過去の対戦は2対2です。
行司、待ったなしの声。
すくい投げ、阿夢露の勝ち。
豊響、4連勝はなりません。
お互いに力を出し合いましたね。
芝田山⇒そうですね。
阿夢露のしぶとさが上回りました。
決まり手は下手投げです。
阿夢露勝って3勝1敗。
豊響敗れて3勝1敗です。
まず立ち合い。
豊響は悪くないように見えました。
お互いに五分でした。
しかしきょうは阿夢露がよかったということですか?阿夢露も下がらなかったですよ。
我慢して、我慢してそして相手に胸を合わせて寄っていきました。
左が命綱でしたね。
右からの押っつけ。
そして勝負どころでしたね。
出ておいてからの投げですね。
長身の力士ですと低く攻める姿勢はいいですよね。
いいですね。
力を出し合う攻防になりました。
きょう満員の客席の歓声に応えています。
初場所が終わると毎年恒例の、NHK福祉大相撲があります。
NHKとNHK厚生文化事業団では日本相撲協会のご協力で第49回NHK福祉大相撲を2月11日、午後1時から両国の国技館で開催します。
力士と子どもたちの取組初っ切りなど本場所では見ることのできないプログラムのほか本場所同様、幕内力士の取組もあります。
力士と歌手の歌くらべもあります。
毎年ご好評いただいています。
ただいま入場券を主要プレイガイドで発売しています。
詳しくはご覧のハローダイヤルへお問い合わせください。
なお、この催し物の純益で全国の福祉施設に車を寄贈します。
少し前ですが初日が出た遠藤のリポートです。
表情は全く変えずに帰ってきました。
とっさに横に動くことができた。
横に動けているということは日に日にですが、少しよくなってきているという話です。
本来の相撲ではなかっただけにことばは慎重だったかもしれません。
きょう解説の芝田山親方は巡業部のお仕事をされています。
去年も大変な数、全国を回られました。
ことしも去年を上回る日数があるそうですね。
全国の方への希望に応えられないくらいですよね。
おかげさまでありがたいことです。
いろいろなところから声をかけていただいています。
大相撲の普及に大きくつながっていくことを願いますね。
初場所後というのは巡業が組まれません。
力士のトーナメントや福祉大相撲が行われます。
力士たちの体の状態を気にしながら組むというのは大変ですよね。
日数が少ないときから比べると今は多くなりましたからね。
土俵上は臥牙丸と千代大龍です。
突いてはたいて、これが千代大龍千代大龍、勝って2勝2敗臥牙丸、落ちてしまいました2勝2敗です。
右で突き起こす左の脇を締めるこの辺りからの引きです。
千代大龍の1つの形です。
右左、別の動きをしてからはたきですからね。
分かっていても食ってしまいます。
千代大龍は一発、これをねらって思い切って、そのあたりなんですよね。
思い切ってあたる瞬間がんと圧力をかけておいてからのはたきなんですね。
千代大龍の相撲になりました。
土俵は3戦3勝どうしです。
幕内2場所目、まだ大いちょうは結うことができない御嶽海まげがようやく結うことができます。
そして三役経験者の高安。
以前は平成初のということばがついた高安ですがもう三役を経験しました。
けがで番付を下げていますが足の状態去年の秋場所には左のふくらはぎ足首を痛めました。
足に力が入るようになってきました。
それだけ相手に力は伝わるようになったと感じているとこの3日間を振り返っていました。
上位経験がある高安に対して、幕内2場所目の御嶽海です。
先場所、御嶽海が高安を押し出しで破りました。
これが2回目の対戦です。
新鋭、御嶽海は舞の海さんに伺っていこうと思います。
この3日間、いいあたりいい攻めではないですか?舞の海⇒そうですね。
相変わらずリズム感もありますね。
きのうの取組もご紹介します。
リズム感はきのうも出ていましたか。
そうですね。
まあ、きのうは一方的に決まっていますね。
相手が引いてきたところを、そのまま押し出していますからね。
押しのリズム感はどの辺りですか。
手を回転させながらやはり同時に足もしっかりと運んでいます。
そのリズム感なんですね。
押して横にいなされても横に移動する足も反応がいいです。
上下左右よく動けていますね。
一方の高安は芝田山さんに伺いたいと思います。
この辺りの番付なら勝って当然という見方もあると思いますがどうですか?前に出るということとこの体を生かすということ。
何か小細工をしないということですね。
高安は時々突っ張りながら上体が上がってしまうところがありますね。
それを気をつけたいですね。
きょう、御嶽海はあたりがいいですからね。
そして低いですよね。
3連勝どうし、時間です。
上位経験者の力を見せることができるか高安それとも新鋭の御嶽海か。
高安、寄り切りました。
高安、勝って4連勝まだまだという感じです。
ぽんと肩をたたいた高安です。
しかし御嶽海もよく攻めました。
御嶽海、やっぱり下からあたってがっと前に持っていこうとしましたね。
そこは高安そこは重い腰で残しましたね。
高安は左が入りましたね。
右からの踏み込みがよかったです。
御嶽海はどんどん右から押っつけながら出ましたが高安は左が入ったことがよかったですね。
高安は、相手に圧力が伝わっていると今場所、話をしていました。
そういう面も見えますか?踏み込んでいるだけ、圧力が相手にかかっていると思いますよ。
押し込まれたけれどもしっかりと腰が残っていますね。
御嶽海からすると、あと何が必要でしょうか。
舞の海⇒あたって高安に左を深く差されてしまいました。
それで出足が止まってしまうんですよね。
ですから、あたると同時に差させないことですね。
あと、御嶽海が身長もそれほど大きくないですから自分の身長がどれくらいなのかということをよく考えながら攻めていったほうがいいですね。
攻めてはいましたけれどもそういったこと、一つ一つ克服していかなければいけないということですね。
身長の低い人は下手を差されると動きが止まってしまいますからね。
絶対差させてはいけないというのが鉄則です。
高安が、まだまだという感じで上位経験者の実力を見せました。
敗れた御嶽海のリポートです。
立ち合いは思いどおりだったと言っています。
ただ、あそこからはもっと右の脇を絞って押っつけて一気に出られればよかった。
負けましたが、すがすがしい表情でした。
力は出し切りましたと言っています。
この場所はこの放送席に2人の方をゲストにお迎えすることにしています。
あす五日目。
正月、箱根駅伝で連覇を果たした青山学院大学陸上競技部の監督を務めていらっしゃる原晋さんをお迎えします。
そしてことしはリオデジャネイロオリンピックの年です。
サッカー女子なでしこジャパンの監督佐々木則夫さんを七日目にお迎えします。
お二方とも相撲に非常に造詣が深い方だそうです。
どんな話を聞くことができるのかお楽しみに。
高安のリポートです。
とにかく立ち合い、負けないように思い切って踏み込んでいきました。
ねらったとおり左がうまく差せましたと言いました。
踏み込みと左差しですね。
それだけ、体の状態が戻ってきたということですね。
3連勝どうし絶対負けたくないという気持ちがあったでしょうね。
お互いそういう気持ちがあるからいいあたり、またいい攻防があるんですよね。
御嶽海も自分のあたりはできた、あとはどういった形で自分の相撲を、弱点を減らしていくかということですね。
あたりは悪くなかったですよ。
そのあと出ていくのはよかったんですが、ただ左を差されないように絞るとか押っつけるとかそういう形で相手の中に入っていかなければいけないですね。
それがこれからの1つの課題だと思います。
まだ幕内2場所目ですからね。
非常に好調どうしという相撲になりました高安と御嶽海でした。
かわる土俵は、佐田の海と徳勝龍です。
佐田の海は番付を下げて東の9枚目まだ白星がありません。
徳勝龍も白星がありません。
2人とも先場所は上位をねらう地位で健闘しましたが特に佐田の海、先場所よりも体調がいいと話をしていました。
体調がよくてもなかなか白星があがらないということもありますね。
必ずしも体調がいいからいいというわけではないです。
ですから相撲は難しいですねと本人、言っていました。
体調が不十分でもよくなるときがあります。
こればかりは私は経験していないので分かりません。
何で体調がいいのに成績があがらないんだろうと、かえって悩むときがあるんですよね。
どちらがまず抜け出すことができるか。
徳勝龍は、3場所続けて初日から3連敗。
中盤以降、立て直すことももちろんありますけれども、先場所は勝ち越しまで持っていきました。
連勝連敗というのが以前からある力士の1人です。
制限時間いっぱいです。
今場所の初白星がかかります。
佐田の海と徳勝龍です。
寄り切り佐田の海の勝ちです。
徳勝龍は4連敗です。
ようやくことしの初白星です。
決まり手は寄り切りです。
向正面は舞の海さんです。
佐田の海にやっと白星が出ました。
内容はどうでしたか。
この4日間。
もの足りないですか。
もの足りないというか佐田の海に求めたいのは幕内では小柄ですからスピードですね。
立ち合いでさっと切り込んでいくような鋭さですとか目まぐるしいような巻き替えの速さであっという間にもろ差しになるようなそういうものが欲しいですね。
上位を沸かせたときはそんな相撲でしたね。
そうでしたね。
取った瞬間に投げるとか目を見張るものがありました。
それを取り戻してもらわないといけませんね。
体が小さいですから上手でいくのはどうかなと思います。
体が小さいですので切り込んでいくのがいいと思います。
きょうすでに終わっている結果をご紹介します。
幕下の中から一番ご紹介します。
学生時代に反り技も見せていた宇良です。
上位に上がってきょうは竜電を破りました。
実況
潜って足を取った掛け投げにいった宇良の勝ち白崎⇒この相撲について舞の海さんいかがですか。
タイプは違いますけれども懐に入って仕掛けていく。
きょうは切れがすごかったですね。
それと立ち合いの低さですね。
地面すれすれといいますかあれだけ低く差されると相手は嫌でしょうね。
懐の深い相手ですけれども足を取るのは難しくないですか。
相手は足が長いですから意外と取りやすいと思いますよ。
足取りはねらっていくものなんですか。
ねらっていくと思いますし私はねらっても取れませんでした。
上位に上がってきましたので楽しみですね。
大相撲ファンも楽しみができましたね。
舞の海さんの相撲も参考にしているそうですよ。
私よりも地力がありますから相撲を見ていて分かります。
基礎体力もかなりありますね。
反り技も時折あるということです。
それだけ体のバランスがいいんでしょうね。
芝田山⇒そうですね。
下につきそうになりながらもできるのは宇良の得意なところなんですよね。
落ちないんですよ。
相手からすると引きたくなってしまいますね。
はたいたりね。
そうなってしまうと思うつぼなんですね。
下から入ってさっと足を取ってそこからが速いですね。
楽しみな1人です。
土俵は蒼国来と妙義龍です。
西の前頭5枚目自己最高の番付の蒼国来です。
1勝2敗ですが立ち合いが相手の力が強くなってきたということです。
しっかりあたれません。
しっかりあたらないとまわしが取れません。
そのように蒼国来が話をしていました。
力はつけているんですけどね。
まわしが取れれば相当かいな力を持っています。
対戦相手は妙義龍です。
この序盤はまだ本来の相撲が取り戻せていない感じです。
きのうも踏み込みながら自分からひざをついてしまいました。
けがなどがあって番付を下げたときに妙義龍は下がったからではなくて同じぐらいの成績なんですね。
大勝ちが少ない力士です。
ただ力があるということは皆さんよく分かっていますね。
過去幕内で3回対戦があってすべて妙義龍が押し出しで勝っています。
妙義龍勝って2勝2敗です。
蒼国来は1勝3敗となりました。
蒼国来もきょうはしっかり踏み込んでかち上げにいきましたね。
相手のあたりを止めようとしました。
決まり手は押し倒しです。
きょうは妙義龍らしい相撲でしたね。
相手をよく見ていますね。
蒼国来が立ち合いからかち上げにいったんですけれど下からしっかりといっていますしそのあと相手をよく見ていっています。
蒼国来としては受け一方ですから合い口もよくないんでしょうね。
これまで勝ったことがないという妙義龍です。
幕下では一度だけ蒼国来に勝ったことがあるそうです。
きょうの十両の結果です。
大栄翔、佐田の富士戦をご覧いただきます。
実況⇒きょうも正面からです。
いったん引く動きがあった。
佐田の富士出る、大栄翔も出るのど輪が外れてしまった。
体が入れ代わったどこまで回り込むか。
押し返す。
大栄翔押し出しの勝ち。
白崎⇒こういう相撲は館内のお客さんを楽しませてくれますね。
いい相撲でした。
新鋭の大栄翔がいい相撲を取りました。
押し相撲というのは息を飲んでついつい引き込まれてしまうところがありますね。
押されたり押し返したりというその応酬ですからね。
相撲というのは四つ相撲の力そして技押し相撲の迫力みんな個性が違うからおもしろいですね。
その人その人の個性を出し合って取組があるわけです。
前半にも幕内を沸かせる取組が何番かありました。
土俵上は玉鷲と旭秀鵬です。
玉鷲は西の前頭7枚目で1勝2敗です。
攻める意欲は見せていますがここまで1勝2敗です。
稽古もよくご覧になっている芝田山さんからは玉鷲にはあとは何を望みたいですか。
もの足りないというふうな感じがしますか。
あたってからの突き押しなんですけれど馬力もあると思うんですよね。
もう1つと言えばなんでしょうね。
あとはやっぱりもう少し相手をしっかり見て自分のペースを保つということですね。
攻めの威力はありますね。
組んだとしても力は持っています。
残す力も持っていますよ。
その玉鷲、再び上位に向かっていけるかというこの初場所です。
旭秀鵬はあちこちけががあって本来の力が出せずにいます。
まだ白星がありません。
膝、手首あちらこちらにけががあるという旭秀鵬です。
はたき込み旭秀鵬の勝ちです。
今場所の初白星です。
玉鷲は敗れて1勝3敗です。
あたりは低かったんですがはたきを食ってしまった玉鷲です。
頭を下げすぎてあたってはいるんですけれど足が止まって出ていないんですよね。
強くあたろうということでしっかり頭であたっていきましたけれど低すぎたんですね。
足が止まって一歩も出ていませんでした。
旭秀鵬は今場所初白星です。
あすは大関戦が組まれました。
照ノ富士と対戦したことはありますけれど大関戦としては初めてです。
前半の取組が終わりました。
ここまでの結果です。
お伝えします。
日本を元気にする会は、役員会を開き、井上義行参議院議員が提出していた離党届を受理することを決め、政党助成法上の政党要件を失う見通しとなりました。
日本を元気にする会の井上義行参議院議員は、参議院の自民党の会派に入会するため、先月、離党届を提出しました。
執行部は、井上氏の離党を認めた場合、党所属の議員が4人となり、政党助成金を交付できる、政党助成法上の政党要件を失う可能性があることから、取り扱いを慎重に協議してきましたが、井上氏の意思は固いとして、きょう、役員会を開き、離党届を受理しました。
政党助成金を受け取るには、毎年1月1日現在で、国会議員が5人以上いるなどの要件を満たして、今月18日までに総務省に届け出る必要があります。
日本を元気にする会は、新たな所属議員を確保できるメドは立っていないということで、政党助成法上の政党要件を失う見通しとなりました。
松田代表は記者団に対し、井上議員に代わる議員を確保できるメドは立っていないが、政治団体として引き続き活動し、政党要件を復活できるように、頑張っていきたいと述べました。
中国・上海で建設が進められてきた、中国本土では初めてのディズニーランドとその関連施設が、ことし6月中旬にオープンすることになりました。
これはアメリカの娯楽大手、ウォルト・ディズニーなどがきょう発表したもので、中国・上海の郊外にある浦東国際空港の近くに、2011年から建設が進められてきた、ディズニーランドやホテル、それに商業施設などを含むディズニーリゾートが、ことし6月16日にオープンするということです。
上海でのオープンは、アメリカ、日本、フランス、香港に次いで、世界で6か所目で、中国本土では初めてです。
上海のディズニーランドは、テーマごとに6つのエリアに分けられ、世界のディズニーリゾートの中で最大となる城なども建設され、主要な工事はすでに終わっているということです。
上海のディズニーランドを巡っては、上海市当局が、無断でディズニーの名称を使って営業を行ったホテルを取締り、商標権を守る姿勢をアピールするなどしていて、経済の減速が鮮明になる中、地元政府には、ディズニーランドを順調にオープンさせることで、観光業や小売り業への経済効果を期待するねらいがありそうです。
生字幕放送でお伝えしています国技館は四日目中入り後、後半の取組が始まるところです。
最初の一番に3戦3勝琴勇輝が上がっています。
きょうは豊ノ島戦です。
西の前頭4枚目は自己最高位の番付の琴勇輝です。
豊ノ島にはまだ勝ったことがありません。
初日から3連勝というのが琴勇輝自身これまでで最高です。
十両では4連勝があります。
この3日間迷いがなく自分の相撲を取っている感じがしますね。
芝田山⇒そうですね。
あたりが第一の人ですからね。
一点集中で思い切りあたってきっぷのいい相撲を取っていますね。
きょうは豊ノ島戦です。
琴勇輝自身自分よりも身長が低い力士というのはあまり経験がなくどうしても上に上がってしまうそのように話していました。
豊ノ島は上半身がのけぞっても残していますからね。
のけぞりながらもあてがってきますよね。
相手の体がだんだん遠くなっていくんですね。
相手の圧力がかかってきてものけぞって力を吸収するような感じですね。
最後の塩です。
気合いの声
ほっ!
拍手
後半最初の一番です。
今回も豊ノ島が勝ちました3勝1敗。
きょうも同じ流れでしたね。
琴勇輝のあたりを、うまく豊ノ島が吸収してしまう感じでしたね。
琴勇輝もしっかりあたっていけたようには見えましたが。
それ以上に、豊ノ島の低さ柔らかさが上回りました。
ここまで3連勝の力士は4人登場してきて勝ったのはまだ高安だけです。
豊ノ島の踏み込みこのあとも豊ノ島のペースですね。
そうですね。
琴勇輝が右から突っ張っていくんですが結局、豊ノ島の流れにはまっていますね。
上体は少しそり気味ですが足は下がっていません。
平幕、3連勝中の1人隠岐の海です。
今場所は西の前頭6枚目です。
少し番付が下がって迎えました。
初日から3連勝です。
差して相手を止めればさすがというところはこの3日間見せています。
私などは隠岐の海の調子、なかなか見ても分からないんですが。
相撲の内容がいいときにはこれは、というふうに思いますがと思えばあっけなく負けてしまう場合もあります。
自分の差して止める形ができればいいんですが。
懐深いですが形にはまったときはすごいですね。
平幕で4連勝とここまで星を伸ばしたのは高安ただ1人です。
やや重心が上がり気味ですが前に出る力を見せている魁聖西の前頭3枚目隠岐の海の勝ち。
右からひねって体を入れ替えました。
隠岐の海、勝って4連勝。
体勢としては、あまりよくなかったように見えましたが懐の深さです。
下手投げの発表になりました。
魁聖も右の上手を取った感じなんですが。
魁聖の足がちょっと狭まって絡まるような感じになりました。
それでバランスを崩しました。
隠岐の海、4戦4勝。
きのうは、安美錦が横綱を破る金星を挙げて横綱の中では白鵬だけが3連勝追う2人の横綱としてはもう星を落とせないわけですが結びは日馬富士、逸ノ城の挑戦を受けます。
逸ノ城も照ノ富士戦で初白星を挙げて臨んできます。
春場所逸ノ城が勝った相撲をご覧いただきます。
実況
引いて今度は落ちない。
つかまえにいく逸ノ城押し倒し軍配、逸ノ城日馬富士、思わず首をかしげました。
実況
日馬富士の攻め残す逸ノ城胸が合った横綱はもろ差し体を入れ替えた逸ノ城入れ替え直しました下手投げからの寄り切り、日馬富士の勝ち白崎⇒きょうの逸ノ城戦は退けておかなければいけない日馬富士です。
大体、日馬富士がのど輪で起こして逸ノ城が止まるか、止められないかですね。
逸ノ城としては相手をしっかりつかまえてしまえば逸ノ城としてはチャンスです。
のど輪で攻められると横綱の懐の中に入られてしまったりすると力を出せないですね。
きのう照ノ富士を右四つがっぷり破っているだけに怖い存在ですね。
きのうの内容は非常によかったですね。
いつも照ノ富士とは大相撲になりますがきのうは返しましたからね。
横綱としてはどういうあたりに警戒する必要がありますか?立ち合いはそんなに警戒しなくていいと思います。
そのあとですね。
大きな相撲を取ってしまうと逸ノ城としては格好の形になるのではないかと思います。
隠岐の海のリポートです。
ほっとした表情で入ってきました。
相手は重かったすでにあすに意識が向いていてあすも頑張りますと話していました。
土俵は東西関脇の対戦西に嘉風、東に栃煌山、ともに1勝2敗です。
嘉風は1勝2敗という成績です。
きょうは栃煌山戦です。
かつて栃煌山、6連勝という時期がありましたが最近は嘉風が4連勝です。
33歳9か月の新関脇。
三役通算22場所目4場所連続の関脇。
木村恵之助が合わせます。
寄り切り嘉風、完勝。
栃煌山戦5連勝です。
やはり去年から嘉風、何かが変わりましたね。
相撲の流れを自分で作りますよね。
待っているのではないですよね。
待っていませんね。
しっかりあたっていくそのあと押っつけ、突っ張り相手の懐の中を目指して常に前へ前へという気持ちが出ています。
相手の得意な形をしっかり頭に入れていますね。
相手の得意な形にさせませんね。
攻めているからです。
栃煌山としてはもう受け一方になっています。
左から差させないように押っつけていく。
栃煌山1回に嘉風が2、3発出ていく。
栃煌山としては攻めの形ではないんですね。
応戦の形で手が出ているだけなんです。
嘉風は2発、3発攻めに回っています。
これだけいい内容の流れの相撲が取れるんです。
好調ということばではありません。
別の力が出ていますよね。
好調だからどうこういうわけではない自分の相撲を作っていますね。
ここから大関の取組が始まります。
大関ただ1人3連勝、琴奨菊です。
先場所は最後の2日間膝の周辺の具合が悪く休場しました。
けがが多い力士ではありますがこの3日間そういう不安は感じさせません。
しっかりとしたあたりの流れで白星を3つつかんでいます。
きょうは琴奨菊にとっては難敵の1人、安美錦安美錦19勝していますがはたき込み5回、肩すかし2回、安美錦のペースになるのか琴奨菊はそれをさせないのか。
安美錦、新入幕から93場所目8個目の金星を手にしています。
その鶴竜戦をご覧ください。
舞の海さん、きょうどう安美錦考えていくでしょうか。
舞の海⇒まともに押し合うとやはり馬力負けしますからきのうのように先にあたって相手の動きをうまく利用しながら左右に攻めるか。
安美錦、思い切ったことをしますからもしかすると大関が頭でくるなと思ったら立ち合いから思い切って変化するかもしれません。
1つあたってからの変化もありますし立ち合いすぐにかわすこともありますよね。
琴奨菊からするとその辺りどう考えていくか。
琴奨菊の心境については芝田山さんあまり意識しすぎてもいけないでしょうね。
あまり用心深くなりすぎると足が止まってしまったりしますから。
相手の癖とかその辺りは十分分かっているでしょうからそれをどう返しながら攻めていくかそういう考えをしたほうがいいでしょう。
琴奨菊の場合は頭であたっていく大関ではありません。
引っ張り込みにいきますからいきなり変化というのは決まるかどうかというのはありますが。
そこはどうか分かりませんね。
大関から見ますとしっかり体を寄せなければいけませんよね。
この3日間、そういう形はできているように見えますが。
できていますね。
前にどんどん寄っています。
最後まで前に攻めきったというのはきのうの嘉風戦その前の2日間も、攻め込みながら、すくい投げ、突き落としですよね。
攻め込んでいるだけ相手に圧力がかかっているということです。
制限時間いっぱいです。
上位にとってはどんな相撲を取ってくるのか常に警戒される安美錦です。
こういった相手を破ると、さらに波に乗っていきます。
しっかり踏み込めているという大関三役目前、東の前頭筆頭に番付を戻している安美錦。
安美錦にとっても大きな意味を持つ上位戦です。
物言いはありません。
琴奨菊4連勝です。
ほっとしたような表情も見られました。
琴奨菊決まり手は押し出しです。
大関から見ると危ない一番でしたね。
でも足がよくついていきました。
舞の海⇒琴奨菊の足の返りも早いように見えたんですがね。
芝田山⇒攻めた分、琴奨菊に軍配が上がったんでしょう。
安美錦の肩すかしについていった琴奨菊4戦4勝です。
安美錦は右からの張り手で相手の出足を止めようとしたんですがね。
安美錦についてのリポートです。
初日、物言いがついたしもう一丁かなと思ったそうです。
あすの十両の取組です。
十両は4戦4勝が2人います。
そのうちの1人、旭日松は朝赤龍との対戦。
もう1人の4戦4勝青狼は大栄翔との対戦が組まれました。
中入り後の取組です。
正代と御嶽海が組まれました。
4連勝の隠岐の海は豊ノ島との対戦。
4連勝の琴奨菊は栃ノ心戦です。
旭秀鵬はあす初めての大関戦です。
琴奨菊についてリポートです。
土俵際のところは押し切った感覚はあったと言いました。
左から張ったことについては後の先ですとにっこり笑って言っていました。
照ノ富士と碧山が土俵に上がりました。
前半、ことし37歳になる豪風がはたき込みで白星を伸ばしました。
3勝1敗。
そして安美錦が37歳。
敗れましたが館内を沸かせました。
時間になりました。
きのう敗れている照ノ富士に碧山戦です。
間合いを嫌いました照ノ富士。
過去の成績は7回すべて照ノ富士が勝っています。
寄り切りました照ノ富士。
碧山はまだ白星がありません。
碧山、組むと上位ではなかなか力を出すことができません。
決まり手は寄り切りです。
照ノ富士は3勝1敗です。
照ノ富士はきょうは徹底して組みにいきました。
照ノ富士も下から低い体勢でした。
碧山としては残しはしたんですが最後は照ノ富士に軍配。
まわしの高さも違いましたね。
一時、照ノ富士も速い相撲を取ったんですが大関になる前の遅めの取り口になったのかなという今場所ですね。
じっくりというといいことばかもしれませんし攻めが遅いというと悪いことばになってしまうかもしれませんが。
相手につけいられるいう、隙ができてしまっているということですね。
最初に相手の腕をとったのもちょっと強引なところですね。
きょう四日目。
ここまでの中では4連勝と星を伸ばしたのは大関琴奨菊、平幕では隠岐の海と高安です。
そして3連勝は横綱の白鵬です。
四日目にしてこの人数に減ってしまいました。
稀勢の里も星を1つ落としたとはいえこのままついていけばというところもあります。
きょうは栃ノ心戦です。
照ノ富士についてのリポートです。
右の肩を気にしながら照ノ富士が帰ってきました。
どこでやったか分からないというひと言でした。
稀勢の里についてですが初日はもったいないことをしましたね。
芝田山⇒癖のある安美錦に対して考えすぎじゃないかなと。
また安美錦のほうも考えてきていましたね。
稀勢の里という力士からみると安美錦に対してあんなに頭から突っ込んでいかなくてもよかったのではないかという見方もありますね。
そうですね、そういう相手だからこそ落ち着いてしっかりさばくということも稀勢の里に求められますね。
稀勢の里のふるさと、茨城から応援団が駆けつけてきています。
初日敗れたあとはどっしりと構えて二日目、三日目と連勝しています、稀勢の里。
対戦相手、栃ノ心きのう大関豪栄道を破って今場所の初白星を挙げています。
3場所連続の小結です。
この両力士、稀勢の里が名古屋秋場所九州場所と3連勝中です。
栃ノ心、再三の下手投げ下手投げ栃ノ心の勝ち稀勢の里敗れました。
2敗目。
左四つで両まわしを引いて、しかし稀勢の里、攻めきれませんでした。
栃ノ心はきのう豪栄道、そしてきょう稀勢の里、2日連続で大関を破りました。
攻めきれなかったんでしょうか。
芝田山⇒力負けした感じですね。
稀勢の里は。
栃ノ心がよく動きました。
稀勢の里が十分だと思ったんですがね。
栃ノ心の左の投げは強烈下手ですが大関を振り回しました。
稀勢の里、上手がちょっと深い感じがしますね。
稀勢の里の左の下手も伸びていましたね、ですから引き付けが効きませんでしたね。
栃ノ心もこの場所のあとは結婚披露宴を控えています。
三役の地位でとの思いは十分にあると思います。
左四つで負けた稀勢の里は花道全体に響き渡るように大きな声で悔しがりました。
栃ノ心はこのあとインタビュールームに向かってくれます。
先場所7勝8敗でしたが栃ノ心やはり上位でも力がありますね。
力も体も大きいですね。
油断のできない栃ノ心ですよ。
大関4人目は豪栄道。
2勝1敗。
きょうは勢戦です。
勢はきのういい形で栃煌山を破りました。
同じ学年の栃煌山に全く相撲を取らせませんでした。
きょうも同学年の豪栄道との対戦です。
館内は熱戦の余韻が残っています。
熱戦のあとまわしを締め直して栃ノ心はインタビュールームに向かってくれたそうです。
一番あとにインタビュールームで話を聞きます。
結果を考えるよりも今できることをしっかりやりたいと勢は話しています。
今自分に足りないものが相手にぶつかることで分かってくる。
これを繰り返すことで自然と力がついてくる。
そうすれば結果も出てくるんですと言いました。
きのうの栃煌山戦左の使い方もよかったと話しています。
こうした一つ一つを改善して力をつけていきたいと言っています。
大阪で子どものころから知っている豪栄道ですが誰が相手でもやることは同じですと勢が話しています。
舞の海⇒勢、考えながら本場所そして稽古に取り込んでいくことは大切だと思います。
ただ番数をこなすだけではなくて頭で感じることが大切です。
勢は激しく動き回りますからね。
豪栄道、早い時点でつかまえたいですよね。
三役に戻ってきた勢。
同じ学年の大関豪栄道戦です。
式守勘太夫が合わせます。
行司待ったなしの声。
ちょっと気持ちがはやったでしょうか。
3回目の立ち合いになります。
軍配は豪栄道豪栄道もかなり後ろに倒れていきましたが、勢が先に体が割れる形です。
豪栄道、勝って3勝1敗勢は中に入りましたがおよびませんでした。
決まり手は首投げです。
ただ豪栄道は危ない勝ち方ですね。
芝田山⇒うん。
勢は張られても中に入っていきました。
そうですね。
うん、まあ…相撲の内容としては勢もよかったですね。
食ってしまいましたね。
こういうことがあるんですよね。
豪栄道も倒れたときに左側足首が危なかったですよ。
あるなしの首投げかもしれませんけれども、本来の豪栄道の相撲ではないですね。
栃ノ心関のインタビューの準備ができたようです。
大関稀勢の里関を破った栃ノ心関です、おめでとうございます。
ありがとうございます。
2日連続、大関を破りました。
よかったです、はい。
うれしいです。
うれしいです、と何か冷静ですね。
勝ったらうれしいですねやっぱり。
きょうは内容としてはどうですか。
内容は本当、だめだったんですけれどもなんとか耐えて耐えて最後たまたま投げました。
それがよかったです。
左の下手投げ、強烈でしたね。
いや本当、たまたまです。
大関に左四つ、右上手、がっちりつかまえたときはどうでしたか?左四つなんで、向こうは。
左四つにいつもなりたくないんですけれどもいつも左四つになっていますね。
稀勢の里関と。
でも勝ってよかったです。
あの形になったら左の下手投げで勝負するしかないという感じだったんですか?最初押っつけて前に出ようという気持ちがあったんですけれども、ても押っつけられなくて最後投げてよかった。
うれしいっす。
これできのうきょうと2日間大関を破って大きな自信になったんじゃないですか。
そうですね。
気持ちが負けないようにあしたからまた集中して気合い入れていい相撲を取りたいと思います。
結婚式も控えていますしね。
うん、そうですね、はい。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
栃ノ心が、きょうは稀勢の里を破りました。
稀勢の里十分に見えた左四つでしたが下手投げで破りました。
琴奨菊勝って4連勝。
しかし際どかったですね。
照ノ富士は3勝目です。
栃ノ心が稀勢の里を破りました。
豪栄道は首投げで勝ちました。
きょうは大関戦、大関が苦労する相撲が続きました。
それだけ追い上げる上位の力士が力をつけている証しかと思います。
そうですね、はい。
その中で、横綱戦を迎えます。
松鳳山と鶴竜。
松鳳山は十両陥落から復活してきました。
怖い存在じゃないですか。
もともと松鳳山は上位で大関を倒していましたからね。
それだけの力はあるんですけれどもなぜ十両まで落ちたかというのが不思議なくらいですね。
鶴竜戦は9回まだ勝ったことがありませんただし鶴竜から見ると9勝のうちたたき込みが5番突き落としが2番鶴竜が前に持っていって勝ったのはほとんどないんです。
松鳳山としたら気をつければいいということですね。
松鳳山は懐に入ることができればチャンスが出ると思うんですけれどもそこを鶴竜が読んで来るというわけですね。
気負わず相手をよく見ていってほしいですね。
初日照ノ富士戦も懐に入ってあと一歩のところまでいきました。
きょうは鶴竜に挑戦をする松鳳山です。
寄り切り、鶴竜の勝ち。
鶴竜、3勝1敗松鳳山、敗れて1勝3敗です。
このところ再び力をつけてきた上位に戻ってきた松鳳山。
それを鶴竜が退けました。
松鳳山としては考えて中に入っていったようにも見えました。
でも鶴竜も考えていましたね。
つかまえたあと、しっかりと胸を合わせていきましたね。
松鳳山が右で張って手を出して左から入る。
これが松鳳山の1つの手順ですね。
そのあと右が入りませんでした。
左の鶴竜の押っつけうまく防ぎましたね。
左四つでも、松鳳山は相撲を取ることができますが上手に十分届きませんでした。
巻き替えたら相手はすぐ出るのが鉄則ですからね。
鶴竜という力士について伺いますが懐が深いんですよね、結構。
柔らかさという面も含めてですが。
型が何なのかなという流れの中で勝っていくという感じなんですよね。
強いなという横綱というよりはうまいという横綱ですね。
そうですね。
ですからきのうのような負け方をするとどうなのかなという気になりますね。
松鳳山のリポートです。
右で張ってもろ差しねらいだったようです。
スローのVTRを見て、右が入りませんでしたねと言ったあと上手も切られてしまいましたと言いました。
ねらった立ち合いでしたがそこを鶴竜が頭に入れて、上回っていたということになります。
正面の解説、きょうは芝田山親方にお願いしています。
白鵬です。
賜盃から遠ざかっています。
いや遠ざかったという言い方がふさわしいかどうか分かりませんが、2場所優勝を逃しています。
この3日間の白鵬はどうですか?初日はちょっとひやっとした部分がありましたが二日目は一方的な相撲でした。
きのうも別に問題なくでした。
負けない相撲といいますか一方的な相撲というのは最近なかなか見られなくなりましたけれどもね。
優勝回数を重ねる間にいろいろな白鵬の目標がありましたね。
32回、それを超えて優勝33回。
このあと一部の方から、目標を失ってしまわないか心配だという声も聞かれました。
それはどうなんでしょう。
その人その人の考え方ですから。
目標がなくなったということはないと思うんですけれどもね。
あとはもう本当に一つ一つの積み重ね。
そして、その優勝回数を1回でも増やすというのが大きな目標だと思いますけれどもね。
あと気になるのは、ここ数場所場所の後半息切れする日がありますね。
先場所も優勝戦線から外れてしまってからは力が出ない取組も見えましたね。
周りが力をつけているという見方なのか白鵬もやはりどこが隙というのが見えてきたのか。
このところの白鵬の相撲を見ると今までのような一方的な力というのが、少し衰えたかなという感じには見えますよ。
ですから一方的な相撲でなくなって相手も勝つチャンスというのがかいま見えますから。
ただ、やはり序盤は落とさずにというのは白鵬はさすがですね。
その辺はしっかり考えていますよね。
四日目、横綱ではただ1人初日から3連勝の白鵬。
きょうは宝富士の挑戦を受けます。
宝富士は白鵬戦10回目です。
40代式守伊之助軍配を返しました。
結び前です。
白鵬の流れ寄り切り、危なげありません初日から4連勝。
宝富士は4連敗。
しっかりどんと踏み込んでいくのではありませんがしっくりと相手のよさを消しながら攻めていくという感じ手順どおりというふうですね。
相手をよく見ていって押っつけながら、そして左の上手を取るそして寄る。
左を差させないようにしっかりと押っつけるその手順というのはさすがの横綱の技術なんでしょうね。
結局、宝富士は何をしたのかというと何もしていませんね。
何もできませんでしたね。
横綱の貫禄を示しました。
ここまで4戦4勝、横綱の白鵬大関の琴奨菊平幕の隠岐の海、高安4人になりました。
四日目、結びです。
番数も取り進みましたるところかたや逸ノ城、逸ノ城こなた日馬富士、日馬富士この相撲一番にて本日の打ち止め!
拍手
四日目の結びの一番先場所、久しぶりの賜盃を手にした日馬富士2勝1敗。
序盤、もう落とすわけにはいきません。
破れた翌日はしっかり引き締めてきました。
そして逸ノ城です。
きのう照ノ富士を右四つがっぷりから破りました。
両力士の対戦、これまでは日馬富士が立ち合い踏み込んで突く右ののど輪で起こすそのまま攻めきれるか逸ノ城が日馬富士の動きを止めるか。
去年の春場所1回、逸ノ城が日馬富士の動きを止めて攻め返しました。
このところ上位でなかなか成績が残せずにいた逸ノ城ですがなんとかことし再び上を目指すきっかけを作りたいです。
きのう三日目、照ノ富士に勝って今場所の初白星そしてきょう迎える横綱戦横綱戦に向かう逸ノ城のリポートです。
初日、二日と全然よくなかった。
きのうようやくいい相撲が取れました。
特に立ち合いで左の上手を取られましたがそのあと自分が左を取ってすぐ前に出ることができた。
上手を取ってからの動きがよかったですと言いました。
とにかく自分は大きな体をしているので前に前に出る相撲、これを目指していきますという話をしています。
ですからきょうの日馬富士戦も上手を取らせてもらえないだろうし右も差させてもらえないだろうからとにかくどんな格好でもいいからがむしゃらに前に出ます。
前に前に出ます。
それを何度も繰り返していました。
新入幕で優勝争いを演じたときには、そういった相撲でした逸ノ城です。
動きをまず、日馬富士をつかまえて体を生かして前に出ることができるか逸ノ城。
横綱の力を示すことができるか日馬富士。
四日目結びの一番です。
中に入って寄り切り日馬富士の攻めでした。
日馬富士、勝って3勝1敗止められませんでした逸ノ城、敗れて1勝3敗。
今の一番、向正面の舞の海さんに伺います。
逸ノ城が自分の体を生かしたいという話もありましたが日馬富士がそれを許しませんでしたね。
舞の海⇒それに逸ノ城も自分の体を生かすことができていませんね。
起きていましたし右は差しますが、手だけでした。
自分のせっかくの重い体を軽くして相撲を取っているんです。
1歩でも半歩でも踏み込んでいかなければいけないということですね、逸ノ城は。
そうですね。
1発、2発張られるとひるんでいますね。
起きていますね。
まだまだ実際の相撲の動きには逸ノ城の思いが出てこなかったということですね。
正面の解説は元横綱大乃国の芝田山親方にお願いしてきました。
きょうは3横綱、挑戦者を退けた形になりました。
白鵬が星の上では1つリードしていますがまだ4日間です。
横綱3人の調子についてはどうですか。
白鵬は連勝しているだけにいいなという感じがしますしきょうの最後の一番で逸ノ城は日馬富士に完全にのまれてしまったな、という感じです。
日馬富士の状態も星は1つ落としていますがいいんじゃないですか。
悪くないです。
あと、鶴竜もきょうはいい流れでしたね。
琴奨菊、きょうはひやりとする感じでしたが星を挙げました。
この流れでいい感じだと思いますよ。
あす五日目は放送席にゲストをお迎えします。
お正月、箱根駅伝2年連続の優勝を果たした青山学院大学陸上部の原晋さんです。
「大相撲初場所四日目」をお伝えしました2016/01/13(水) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 四日目 ▽新十両紹介 千代翔馬[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ 〜国技館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

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