そして買った。
定期的に、四季報を読む気になって、読まなくなる。
コンスタントに簿記の勉強はダラダラしたり、してなかったりするが株とか投機系への熱というのはいつも定期的に入る。
経営への熱も定期的に入る。そして消える。
昔から、金の話を多く聞かされてきているのか、金が好きだ。
思い返せば一番最初にお金に夢を見たのは小学3年生の時に病室で某元社長が活躍しているのを、見た時だ。
激しく崩れていくのも好きだった。
大抵、いつも金があっても出来ないことで悩んで、お金への熱は収まる。
お金があっても出来ないことを今日のプログラミングの授業で酷く感じた。
自分が作ったプログラムをプレゼンしたのだったが、醜女が自分の後ろの席の男女たちにバカにされたのだった。
皆は立たないでマイクを持って発表しようとして、それでよかったのに醜女は立った。
醜女は他人の発表を見たり聞いたりしていないし、友人がいないから分からなかったのだ。
教授の話していることを遮りながら、物凄い勢いで話した。
プログラムはよく出来ていた。サンプルから拾ってきたのを改良したのかもしれないし、オリジナルかもしれない。
それを見て、後ろの男女は笑っている。
女は某声優に似ていて、とりあえずセックスには困らなそうで大層なプログラムを提出したのだった。
しかし、それは隣のクソみたいな某ポータルサイトとかのインターンに参加するくらいの付属卒のバカな男が作っているものだった。
二人と他の男1人で醜女を笑っている。
醜女はまともに友人がいないし、他の女の子たちのようにプログラムを作ってくれるような男ができるわけがない。
醜女はどの授業の時、微塵も周りに配慮を見せないし、周りをそもそも見ていない。
だが、仕方がない。
醜女が周囲の人間に配慮をとったら、己は消えてしまったほうがいいだなんてことになるのだ。
小さい頃から周りを見ないようにして己を守ってきたのだろう。
醜女の容姿がよかったら、彼女はあんな滑稽なことをしなかっただろう。
後ろの男女に笑われることもなかっただろうし、他の女のように他の男に課題をやらせていただろう。
自分は彼女に美しい容姿を買ってあげたくなると度々思うくらい醜女はいつだって大学で酷い目にあっている。
金で容姿が買えたらよかったと鏡の前で、醜女と自分に対して思う。
金で容姿が買えたら。