大相撲初場所 四日目 2016.01.13


生字幕放送でお伝えします四日目を迎えています。
3横綱の中で3連勝としているのは画面中央ののぼり、白鵬だけ。
36回目の優勝に向けて白鵬は連勝を伸ばすのか。
それともきのうおとといのようにそれを止める力士が現れるのか。
正面解説は元小結・普天王の稲川親方⇒青色リポーター⇒黄色で表示します。
幕下上位そして十両と非常に熱戦が多く早くも館内の熱気が高まっています。
十両は土俵上の一番を含めて残り6番。
土俵は里山と千代皇です。
過去の対戦成績はともに五分です。
九州場所は里山が勝ちました。
少しずつ少しずつもぐって形を作っての寄り切りでした。
千代皇は平成3年生まれ寄り切りました里山の勝ち少しずつ頭をつけていきました。
里山2勝2敗としました。
千代皇も敗れて2勝2敗です。
決まり手は寄り切りです。
稲川さん、立ち合いからもちろん里山は頭をつけて潜っていきたいところですが。
案の定入って左の下手が入りましたからそこで千代皇が嫌がって上手を取りながら呼び込んでしまいましたね。
そこをすかさず里山が攻めました。
千代皇、我慢できないところがありましたね。
攻めながらの投げは有効です。
相手を呼び込みながらの投げですから千代皇が相手につけいる隙を作りましたね。
十両のここまでの結果です。
旭日松がきょうも白星を伸ばしました。
4戦4勝です。
十両で3戦3勝もう1人の青狼が北はり磨との対戦です。
土俵上は明瀬山と大翔丸です。
今場所、明瀬山は自分から攻めて攻めてという内容でここまで2勝。
番付は十両西の5枚目。
そろそろ幕内が視野に入ってくるところまで番付を上げています。
大翔丸、先場所12勝3敗と好成績ですが今場所は敗れた2つの黒星あっけなく転がされています。
本人によると自分の出足がちょっとよすぎて勢い余って転んでしまいましたと言っています。
大翔丸、今場所どうご覧になりますか稲川さん。
立ち合いも鋭くて前に攻め込む相撲を見せています。
立ち合いのうまさもあります大翔丸。
このまま大翔丸らしい相撲を取ってほしいところです。
このところの明瀬山相撲ぶりが変わってきたようにも思えますが。
昔よりは半身になって長い相撲が減りましたね。
その分、短くなったということは自分で攻めているということでしょう。
合いませんでした。
最後は左も入って寄り切りました。
大翔丸の勝ち。
きょうは徹底して、押っつけました。
きょうは大翔丸らしい相撲といえますか?稲川⇒そうですね、徹底して左の押っつけをやっていきましたけれども相手は嫌ですよね。
よく途中も見ていました。
そしてそのあと押っつけましたね。
どっちの手を差してくるか考えてそれを差させないというのを頭に入れておけば差されたら組む形になってしまいますのでそれを頭に入れて、しかも実践できた。
大翔丸は思いどおりの相撲が取れたんじゃないですかね。
勝った大翔丸、敗れた佐田の富士ともに2勝2敗です。
大翔丸は平成3年生まれの1人です。
非常に楽しみな一番を迎えました。
2勝1敗としている大栄翔。
先ほどの相撲、勝った大翔丸そして敗れた明瀬山ともに2勝2敗です。
押し相撲の大栄翔です。
きのう三日目は富士東を真正面から押し出しました。
30kg以上重い富士東です。
全く横に動きませんでした。
一方的に押し相撲の富士東を土俵の外に持っていきました。
同じ部屋には新十両力士の剣翔もいます。
また、前の一番で勝った大翔丸もいよいよ幕内をうかがおうかというところで返り入幕を目指す大栄翔です。
大栄翔のリポートです。
立ち合い、大きい相手にもあたり負けしなくなりましたという話をしていました。
体重がかなり増えて本人は意識して増やしたということではないようです。
160kg近く、今はあるということです。
動きはここまで悪くありません。
幕内から今場所落ちたわけですが本人は、力が足りなくて跳ね返されて十両に落ちました。
ですからもう一度力をつけてあたりや、攻め方もっともっと厳しくしないといけないということです。
剣翔などが十両に上がってきました。
当然、刺激を受けています。
負けたくない、誰よりも早く上に上に上がっていきたいという話をしています。
年齢は下ですけれども大栄翔角界入りは大栄翔のほうが先輩です。
佐田の富士は大栄翔よりも30kgほど重いです。
大栄翔、押し出し大栄翔の勝ちです。
いったんは守勢に回りましたが大きな佐田の富士を押し出しました。
決まり手は押し出し。
攻守が目まぐるしく入れ替わりました。
立ち合いからどうですか。
押していこうという気持ちですよね。
押し負けそうになってもそこから徹底して押す。
まあ、よく残りましたよね、途中。
厳しいかと思いましたね。
丸い土俵をうまく使いました。
そして、押っつけからの押しでした。
いかがですか?お客さんが沸くようないい相撲でしたよ。
左四つもありますけれども突き押しからの組み手でもいいと思うんですけれどもやはり、突く力士はそういませんので突きの威力を増してもらって突ききるような相撲を取るとまたおもしろくなると思います。
非常に楽しみですね。
きょうは、大栄翔、大翔丸、剣翔と追手風部屋の3人の十両力士がすべて勝ちました。
しかも内容がすべてよかったですね。
これから若い力士の台頭も、楽しみになります。
非常に、十両の取組もきょうは盛り上がっています。
幕下上位5番からすごくいい相撲が続いていますね。
こういったところから、おもしろい相撲が増えるとすでに1階の客席は埋まっていますけれどもまた相撲人気も加熱していきそうですね。
そのとおりだと思います。
土俵の充実、お客さんが喜ぶ相撲を取ることがいちばんだと思います。
きょうは特に十両の土俵からそういうのが多いですね。
ことし最初の場所大相撲初場所、東京・両国の国技館からお伝えしています。
初日からきのう三日目まで満員御礼です。
十両の取組は残り3番です。
英乃海と鏡桜です。
ともに幕内経験者です。
ともに、四つはどちらかというと右四つですが、ただ鏡桜は左四つそして張り差しなどの動きもあります。
非常に技のある両者といいましょうかそんな印象がありますがいかがですか?鏡桜はまわしを取ってからの力強さがすごく印象に残るんですけれどもなので、自分得意な左の前みつからの右四つそういう相撲を取ればいいと思うんですけれどもね。
英乃海は先に左の上手を取って上手勝負のようなところもありますけれどもね。
どちらがいい位置の上手を取るかですね。
半身でも相撲を取ることはできますがどうしても軽くなってしまいますし右の差し手よりはやはり左の上手を先に取りにいく。
なおかつ胸を合わせることができればいちばんいいと思うんですけれども。
寄り切りました英乃海の勝ちです。
きょうは英乃海、もろ差しの形今場所の3勝目です。
向正面は三瓶アナウンサーです。
差し手争いはどうでしたか。
鏡桜がすぐ前まわしを引きました。
英乃海がもろ差しで出ていくところ、上手が切れました。
向正面で上手を取っていましたけれどもすぐに切れてしまったということですね。
きょうは早かったですね英乃海。
もろ差しをねらっていましたね。
相四つなので右は簡単に差せると思って左からも差しにいっていますね。
もろ差しねらいですね完全に。
きょうは考えていった結果ですね。
そうですね。
相四つなので右はすぐに差せると思って左を固めていってもろ差しねらい。
自分が思っているようなもろ差しができたと思います。
幕内経験者、英乃海西の十両2枚目、3勝1敗です。
鏡桜は2勝2敗です。
十両初日から3戦3勝としている青狼が土俵です。
もう1人、3戦3勝としいた旭日松はきょう白星を伸ばしました。
青狼は今場所よく動けていると話していました。
佐田の富士の一番はよく回り込んで相撲を取ることができました。
きょうの対戦は北はり磨です。
青狼から伺います。
青狼も返り入幕を目指していますけれど今場所も前まわしを取る動きはどうですか。
幕内と比べると十両の力士は圧力が違うと思いますのでその分、上でもまれた分実力差があると思います。
1回でも幕内の土俵を経験しているといいですか。
それはいいと思いますよ。
僕も幕内に上がったときに何が違うかと思ったら立ち合いの圧力が違ったという印象がすごくありました。
そういう感じでいくと立ち合いで自分の形が出るということは圧力負けしない立ち合いができているのと立ち合いで有利に立っていることだと思います。
動きの中で勝機を見つけますし青狼は正攻法ですね。
過去は北はり磨の3勝、青狼の1勝です。
北はり磨はすべて押し出して勝っています。
うまくいなしました、青狼の勝ちです。
青狼初日から4戦4勝です。
きょうも動き勝った感じの青狼ですね。
最初は北はり磨もよかったですよね。
8割方、北はり磨の相撲だと思います。
ちょっとした圧力がかかっていたと思います。
押し切られないだけの幕内で培ったものというかそれが最後の土俵際の突き落としだと思います。
幕内の土俵を経験したことがよかったんだと思います。
十両最後の一番です。
西十両筆頭の富士東はここまでまだ白星がありません。
過去の対戦成績は2対2です。
幕下上位5番と十両、熱戦の多い四日目です。
十両最後の一番です。
西の富士東ですが今場所はまだ白星がありません。
西の筆頭ですから勝ち越せば返り入幕もという番付です。
富士東はどうですか?少し上突っ張りというか上半身に力が入って起きてしまっているような感じがしますね。
もっと低くということですか?低いというよりは押し相撲ですから手のほうに集中するのではなくて土台の足、膝もよく曲げていけばいいと思います。
押してばかりで上半身に力が入ってしまっているような気がします。
まだ時間前の仕切りです。
対する荒鷲も東の4枚目。
幕内経験者です。
1勝2敗。
荒鷲もまわしを取ると力強いところがありますね。
きょうも立ち合いで相手の押しに対して自分有利な左前みつ右四つですね。
右四つになれるかですね。
去年の春場所は荒鷲がけたぐりを見せて勝ちました。
本来荒鷲は押してくる富士東にまわしを取って止めたいですよね。
組みたいでしょうね。
富士東は徹底して組まないように引くだけでしょうし四つはけんか四つです。
体格差はあります。
富士東が183kg荒鷲は149kgです。
富士東押し出し。
富士東、今場所の初白星です。
荒鷲は張って相手の立ち合い止めようとしましたけれども前まわしを取ることができませんでした。
結局、前まわしを取ることができませんでした。
右で張って左の前みつをねらいにいきました。
左の返しがですね。
左の返しで体を浮かせましたから軽くなったところを押し出しましたね、富士東。
相手が荒鷲ということもあって一気に押し切っていきました。
館内アナウンス
これより幕内土俵入りです。
初めに西方幕内土俵入りです。
先導は木村要之助北太樹
(きたたいき)東京都出身山響部屋誉富士
(ほまれふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋貴ノ岩
(たかのいわ)モンゴル出身貴乃花部屋正代
(しょうだい)熊本県出身時津風部屋阿夢露
(あむうる)ロシア出身阿武松部屋臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋高安
(たかやす)茨城県出身田子ノ浦部屋玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋松鳳山
(しょうほうざん)福岡県出身二所ノ関部屋安美錦
(あみにしき)青森県出身伊勢ヶ濱部屋小結・栃ノ心
(とちのしん)ジョージア出身春日野部屋関脇・嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋初日から3連勝は幕内では7人です。
西方では自己最高位西の前頭4枚目に番付を上げた琴勇輝が初日から3連勝です。
立ち合いのあたりから一気の攻め。
持ち味の相撲が迷いはありません。
どこまで序盤連勝を伸ばしていくのか注目です。
館内アナウンス
かわって東方幕内土俵入りです。
先導は木村銀治郎輝
(かがやき)石川県出身高田川部屋豊響
(とよひびき)山口県出身境川部屋常幸龍
(じょうこうりゅう)東京都出身木瀬部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋御嶽海
(みたけうみ)長野県出身出羽海部屋妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋豊ノ島
(とよのしま)高知県出身時津風部屋隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋徳勝龍
(とくしょうりゅう)奈良県出身木瀬部屋旭秀鵬
(きょくしゅうほう)モンゴル出身友綱部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋小結・勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋関脇・栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋東方幕内力士の土俵入りです。
幕内2場所目の御嶽海が3つの白星を並べています。
持ち味の押しが非常に3日間さえています。
4大関の中では3連勝は琴奨菊ただ1人です。
立ち合いしっかりあたってその流れで相撲を取っています。
きょうは難敵、安美錦戦を控えています。
四日目の東西の幕内力士の土俵入りが終わりました。
正面解説は元横綱・大乃国の芝田山親方⇒青色向正面は元小結・舞の海の舞の海秀平さん⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
序盤まだ三日ですが幕内では勝ちっぱなし3連勝は7人です。
三役以上では横綱の白鵬と大関の琴奨菊しかいません。
芝田山さん、お願いします。
芝田山⇒よろしくお願いします。
横綱だけではなくて大関、三役の力士ですね。
いかがですか。
そうですね。
今場所はなかなかいいんじゃないですか。
館内アナウンス
横綱土俵入りです。
横綱日馬富士露払い誉富士太刀持ち宝富士行司は木村庄太郎であります。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!日馬富士は二日目松鳳山に中に入られて1敗を喫しました。
先場所も序盤で星を落としたあとしっかりと相撲を立て直して7回目の優勝を手にしました。
この日馬富士、1つ敗れたとはいえ崩れては困りますね。
きのうは尾を引くような感じはありませんでしたね。
きのうは問題はありませんでしたね。
休場明けで先場所優勝して久しぶりの優勝をしたということで気持ちの重圧は大きかったかもしれませんね。
休場している中でやはり、土俵に戻ってくると感覚だとかやっぱり周りからせめられることがありますからそれで優勝というのは大きいと思いますね、この場所では。
今場所も最終盤まで優勝争いに絡んでもらいたいですね。
館内アナウンス
横綱白鵬土俵入りです。
白崎⇒ここまで3戦3勝です。
初日はひやりとする場面がありましたね。
最後の詰めのところ白鵬が飛びましたね。
お互いに飛び違えるような感じでしたね。
きのうおとといと非常にいい相撲でしたね。
一直線に持っていくような厳しい攻めを見せましたね。
3場所ぶりの優勝。
この場所に臨んできました。
横綱の白鵬です。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!けがのない力士というのはほぼいないわけです。
左の肘、初日から大きなサポーターをつけていました。
場所前の稽古などでも気にする様子がありました。
白鵬がサポーターをつけていること自体が珍しかったんですが状態が気がかりです。
3日間はそれを感じさせませんね。
問題はないと思います。
横綱になって3場所優勝していないのはまだ一度しかありません。
もちろんほかの力士が力をつけて追い上げてきたということはいえると思います。
そこをどう跳ね返していくかということですね。
館内アナウンス
東方より横綱鶴竜土俵入りであります。
白崎⇒きのう安美錦に星を落としてしまった鶴竜です。
初日も嘉風戦、決して鶴竜本来の相撲ではありませんでした。
しっかりと気持ちを切り替えて臨みたいきょう四日目です。
館内アナウンス
横綱鶴竜露払い蒼国来太刀持ちは勢であります。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!白崎⇒きのうは安美錦戦相手に呼吸を合わせてしまうようなところがありましたね。
見すぎると迷ってしまうというところがあるようですね。
安美錦は相撲巧者ですからポイントをねらってしっかりと攻めましたよね。
やや安美錦は呼吸がずれるような感じからもう一度気持ちを集中させてあたっていきましたね。
そこを見てしまったんですね鶴竜。
去年、秋場所で横綱で優勝してこのままついていけるか。
2016/01/13(水) 15:12〜15:55
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 四日目[字]

【解説】正面(十両)稲川(元普天王),【アナウンサー】正面(十両)小林陽広 〜国技館から中継〜

詳細情報
番組内容
【解説】正面(十両)稲川(元普天王),【アナウンサー】正面(十両)小林陽広 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(十両)稲川(元普天王),【アナウンサー】正面(十両)小林陽広

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

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