情報ライブ ミヤネ屋 2016.01.13


こんにちは。
1月13日水曜日、情報ライブミヤネ屋です。
けさ、日本列島に衝撃が走りました。
朝起きてびっくりされた方もたくさんいらっしゃると思いますが、国民的アイドルグループ、SMAPが解散。
メンバー4人がジャニーズ事務所から独立すると、けさの日刊スポーツが1面で報じました。
一体、SMAPに何が起きているのか。
きょうは日刊スポーツデスクの竹村デスクです。
よろしくお願いいたします。
お願いいたします。
まあ、まずはこれ、日刊スポーツ見て、私も腰抜かしたんですけれども、ちょっと読ませていただきます。
ジャニーズ激震。
SMAP解散と、もう言い切ってます、日刊さんは。
木村拓哉さん以外は独立だと。
で、細かく読んでみますと、昨年末に決断したようだと。
安定した人気を誇り、今も第一線で活躍中のスーパーグループ、SMAPの解散が決定的となった。
解散の時期は未定なんですが、結論は出ている。
木村拓哉さんはジャニーズ事務所に残留し、ほかのメンバー4人が、事務所を退社すると。
独立する意思を固めているんだと。
ある関係者は、協議中としながらも、そういった話があるのは事実ですと、これ、証言しています。
協議は半年以上に及んでいるんですが、メンバー全員が昨年末までに、それぞれの去就について決めていると。
何が原因か?背景は、SMAPの育ての親といわれる、女性チーフマネージャーの去就が関係していると。
チーフマネージャーは、すでにSMAPの活動を取り扱うジャニーズ事務所の関連会社、ジェイ・ドリームの役員を辞めていまして、近くジャニーズ事務所も退所する意向も固めているんだと。
SMAPが国民的グループにまで成長したのは、ジャニーズ事務所の後ろ盾も大きかったが、そのチーフマネージャーのかじ取りがもたらした結果だと、多くの芸能関係者が認識している。
バラエティー番組への積極的な進出、木村さんを筆頭とした、俳優を軸とした活動、中居さんが進化を発揮した司会業など、どれもが当時、斬新であったということで、まず、ここまでの記事からいきますと、そのSMAPについていらっしゃった女性チーフマネージャー、この方が、ジャニーズ事務所を辞めるので、じゃあ、どうしようかって話し合いが持たれたようだと。
その中で、木村拓哉さん以外は、その育ててくれた女性チーフマネージャーについて辞めるんだという記述が。
これは、ずっと一部週刊誌で、そういう話も報じられました。
チーフマネージャーの方に関しては。
そこからいろいろあって、昨年末に実は決断していた。
そうですね。
育ての親の退社という動きに合わせ、メンバー5人は、何度も話し合いを重ねたと。
中居さんら4人は自分たちを発掘したジャニー喜多川さん、社長ですね、はじめ、事務所に対する感謝の気持ちは強いんですけども、最終的にチーフマネージャーについていく形で独立することを決断したと。
別の関係者によると、木村さんはメンバーの中で最後に結論を出した。
関係者は、今、自分があるのは、ジャニーズ事務所のおかげ。
悩んだ末に、残ることを決めたようですと話す。
中居さんら4人は独立後、ジャニーズアイドルとしてのSMAPというグループ名を名乗ることはできなくなる可能性が高い。
それぞれソロ活動に力を注ぐことになりそうだと。
SMAP、ことし25周年。
記念イヤーにもかかわらず、現段階でCD発売、全国ツアーの予定はないということなんですね。
ですから、5人で話し合いがあって、皆さん、恐らく迷われたと。
その中で、日刊さんの記事によりますと、木村拓哉さんは、いや、もともとはジャニーズ事務所に育ててもらったんで、自分は残るという決断をしたんだと。
さあ、そして、アイドル像を変えた、世界に一つだけの革命グループということで、SMAPはアイドル王国、ジャニーズ事務所の中では、孤高の存在であった。
事務所が主催するビッグイベントなどにほかのグループがこぞって集まる中、距離を置いて参加しないことが多かったが、毎年大みそかに所属アイドルが出演している東京ドームで開催するカウントダウン公演に出演したことは、実は一度もないんだと。
ほかの人気グループとは、明らかに一線を画した活動を続けていた。
近年、状況が変わったと。
嵐はじめ、後輩グループが次々と台頭。
かつての事務所の稼ぎ頭として別格扱いだったSMAPは、ブランド力は維持しながらも、後輩アイドルとの共演や交流も徐々に増えてきたんだと。
東日本大震災復興チャリティーなどにも、ほかのタレントと一緒に出た。
レギュラー番組にジャニーズJr.と出演することも増えた。
徐々に王国の中で、居場所を見つけていく、流れが生まれていくように見えたが、長い時間をかけて出来上がった距離を縮めることはできなかった。
改めて、このSMAPというグループを振り返ると、この女性チーフマネージャーの方のマネージメントもありましたけども、アイドルが、バラエティをやったり、ドラマをやったり、今となっては当たり前ですけども、中居さんが司会をやったり、非常に今までのアイドル像を、全部壊してきたのが、SMAPですよね。
唯一無二の存在。
まず日刊さんは、SMAP解散というふうに報じている。
で、ファックス、届いてるんですよね。
こちらですね。
所属事務所からファックスが届いております。
このたび、一部報道機関により、SMAPの一部メンバーの独立問題と担当マネージャーの取締役辞任などに関する報道がなされました。
確かに、この件について、協議・交渉がなされている事実は存しますが、そのような状況下であるため、詳細についてのお問い合わせにはお答えできませんので、よろしくご理解のほどお願い申し上げますと。
ということで、所属事務所によりますと、協議・交渉がなされている事実、これはあるということなんですね。
で、こっちいってみますね。
スポニチさん、スポニチさんが一面いってるんですけれども、これ、日刊さんと微妙に違うんです。
退社も、中居さん、稲垣さん、草なぎさん、香取さん、SMAP分裂危機と。
木村拓哉さんのみ、残留かと。
育ての親、女性マネージャー来月退社に4人同調ということで、日刊さんは解散、言い切っている。
スポニチさんは分裂危機、このニュアンスが違うんですね。
スポニチさんはメンバーと女性マネージャーとの間に固い絆があるんだと。
SMAPは91年CDデビューのあと、なかなかブレークすることができず、苦しんだ時期があった。
活路を見いだしたのはバラエティー番組。
コントにも挑戦するなど、それまでのアイドルとは一線を画した活動で、ようやく人気に火がついた。
メンバーを支え、一緒に頑張ってきたのが、この女性マネージャーの方なんだと。
このことを理解しながらも、事務所側との明確なあつれきがないのに退社をすることはできないという意思を貫いているのが、木村拓哉さん。
事務所関係者は、木村さんが、もう自分の思いを翻すことはない。
ただ退社する意思を表明している4人は、まだ迷ってるんじゃないか。
現段階でグループは分裂状態にあるが、今後の話し合いしだいでは、全員が残る可能性もあるんだよというふうに報じているのがスポニチさん。
ですから、日刊さんとスポニチさんで、共通している部分は、木村拓哉さんは、これはジャニーズ事務所に残るっていうところ。
で、スポニチさんは、いや、ほかの中居さん、稲垣さん、草なぎさん、香取さんは、その女性マネージャーの方に大変恩義は感じているものの、ただ迷っているんだと、だから、SMAP解散の危機ではある、分裂の危機ではあるけどっていうところ、このニュアンスの違い。
さあ、これ、ずばり竹村さん、どう取りますか?この論調の違いは?
そうですね。
うちは6か月間、きのうきょう決めた話じゃなくて、6か月という長い間にわたって、それぞれ話し合い、何度も話し合いをして、結論が出たということなんですよね。
結論が出ても、一度決めたからには、まあ、覆水盆に返らずではないですけれども、もう戻ることはできないということで、日刊スポーツは解散というふうに。
ということはこれ、日刊さんとしては、もうこれ、既成事実というふうに報じているといっても?
そうですね。
戻るということはないと、うちの取材では、そういうふうに。
ということは、木村さん以外は、辞めちゃうよって?
退社するということですね。
一方、スポニチさんは、覆水盆に返るっていう。
報道なんですね。
で、これね、まあ、いかにSMAPがすごいかなって、これ、五郎さん、実感したのは、きょう、NHKのお昼のニュースで、これ、やったんですよ。
びっくりしましたよね。
やっぱりちょっと、歴史的な事件ですよね、ある意味ではね。
そうなんですよ。
SMAPというグループが、いかに偉大で、解散しましたっていうニュースだったら、分かりますけど、解散するかもしれませんっていうのが、NHKがお昼の全国ニュースでやったっていうのが、いかにSMAPっていうのが、偉大なグループで、これが芸能界のみならず、日本に与える影響は、どれだけ強いかということなんですよね。
で、この日刊さんとスポニチさんの微妙なニュアンスの違い。
ここなんです。
これが聞きたいんです、僕は。
これが聞きたい。
いや、なんかね、赤星さんね、分かんないですよ。
この、どういう事情があるか、女性チーフマネージャーの方が退社される、どうのこうのある、それからSMAPの皆さんは、その女性マネージャーの方に恩義がある、でも一方で、ジャニーズ事務所という大きな事務所に育てられたというのもある。
皆さんが話し合って、完全燃焼しましたんで、一時、活動を休止しますとか、極端に言うと、解散しますっていうんなら、あー、そうか、25年かぁと思うんですけども、そのマネージャーの方の辞める、辞めないっていうところが、あの国民的アイドル、SMAPに影響を与えることの、なんかさみしさというか。
僕的にはやっぱり、本当に25周年という形を迎えられて、本当にいろいろ分岐的になる年なのかなという気はするんですけど、やっぱり僕もSMAPさん大好きで、できたら、そのスポニチさんの記事であってほしいなっていう思いはあるんですよ。
だから今、ライブとかも、もちろんやっていらっしゃいますけど、レギュラー番組以外は、それぞれが活躍されているじゃないですか、ドラマ、司会、バラエティーと。
たまに、今はね、スマスマなんかで、週1回、集まっていらっしゃいますけど、たまに集まって、また皆さんでやってもらったら、うれしいなぁというのも、恐らくファンの方の偽らざる心境だと思いますけども、さあ、そもそもそのジャニーズ事務所って、大変大きい事務所なんですが。
1962年に創業されました。
社長がジャニー喜多川さんです。
男性アイドルを数多く輩出していて、70年代から80年代にかけて、フォーリーブス、そして郷ひろみさん、たのきんトリオらが人気となって、一世をふうびしました。
所属アーティストとしては、近藤真彦さんをはじめ、人気アイドルグループが多数所属をしているわけなんですね。
ここで駒井さんと中継がつながっています。
駒井さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今、ちょっとKinKiKidsのKが全部大文字じゃないとだめですよ。
間違えてる、マルチ。
小文字になってました?
失礼いたしました。
どこ?KinKiKids?
KinKiKidsさんね。
全部大文字です。
光一君、ごめんね。
まず、駒井さん、まず、この記事、どんと出たんですけど、駒井さんの印象としてはどうですか?ずっと取材してて。
もうなんだか、ちょっと彼らがね、彼らのテレビ番組でやったSMAP解散っていうドラマがあったじゃないですか。
覚えてます?あれを見てるような気がしてしょうがないんですよ、けさから。
なんですけど、最初に話が入ってきたのは、私たちのところに入ってきたのは、実はきのうだったんですね。
チーフマネージャーさんがお辞めになるんじゃないかという話。
これは一部週刊誌で、報じられましたよね。
半年ほど前ですね。
実はそれがずっと、今まで話し合いが続けられていたということなんですかね?
週刊誌というのは、去年の1月のあれですかね。
事務所の幹部の方がインタビューに応じた週刊誌、それが去年の1月のことで。
それから実は、去年の夏ぐらいにマネージャーさんがお辞めになって、SMAPがそれとともに独立するのではないかといううわさが、私達のところにも回ってはきてたんですね。
で、実際に、その話は程なくしてなくなったらしいよというところまで、落ちがついたんですけれども、ところが、きのうになって、急にお辞めになるらしいという話が入ってきて、だったらSMAPどうなるんだと思って、そしたら、けさの日刊さんとスポニチさんが、こういう形で、解散、分裂という記事だったと。
いろいろ取材をしてみましたところ、今までのところね、このちょっとした微妙な違いあるじゃないですか、日刊さんとスポニチさん。
私が取材してみた感じでは、すみません、ちょっと、スポニチさん寄り。
覆水盆に返る?
はい。
チーフマネージャーの方はお辞めになる?
お辞めになる。
そこは決まっていると聞いてます。
それともう一つ、木村拓哉さんが早い段階で、事務所に残る決意をしたというのも聞きました、伺いました。
で、今、じゃあ、何を協議をしているのか、話し合いをしているのかというのが、ほかの4人の去就の部分が、まだ決定していないというふうにも聞いたんですね。
だから、えーっと、一緒に独立されるのか、木村拓哉さん以外独立されるのか、ジャニーズ事務所に残るのかという話を?
そういうところ。
まだ決定ではないのではないかと。
さあ、それを受けて、竹村さん、いかがでしょうか?
そうですね、私どもも、この半年ぐらいの間の中で、去年の暮れですと、もうちょっと違う情報も流れたときがあったんですよね。
今、1対4ですけど、そうじゃなくて2対3じゃないかとか、そんな情報もありまして、ただまあ、最終的にはこういうふうに決まったというのが、日刊スポーツの見解ですね。
日刊さんとしては、こっちで。
日刊さんは週1回、ジャニーズ事務所の方の。
毎週そうですね。
コラムなんかもやってらっしゃるんで、それもあるんで、日刊さんはちょっと近いのかなと思ってたりしたんですけども、駒井さん、改めてね、このジャニーズ事務所なんですけども、今はもう、本当に男性アイドルを数多く輩出してますけども、その中で、やっぱりSMAPっていうのは、異色といいますか、1988年4月に結成されたんですけども、CDデビューが91年の9月なんですよね。
だから結構、皆さん、苦労されてるんですよね?当初はね。
結成したときはまだ、香取君は小学生だったんですよね。
デビューまでちょっと時間がかかって。
CDデビューでも、最高2位、1位ではなかった。
だから、こうやって見ると、SMAPの皆さんっていうのは、本当に苦労されながら、力をつけてって、国民アイドルになった。
そう。
そしてバラエティー番組への進出っていうところが、非常に大きかったですよね。
夢がモリモリなんてね、この、今でこそアイドルの方、バラエティーに出るっていうのはありますけど、これでレギュラー出演するというのは本当にびっくりいたしましたね。
でもそこで木村拓哉さんがアンアンの好きな男ランキング1位、15年連続1位。
そこからだーっとスターダムにのし上がっていくんですけども。
これ、駒井さん、今でこそ、例えば、ジャニーズ事務所の方々がバラエティー番組に出られたりとか、ドラマ出られたりされますけども、その先駆者というのは、やはりSMAPであったわけですよね。
そうですね。
当時、芸人さんがよくおっしゃってましたね。
顔がよくて、歌もできて、ダンスもできて、それで笑いができたら、僕らは仕事がなくなってしまうと、SMAPに対して、泣き言を言ってた人たちもいたぐらい、すごいグループが出てきたぞっていうのは、やっぱりバラエティーの進出と、それからやっぱり、木村拓哉さんが俳優として大ブレークしたこと、中居さんが司会ですごい頭角を現してきたということが、非常に大きかったですよね。
それからあとあれですね、世界に一つだけの花の大ヒット。
ダブルミリオンを達成して、これはいまだにジャニーズの数あるタレントさん、曲の中でも、いまだに記録は破られてない、唯一、ダブルミリオンを達成した曲が、この、世界に一つだけの花ですね。
やはりその、今までのアイドルとは違うプロモーションのやり方で、SMAPっていうのは、国民的アイドルになった。
そこに今、退社をされるっていう女性マネージャーの方の、やっぱり存在が、大変大きいということですね。
そうですね。
ご自身で何もないところから、売り込みをかけて、それでここまで仕事を取ってきたっていうところ、新しいところを開拓していったっていうところは、やはり大きな功労だったんじゃないかと思うんですよね。
だからこれ、竹村さんね、恐らく、どこが事実か分からないんですけれども、いろんな考えが恐らくあって、長い間、皆さんも、ただ小学生の時代から、ずっとアイドル目指して頑張ってらっしゃって。
SMAP結成25年の中で、例えば、どこまでが本当か分からないですけど、木村さんはやっぱり、ジャニーズ事務所、もともとはジャニーズ事務所があって、そこで自分は育ててもらったんで、やっぱりジャニーズ事務所に残るんだっていう木村さんの考え方。
中居さんはじめ、稲垣さん、草なぎさん、香取さんは、いや、自分たちはなかなか売れなかった中で、その女性のチーフマネージャーの方が自分たちを売ってくれた。
そこの恩義っていう部分ですよね。
どちらにしても苦渋の選択ですよね。
そうなんですよね。
だから駒井さん、結局、SMAPのメンバーの方々が、やっぱり個人個人で仕事をしていながらも、ライブやったり、スマスマやったりするっていうことですから、皆さんの仲が、どうのこうのというわけじゃないんですもんね、これ?
もうそこは違いますよね。
もう25年ね、グループ結成からもっとたってますし、大人としてね、お互いの仕事を尊重し合う、仕事仲間としての接し方ですから、グループが分裂する、メンバーどうしでいさかいがあるっていうことはないですよね。
あとね、例えばどうなんでしょうね。
その女性チームマネージャーの去就というところばかり注目されますけれども、25年たって、SMAPの皆さんの中で、一区切りみたいなところって、どうなんでしょうね?
こればっかりは、臆測ではものを言ってはいけないと思うんですよ。
そこはメンバーの皆さんって、すごくファンの皆さんを大切にしていますから、メンバーの直接のことばを私は待ちたいと思います。
恐らく、もし仮にそういうふうに思ってらっしゃったとしても、こういう形では出てこないですわね。
そうですね。
きちんと自分たちの口で、発してくれると思ってます。
それぞれがですね、SMAPについて語っていらっしゃることがありまして。
こちらですね。
それぞれの思うSMAP。
こっち、まだ来てないか。
それぞれが思っているSMAPですね。
マルチ?
マルチですね。
SMAPへの愛ですね。
出ないですか?出ないですか?
こちらですね。
中居さん。
僕にとって2つ目の名字だと思っています。
木村さんは今ある自分の基礎だと。
基礎であり、帰れる場所。
また稲垣さんは、自分の中に流れる血液なんだと。
そして草なぎさんは、僕が今生きているということを一番強く実感させてくれるもの。
そして香取さんは、僕の生きる意味なんだと。
これだけ見ると、もう皆さん、SMAPが一つすべてであって、SMAPが一つ、自分の体の中に入ってるということですから、嵩原さん、こうやって考えると、やはりなんでしょうね、自分たちの本意じゃないところで、ひょっとしたら、物事が動いてるんじゃないかな、SMAPの皆さん、ちょっと気の毒な感じもしますよね。
そうですよね。
僕らもSMAPという5人のグループに、すごい思い入れがあるわけですけれども、それ以上に5人の方っていうのは、簡単に捨てられない名前だと思うんですね。
だからこそ、恐らく独立するってことを、ある程度、4人が考えておられるとしてもですね、自分らで発表しないってことは、まだ迷っておられるんじゃないかと。
大体交渉事って、まだ続いてるわけですよね。
交渉事っていうのはよく言うんですが、両方がどっちかが諦めないと、諦めないかぎりは、交渉は続くんですね。
ですから、ジャニーズ事務所がですね、もういいよ、認めるよ、独立というまでは、あるいは本人たちが、発表して、後戻りできないところを作るまでは、まだ交渉が続いていて、覆水盆に返るっていう可能性もね、十分あるんじゃないかと思うんですけどね。
竹村さん、これ、女性マネージャーの方がお辞めになる。
そこでSMAPの皆さん、揺れ動いたと思うんですね、気持ちが。
そこで木村さん以外は、じゃあ、その方についていくという決断をこれをもう下したというふうに日刊さんは持ってらっしゃる。
会社側にもその旨を伝えたということですよね。
今、その協議に入っているというふうなニュアンスで所属事務所は発表してるんですが、これ、どうですか?
そうですね。
ただ、これでまた戻してしまうと、それだったら、じゃあ、残るって言った木村さんの立場はどうなるんですかと、そういうことで言うと、またそごが出てくると思うんですよね。
一度やっぱり振り上げた拳は、そのまま、収束してしまったら、ほかにも示しがつかないということも、たぶん、芸能界にはあると思うんですよね。
駒井さん、そのあたり、どうですか?
うーん。
それはお互いの時間かけての話し合いだと。
駒井さんも、あれだもんね、駒井さんも、だって解散してほしくないんだもんね?
そりゃそうですよ。
もうもう、気持ちがファンだもんね、もうね。
すみません。
だって、本当だったら、ことしね、25周年で、2年に1回、ここのところ、コンサートあったじゃないですか。
ことし、コンサート年なんじゃないかって、期待してたファンの方も、もちろん私だって期待してましたよ。
楽しみにしてました。
だからそこはね、我慢するとしても、もうSMAPという活動は、ぜひ続けてほしいなという、いろいろ希望を持って、いろんな所に電話もしまくって、取材してますけれども。
これはだから、女性チーフマネージャー、SMAPの育ての親といわれるチーフマネージャーの方が辞めることっていうのは、これはもう避けられない?
そうですね。
そこは避けられない事実だと思います。
ということは、でもほかの4人の方が、ジャニーズ事務所に残るということは、駒井さんは可能性はある?
可能性は。
いろんな所に、それぞれが相談をしているという中で、やはりその、マネージャーについていくという考え方もあるでしょうし、木村さんのようにやはり自分を世に出してくれたのはジャニーズ事務所であるという、その、そこへの筋を立てるという、筋を通すということ。
そこも考えると、まあ、それぞれ考え方は違うでしょうが、どこかで一つになってくれるといいなという気持ちは持ってますけどね。
ただこれ、女性チーフマネージャーの方が退社してついていくということになってくると、これは実際問題、それは遠い将来はあるかもしれませんけど、SMAPという形は、一つ、なくなるわけですよね?
出るとするならば。
5人が全員、事務所に残るという形を取らないかぎり、SMAPという名前は厳しいですよね。
ただ、これね、コマーシャルはSMAPの皆さんで出てらっしゃる。
それからSMAPの皆さんっていうのは、SMAPっていうのが、番組のタイトルになってる。
スマスマにしてもスマステーションにしても、ほかにもいっぱいありますよ。
あとパラリンピックの公式サポーターも。
だからこのあたりが、すごいことになっちゃうんですよね。
SMAPとしての活動、これだけありますからね。
SMAPでテレビ2本、ラジオ1本、CM2本ということですから、それから、お1人で仕事やられても、いわゆるSMAPの名前がついてるっていうの、駒井さんね、番組持ってらっしゃる方もいらっしゃいますもんね。
そうですね。
コマーシャルがだってあるし。
契約自体は、まだ先まであるというふうに聞いてるんです。
来年、えーと、ことしの9月ぐらいまで?
9月ぐらいまで。
それはSMAPとして、SMAP個人個人としての契約。
それからコマーシャルの契約だったり、パラリンピックの、パラリンピックはことしの夏ということですかね。
2020年東京パラリンピックの応援サポーターということを考えると、今、すぐにじゃあ、SMAPとしての活動が終わるかというわけではないですよね?
いやぁ、ちょっと分からないなぁ。
これ、通常よくあるような、女性チーフマネージャーとジャニーズ事務所はもしかして対立したかもしれないけども、タレントさんが事務所と対立したわけじゃないじゃないですか。
そうすると、普通は分裂、独立となるとですね、前の名前は使えないとかってあっても、今回はお互いに、タレントさんとしては円満なわけですからね、まだ。
ですから、第3の道として、所属事務所は変わるけれども、SMAPというときは、協力してやっていきましょうとか、そういう第3案というかですね、別のやり方はないんですかね。
あまりでも。
なんか違う気がするんだけども。
でも、竹村さん、そういうのって、あまり聞かないですよね?
ないですね。
過去にはジャニーズ事務所に関しては、全くないですね。
これ、だから例えば、なんでしょう。
駒井さんね、チーフマネージャーの方が、ジャニーズ事務所という大きな会社があって、その中の系列会社の社長さんになる、そこにSMAPが所属するという形になると、まあまあ、いい形ですよね、例えばね。
そうですね。
著作権の管理に関しては、そういう形に近い部分ではあったんですよね。
先ほどのジェイ・ドリームという会社が、そういうSMAPの著作権などを管理している会社ではありましたので、もちろん、それの役員という形で、マネージャーさんいらっしゃいましたから、だからもう、その形は。
形はないですよね?
形はちょっと厳しいでしょうね。
恐らく過去、芸能界でも、そういう形はあんまないですよね?
ない、ないですよね。
なんていうんですか、事務所の、あるポジションの方が辞める。
それに何人かの方がついていく。
じゃあ、そこをなんかのときに一緒にやりましょうっていうのは、なかなか、ほぼほぼないケースですよね。
私、非常にね、疑問に思うのは、これだけの国民的なグループに対して、要するに、ちゅうならんと欲すればこうならず。
今まで一生懸命育ててくれた人を大事にすると、しかし、今の事務所と対立しなければいけない。
そういう状況に追い込むっていうことに対してね、一体、事務所とあれはどう考えているのかっていうね。
そこ、非常に思うんですね。
要するに一つの財産なんですね、このグループは。
単なる事務所の一雇い人じゃないんですよね。
まあ、事務所の財産であり、日本の財産ですからね。
そのあたりで、なんていうんですかね、竹村さん、ジャニーズ事務所の方針と、その女性マネージャーの方、SMAPを育てて、今もSMAPのマネージメントをやってらっしゃる方のいわゆる考え方の違いだったり、方針の違いだったりという部分がやっぱりある?
そうですね。
ありましたね。
それは、例えば仕事のブッキングにおいても、その事務所の方針と、マネージャーの方針が違ったりとか、そういうことで、そごがだいぶ生じてきたっていうことですよね。
だから、僕も詳しいことは知らないですけど、駒井さん、ジャニーズ事務所ぐらいに大きい事務所になるとね、例えば、社長のジャニーさんがすべて見れるわけじゃなくて、ジャニーさんの下にいらっしゃる重役の方々が、じゃあ、SMAPはこの方、じゃあ、関ジャニはこの方とか、キスマイはこの方とか、キンキはこの方って、なんか、こういう感じになってるんじゃないんですか、ラインみたいに、違うんですかね?
それは、大きくは、そうなってることはそうなってますね。
ですよね。
だからそこの部分で、こう、なんていうんですか、やっぱりこの人に育ててもらったんやとか。
そういう意味では、一番はやはり、みんな、ジャニー社長に育ててもらったんだっていう。
それはもう一番大きくありますよね、皆さん。
でもその中の細かいところの、育ての親みたいなのは、みんな持ってはるんですかね?
そうそうそう、そうですね。
特にSMAPの場合は、女性のマネージャーさんって彼女だけですし、特別にやってもらったっていうところで、ほかのグループとはちょっと違う絆といいますか、つながりといいますかが、あったんだとは思います。
僕もね、いろいろね、いろんな人にね、朝起きて、本当、腰抜かして、僕ネットニュース見て、腰抜かして、えー?って言って、で、これ出たじゃないですか。
SMAP解散だっていって。
日刊さんは、どーんって、このまま断定的に報じてるわけですよ。
うそー!と思って、ほんでまあ、今度スポニチさん、こっち報じてるじゃないですか。
解散危機って報じてるから、いろんな人に僕も聞きまくったんですよ。
だから、僕も、こっちの意見のほうが多いの。
芸能マスコミの人たちですよ。
ジャニーズ事務所の直接関わってる人じゃないですよ。
こっちのほうが多いんです、正直。
これ、どうですか?
それは恐らく、希望的観測も含んでのことだと思いますね。
われわれも別に、解散してほしくてこういう記事を載せたわけではなくて、どうしても、やっぱりSMAPっていう活動のやっぱり継続を望んでいるわけなんですけれども、現時点の状況証拠としては、こちらのほうが正しいということですよね、うちの取材では。
あれ持っていらっしゃいますもんね、コラムねぇ。
いえいえ。
ただ、スポニチさんもね、親しいしね、駒井さんも親しいしねぇ。
なんか、なんだろう、寂しいね。
はい…。
さみしい。
ものすごくむなしいですよね。
心にぽっかり穴が開く感じの。
なんかね、だから、さっきも言いましたけどね、SMAPの皆さんが話し合ってこれ決めたっていうなら、なんとなく納得できるんですよ、そりゃしょうがないと。
よく本当に日本のために頑張ってくださいましたと言いたいところが、ちょっと違うところの話から、こういう話が、ぽんと出ちゃったのがね。
そうですね。
だからメンバーがしゃべるまでは、私は諦めませんよ。
ただ、さっきも言いましたけど、NHKのお昼のニュースで報じたんですよ。
それだけ日本を揺るがす大きな出来事。
ということは、実際に、こういう話が出てるのは、出てるんですよ。
ミヤネ屋が言ってたら、本当かな?ってなるけど、NHKのお昼のニュースですよ。
ということは。
事務所も今、協議中って。
出てることは間違いないですよね、事務所からの発表もありましたもんね。
協議中だということですからね。
協議ってどう、どう?弁護士さんとか入って、協議する?嵩原さん、そういう協議ってある?
そうですね。
この件で入っているかどうか分かりませんけども、第三者の意見ということでね。
手を変え品を変えっていうか、本人どうしであったり、専門家入れたりして、なんとか引きとめの話をしていると思うんですね。
でもこれ、こういう周りが例えば、こういうふうな、今までなかった案を作るとね、それは芸能界の今までなかったことを言うとですね、そういう案もできなくなるし。
なんとかね、着地点見つけてほしいですね。
結局、日刊さんとしたら、もうじゃあ、この4人の方に、じゃあ、どうする?って話ももう終わってるってこと?
そうですね。
先ほどから何度も申し上げておりますように、きのう、きょうの話じゃなくて、長い間、時間をかけてきて、出した結論ということですよね。
で、スポニチさんは、ほかの4人の方に、じゃあどうしますかって?今、聞いてるっていう論調で、駒井さんもこっちだと思いたい?
はい。
さあ、ということで、これ、
さあ、竹村さん、日刊さんは、Xデーは未定というふうに報じていらっしゃいますけども。
どうですかね?
本当に未定というのが、本当に一番正しい表現なんですけれども、ただ、テレビ番組にしたら、期末期が4月、10月ですし、そういうタイミングっていうのは一つの、候補の一つになりますよね。
あと、9月が契約の更新の月ってことでもありますので、それに近いということもありえますよね。
それから、大きな大きなCM何社も、やってらっしゃるわけで、SMAPで。
そのあたりも、事情説明というのもされるでしょうし、それから各テレビ局もSMAPという冠のついた番組を持ってるわけですから、そのあたりはやっぱりいずれにしても、どっちにしてもそう遠くない段階で、結論は出てくると?
そうですね。
いうことでしょうね。
こういうふうにね、かつて語ってらっしゃるんですけれども。
中居さんが、解散について、去年、おととしと語っていらっしゃいまして、2014年には解散とか引退とか考えたことはない。
でも、模索をするんですよね、どうなっていくんだろうな自分たち、アイドルとして。
やっていくうちに、もうやりきっただろうとか、もうやることないんじゃないかとか思っても、やっていくうちにどんどん見つかっていくのは間違いないですねと。
去年も10年後の未来も分からない。
変な話、5年後、解散していてもおかしくない。
その代わり、80歳までやっていてもおかしくないグループ。
いろんな可能性があるんじゃないのかなと。
だからもう、いまや、赤星さん、SMAPってね、解散する必要はないわけですよね。
個々の活躍を含めてね。
本当にさっきおっしゃられてましたけども、個人的な問題とかじゃないわけじゃないですか、皆さん、グループの中での。
だからそれはなくてもいいわけですよね。
でもこれはちょっと、チーフマネージャーさんが、もう一回、辞めないってのはないんですかね?
それは、なかなか。
それしかないですよね、方法はね。
そもそも取締役を辞任されましたんでね。
それはもうないですよね。
これしか方法がないような気がするんですけどね。
なんかね、駒井さんね、少年隊みたいに、たまに、ばんっと集まるとかね。
そうですね。
それでふだんはそれぞれのお仕事を、それぞれの持ち場でしっかりという形で。
だからそれでSMAPは僕は80までいくんだろうなと、思ってましたんで。
そうですね。
そうなってほしいなというのは思いますが、少し中立な立場で、ちゃんと伝えなさいということになりましたんで、すみません。
もちろん、私情が入るのは、しょうがないですけど、中立な立場で伝えてくださいよ。
でもこれ、さっきも言いましたけれども、本当に遠くないうちに結論はやっぱり出さないと、レギュラー番組もありますしね。
そうですね。
ですから、どのタイミングになるか、分かりませんけれども、これだけ大きなね、報道、騒動になってしまっているわけで、本人たちからのコメント、本当は肉声でのコメントがあると、一番、落ち着くのかなという気はしますけどね。
ただこれ、どうですか、ジャニーズ事務所がこういうふうに文書で、今、こういう協議をしているのは事実ですよというふうにファックスを各社に、こういうふうに。
そうですね、こちら。
出したということですが。
これは一つでも、大きな大きな事実ですよね、これは。
そうですね。
もうたぶん、ものすごく問い合わせもたくさんきているでしょうし、これだけ大きな騒動、本当にNHKがね、報じるぐらいの、ニュースで報じるぐらいの大きな騒動になっていますので、それを収束させる、収拾させるためにこういう文章を出したと思われます。
一つ、竹村さん、例えば水面下で、仮にこういう話があっても、それは大体、事務所は一回、否定しておいて、決まった段階でどんっと発表するっていうのは、あるんですけれども、こういう発表も異例ですよね。
異例ですね。
われわれの見識からすると、認めたんだなというニュアンスで、捉えがち、捉えてしまいますよね。
なんか、駒井さんが客観的に言わなきゃいけないって、言ってますけど、なんか心にぽかんと、本当に穴が開いたというのは、間違いないですね、これは。
まあ、いい形で、本当はSMAPは解散してほしくないし、あとは、皆さんがどういうふうな思いで今、いらっしゃるのか。
それからどういうふうにコメントを出されるのかというのは、これ、ちょっと待ちたいですね。
そうですね。
もう、そこしかないですよね、メンバーそれぞれがファンに対して、視聴者の皆さんに対して、どんなことを言ってくれるのかっていうのを、もう私たち、待つしかないですね。
でも、あれじゃないですか?それこそ、もう、ドラマ決まってる、半年後、1年後のドラマ決まってる、映画決まってる、それからね、レギュラー番組の継続なんて、ずっと、当然決まってたわけですから。
レギュラー番組は今までどおり収録も行われるということですし、ドラマに出演する方もいらっしゃいますから、それで生番組だって出ますしね。
5人でやってる、じゃあ、レギュラー番組どうなるんですか?解散ってなったら。
もし仮に。
今週分に関しては収録しますよ。
今後はちょっと分からないです。
今後は、これからの決定を受けてから決まると。
まあまあまあ、そうかそうか、仮に悪い予想が当たって、これになったとしても、これは即ってわけじゃないってことですね?
そうですね。
やっぱり4月っていうのは、テレビ番組でしたら、大きな一つのターニングポイントです。
早いじゃない、4月じゃ、ずいぶん。
まあ、そうですね。
4月ですと。
10月でしたら、あと半年あります。
まあ、ことしいっぱいとか、せめて。
ただまあ、こっちの覆水盆に返るという、スポニチさんの報じてるところもありますし、ここの真相、それは恐らく、会社の事情ですから、そこはわれわれも、静かに見守りたいと思いますけど、SMAPの皆さんの胸中がね、非常に察すると、五郎さん、つらいでしょうね。
やっぱりね、この明るい感じのグループに、ごたごたは、ふさわしくないですね。
ひと言で言うと、ある種のごたごたが背景にあるっていうのは、非常にやっぱり不幸なことだって、あるいは、そういう具合に取り上げられているということは。
本来なら、ご本人たちが完全燃焼しましたって解散をしてもらうんだったら、なんか、すとんと落ちるんですけれども。
竹村さん、駒井さん、ありがとうございました。
さあ、続いてはこちらいきましょうか。
去年12月なんですが、栃木市役所に寄付された2000枚の年末ジャンボ宝くじ。
果たして、10億円は当せんしたんでしょうか。
取材してみると、思わぬ展開になりました。
新年を間近に控えた去年の暮れ。
栃木市役所の駐車場で、驚きの出来事が。
舞台は駐車場のエレベーター。
そこに現れたのは、一人の女性。
あら、何かしら?
見つけたのは白い紙袋。
女性はこれを拾うと、市役所の職員に届け出ました。
職員が紙袋の中を確認すると、栃木市御中と書かれた袋が。
さらに、その中身を確認したところ、なんと。
2000枚もの宝くじが入っていたのです。
こちらは実物の映像。
金額にして60万円分の年末ジャンボ宝くじです。
また袋には、栃木市長らに充てた匿名のメッセージが添えられていました。
宝くじが当たりましたら、大豪雨災害に見舞われた市民の方々のためにお使いください。
去年9月、豪雨により、大きな被害が出た栃木市。
メッセージの内容は、その被災者への寄付とも取れる内容でした。
一方、2000枚の宝くじは賞金額が引き上げられた年末ジャンボ宝くじで1等・前後賞合わせて10億円。
大みそかの抽せん会を迎える前に市役所のエレベーターに置かれていたのです。
あれから2週間。
果たして2000枚の宝くじは、当せんしたのでしょうか。
藤村さんです。
お願いします。
よろしくお願いします。
2000枚の宝くじ。
1等前後賞合わせて過去最高の10億円が当たるという宝くじが寄付という形で置いてあったんですね。
当せん金が発表されましたよね、番号が。
だからどうか調べてみたら、思わぬ展開になっていたということで、ご紹介しようと思いますが、まず経緯を見てください。
去年の12月28日の正午ごろに、栃木市役所の駐車場のエレベーターに紙袋がありました。
たまたま市役所に来た60歳から70歳ぐらいの女性が見つけまして、そのまま市役所の窓口に届けて、この方は、もうそのまま立ち去ってしまっています。
市役所の方が中を調べたら、こういうのが出てきました。
年末ジャンボ宝くじが2000枚、1枚300枚ですから、60万円分が入っていました。
ただこのときは当せんかどうか分かりませんよね。
匿名の2通の手紙が入っておりまして、それがこういう内容だったということなんですね。
1つは市長宛てにでした。
宝くじが当たりましたら、大雨豪雨災害に見舞われた市民の皆様に使ってくださいということで、市長宛てに。
そして、市の農林課宛てにも、被害に遭われた農家の方のために使ってくださいというふうに、寄付をしたいという、匿名の寄付という形で置いてあったわけですよ。
全国で五郎さんね、タイガーマスクとして、ランドセルをプレゼントするとかありましたね。
それを思い出させるような。
そうですね。
僕らなんかね、人に何かを寄付しようとすると、自分の名前を出してほしいって気に、ついついなりますよね。
ちょっと褒められたいという。
そうそうそうそう。
だけどこういうふうにね、匿名で出されるというのは、すごくね。
本当の善意のような気がしますよね。
そうなんですよ。
奥ゆかしい感じがするんですよね。
ある程度、齢を重ねた大人の方じゃないかなという気がいたしますが。
常総など、大きな被害が出たあの大雨のときに、栃木にも被害が出たということで、使ってくださいということだったんです。
さあ、発表ありましたよ。
2000枚あるんですから、10億が当たったのか、もしかすると20億当たってるかもしれないと思って、われわれは調べましたら、思わぬ展開になっていました。
それがこちらです。
実はこれ、持ち主不明の落とし物として、警察に届けられました、市役所から。
で、警察が預かって、これ、落とし物なので勝手に見られないので、当たったかどうかすら、今、分からない状態だということです。
えっと、いつまでだっけ?1年間でしょ?でも、例えばランドセルとか、クレヨンとか、ノートっていうのは、あっ、じゃあ、これは寄付なんでって、子どもたち、実際、使ってるじゃないですか。
これ、なぜ届けちゃったんだろう?
それはもう、嵩原先生に法律的なことを伺いましょう。
これは、ものをあげる、もらうっていうのはね、あげるほうは勝手に押し付けられないわけですから、もらうほうが、ありがとう、もらいますよと言って、成立するんです。
幼稚園なんかの場合も、置いてあって、使ってください、あっ、ありがとうございます、で、法律的には成立するわけですね。
今回、市に届けた、農林課に届けた。
でも、そちらがいや、ちょっとこれ、分かりませんと、もちろん善意だと思うんだけども、万万が一、これ、犯罪に関わる、盗まれたものであったりとか、分かんないわけでしょ。
こんだけ盗まれたら分かりますけども。
大体2000枚盗みませんよ。
分からないので、公共機関としては、自治体としては、受け取れませんって意思表示をしてしまった、あるいは、受け取るつもりじゃないと言っちゃったんじゃないかな。
だから、あげたことになってない。
いわゆる原理原則から言うと、これがまあ、正しいっちゃ正しい非難があるっていうことを、やっぱり、ああいう所は、無難な無難なほうに考えますんで、預かる…。
今回も市としてしては、犯罪に関わっている可能性もあるので、どこの誰のか分からないものを、そのまま受け取るというわけにいかないということで、いったん警察に届けたわけですね。
聞いたらええのに。
その宝くじ売ってはる所に。
でもいっぱいありますよ。
2000枚なくなってませんか?とか。
個人個人で、いっぱいこうとるから分からんやろうけどね。
じゃあ、今、どうなっているのか、誰のものになってるのかということで、こちら見ましょうか。
落とし物や忘れ物の取り扱いを定めた遺失物法というのがありまして、現在、それによって栃木警察署で3か月間保管してあります。
12月28日に届けられましたので、今の段階で、権利はもともとその宝くじを置いた人、落とした人、なくした人という扱いですね。
で、3か月たって、3月28日からは、届けた人、拾った人の権利に移ります。
でも、市役所にこの方は置いてすぐ立ち去っていますから、今のところ、どなたか分かりません。
この人が2か月、何も出てこないということになると、5月28日から、いよいよ、市役所のものになるかと思いますよね。
手紙もあったから。
実は、これもびっくり。
栃木県のものに。
市役所に持っていったんやで。
なんで県なの?
手紙もあるんだけど、県になる。
これも法律的に。
なんで市役所に持っていって、なんで県のものになるの?
これね、市役所が途中で、もらいますと意思表示すればもらえる可能性あります。
でも、これはね、誰か、拾った人も分からない、置いた人も分からないってことになると、警察が預かります。
これ、法律で警察が最終的に預かって、期間が過ぎた場合には、警察が所属する県のものになると。
警察が預かってて、その警察っていうのは、栃木県警。
そうそう。
やから、栃木県のものになる?
そう。
警察のものにならない。
栃木県のものになる。
これは法律に書いてあるんですね。
最終的には県のものに。
栃木市では使えない。
県で使うのもいいだろうけど。
そのあと県が、これはもう正式に栃木県の物になりました。
じゃあ、市が使ってください、こういう趣旨なのでって言って、あげるかどうかは自由ですよ。
でも、県も自由になるわけです。
でもこの手紙がね、ついてたんですから、これをなんか、優先してほしい気もしますけど。
だからそのあたり、杓子定規でルールがあるんでしょうけど、五郎さん、ちょっとね?
うーん、いや、その気持ちが全然、無にするというかね。
しかし、ただ言えばね、その手紙だって、どうなんだろうということを疑えば、きりがありませんしね、これね。
疑えばね。
本当にお願いです、これは。
テレビ見てたら、善意でやられた方がね、ぜひ言ってほしいですね。
名乗り出てほしい。
名乗り出てほしいですね。
僕は分かってるんです。
どういうことですか?
持っていった人。
寄付された方。
誰?
60代、70代の女性だと思います。
あっ、その方、見つけたと言った方が、実は。
これ落ちてましたよって、すっと帰られたと、そのご夫人だと思います、僕は。
なるほどね。
ほぼほぼ。
そういう人っていうのは、自分は絶対出たくないから言ってるんだからね。
だってこうやって、言う?普通。
分からないなぁ。
そのご婦人です。
北朝鮮の実験で、注目されることとなった水爆。
その水爆が今、地球上には数千個も存在している。
北朝鮮を非難する一方、アメリカやロシアなど、5か国は、水爆を保有することが許されているのだ。
一体なぜ?そして、なんのために?このあと、北朝鮮の最新動向を交えながら、人類が抱える大きなリスク、核の実態に迫る。
トルコ・イスタンブールでまた自爆テロがありました。
10人の方が亡くなりました。
日本人観光客の方、
ここで最新のニュースです。
岸田さん、お願いします。
お伝えします。
血圧を測るモニターという架空のアルバイトで集めた女性を睡眠薬などで眠らせ、わいせつな行為をした罪に問われた男に対し、千葉地裁松戸支部は懲役17年の判決を言い渡しました。
無職の野口英行被告は、2011年からおよそ2年間に、血圧測定のモニターという架空のアルバイトで募集した16歳から40歳の女性33人を、ホテルなどに連れ込んだうえ、睡眠薬や酒で眠らせて、わいせつな行為をした罪に問われています。
きょうの判決で千葉地裁松戸支部は、自身の欲望を満たすための悪質な犯行で、酌量の余地はないとして、懲役17年の判決を言い渡しました。
野口被告は、わいせつな行為をみずから撮影した映像を、アダルトサイトで販売していて、同じ手口による被害者は延べ100人前後に上ると見られています。
韓国のパク・クネ大統領はきょう、国民に向けた新年の談話で、北朝鮮への制裁の必要性を訴え、中国の役割が重要だと述べました。
きょうの談話でパク大統領は、北朝鮮の核実験を厳しく批判し、国際社会はこれまでと違う強力な対応を取らなければならないと述べました。
また国連の安全保障理事会では北朝鮮への新たな制裁を盛り込んだ決議を検討していますが、パク大統領は、中国政府が朝鮮半島の緊張をさらに悪化させるようなことはしないと思う。
困難なときに手を取ってくれるのが最高のパートナーだと述べて、安保理決議の採択に向けて、足並みをそろえるよう中国に呼びかけました。
一方で、いわゆる従軍慰安婦問題の解決に向けた日本と韓国の合意については、韓国の反対世論を念頭に、100%満足できる結果ではなかったが、困難な問題で合意できたことを認めていただきたいと、理解を求めました。
また日本大使館前の慰安婦像の移転については、政府がどうこうしろと言える問題ではないと延べました。
北朝鮮の問題というのは、やっぱり中国が一つ鍵握ってるんですが、日米韓の連携がどこまで緊密に取れるかというのも大きいですよね。
そうですよね。
米韓の軍事演習もこれまでどおりやっていますけれども、その中でやっぱり、韓国の立ち位置っていうのをはっきりしなきゃいけないし、中国にもパートナーとしてしっかり呼びかけるっていうのが重要ですよね。
それからやっぱり、一つ気になるのが、五郎さんね、これ、日本大使館前にある慰安婦像なんですが、これに対して、政府がどうのこうの言える立場ではない、これはどう思いますか?
いやいや、それは、この前の合意は、それは明らかに努力するっていうことで、そこで初めて、日本側も10億円出すというこういう経緯ですから、それをきちんとやってもらわないと困るんですよ。
政府は努力しますって言ったわけですから。
そうです、そうです。
これ、日本政府がじゃあ、10億円出しました。
じゃあ、政府は努力します、どうのこうの言えませんっていったら、韓国政府はじゃあ、日本政府に対して何を言ったんだと。
そういう話。
それからもう一つは、この像は誰かの民家の屋敷の中にあるんじゃないんですよ、これは。
そこはね、間違えては困るんです。
いわゆる、大使館の前にあるというところですよね。
公共的なね。
そうですね。
外交のシンボルなわけですから、そこは尊重するのは当然なわけですよね。
先日の合意の中で、韓国政府としては解決のための、適切な解決のために努力するというふうに明言しているわけですから、ただ、そうはいってもその韓国国内、確かに収めるのは大変ですよね。
とはいえ、そこでパク大統領、リーダーシップ取らなければいけないところですからこの演説でのことばは、どうなんだという議論は、日本からこれから出てくるでしょうね。
僕はね、恐らく日本大使館の前から、慰安婦像っていうのは撤去するだろうと。
例えば近くの公演とかね、そういう所に移設するという、僕は政治判断をするんじゃないかなと思ってたんですよ。
そうですよね。
こういう記念館みたいなところもありますからね。
きょうの発言聞くと、ちょっとニュアンス変わってきてるなと思いますよね。
そうですよね。
韓国が変わってくると、じゃあ日本政府も、これまでの立場を覆すようなことがまた出てこないともかぎらない。
この辺り、非常に慎重に見極めないといけないですよね。
続いてのニュースをお願いします。
ニュースを続けます。
JR東日本は、来年春に運行開始を予定している豪華寝台列車、四季島の情報発信用のギャラリーを東京駅にオープンしました。
来年春にデビュー予定のトランスイート四季島は、JR東日本が50億円以上かけて作る全室スイートルームの豪華寝台列車で、きょうのレセプションでは、四季島をイメージした料理などが披露されました。
また東京駅にはギャラリーも開設されました。
こちらのギャラリーには、四季島の20分の1サイズの模型が展示されています。
こちら、デラックススイートの客室には、和モダンを意識した掘りごたつや、ひのき風呂まで設置されています。
四季島は上野駅発着で、季節ごとに3つのコースが想定されていますが、青函トンネルを通って、北海道も観光する3泊4日のコースは、料金が1人60万円を超える見込みです。
会社社長の男性が殺害され、群馬県前橋市で遺体が見つかった事件で、警視庁はきょう、知人の男2人を、男性が契約する貸し金庫を解約し、およそ1億7000万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで再逮捕しました。
警視庁によりますと、再逮捕された山口安夫容疑者と、坂巻勝美容疑者はおととし、知人の不動産会社社長、小沢道明さんが契約する貸し金庫を解約し、およそ1億7000万円をだまし取った疑いが持たれています。
2人は小沢さんを殺害して現金などを奪ったほか、遺体を前橋市内に埋めた罪で去年、起訴されています。
2人は殺害後に小沢さんの会社の役員が、変更したといううその書類を銀行などに提出して、貸金庫を解約しており、警視庁は、一連の犯行は小沢さんの資産目当てだったと見て、調べています。
きょう、都内では最新技術を活用した身につけられる電子機器、いわゆるウエアラブル端末を集めた国内最大級の展示会が始まりました。
展示会には、未来の健康管理方法として、こんな端末が登場しました。
こちらは指先の脈派から体内年齢を計算し、計算された体内年齢に合った見た目を画面に表示します。
簡単に自分の体の状態を知ることができるほか、視覚に訴えかけるため、健康管理に活用できるとしています。
また今回は、IT業界以外からの出展が目立ちました。
眼鏡販売大手は、英語の音声の翻訳文が、眼鏡の前に表示される機器を発表。
接着剤メーカーは、電気を通す接着剤を開発しました。
具体的な活用方法は未定ですが、将来、医療分野などでこの技術を生かせると考えています。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
嵩原さん、将来、われわれ手術するとき、セメダインでひっつけられるって、そういうことも可能だってことですよね。
可能なんですよね。
えらい時代ですね。
それから指先で分かるんですか?年齢が。
脈波というところから見ますと、血管の弾力性であるとか、ストレスにどのぐらい対応できるのかということを。
なんか家に1台あると、若くなったらうれしかったりしますよね。
若くなったらうれしいですけどね。
見た目でこう、なんか80歳ですとかいわれたら。
さあそして、JR東日本出身の赤星さん、えらいことになってますね。
いや、すごいですね。
なんかちょっと乗せてくれないですかね。
無理ですかね。
だって今、北陸新幹線もすごいじゃないですか。
一つやっぱり、列車に乗るっていうこと自体が楽しみになったっていう。
なんかちょっと夢が広がりますよね。
もちろん値段はちょっと別として、なんかああいうのができるっていうこと自体が、本当に、うれしいなと思います。
でもやっぱりね、今、お金持っていらっしゃるご高齢の方も多いですから、乗ってみようとかね、でしょうね。
すごく二極化っていうかね、豪勢になる一方で、どんどん地方の、これはね、線路がなくなっていくっていうね。
逆にね。
ローカル列車。
その辺り、工夫は必要ですけど、3泊4日で60万円でしょう。
どうですか?宮根さん。
いや、もうね、極力、睡眠時間削りますよ。
そりゃ、寝てるのもったいないもん。
もったいない。
ひのき風呂だって、何回入るか。
元とらなあかんというプレッシャーがね、やっぱりありますもんね。
酒飲んで。
本当ちょっと寝たらもったいないですよ。
いや、もったいないです。
寝台列車とはいえ、確かに必死で起きてね、楽しまないと。
景色もきれいなところ、いっぱいあるじゃないですか。
そうですよね。
この展望のデザインのガラスなんかもすてき、本当、内装もホテルみたい。
これがまた、予約がもう瞬間にうまるんですよね。
いつ開始かっていうのもね、注目ですね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ーさあ、続いてはまた自爆テロなんですが、トルコ最大の都市イスタンブール、こちらで爆発が置きまして、これまでに10人が死亡、15人が死傷しました。
イスラム国による犯行と見られていますが、もう日本人もよく行く観光名所なんですね。
そのねらいは一体何なんでしょうか。
カメラが向かったのは、緊迫した現場。
12日、トルコの最大都市イスタンブールで爆発が起きた。
この爆発で観光客ら10人が死亡、15人が負傷した。
今のところ、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていない。
現場一帯は世界遺産に登録されている地区で、多くの観光客が訪れるブルーモスクの近く。
トルコ政府は、自爆テロだと断定。
その凶行に及んだのが。
過激派組織イスラム国。
トルコ政府によると、実行犯はイスラム国のメンバーで、最近シリアからトルコに入国したシリア人だと明らかにした。
トルコではイスラム国によると見られるテロ事件が相次いでいる。
去年10月には、首都アンカラで。
100人以上が死亡したイスラム国が関与したと見られる自爆テロが起きたばかり。
今のところ、今回の自爆テロに関して、イスラム国からの犯行声明は出ていないというのだが、一体凄惨なテロ行為は、いつまで続くのか。
これからは軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんに加わっていただきます。
よろしくお願いいたします。
さあ、今回も自爆テロという発表があったんですけれども、これ、イスラム国の犯行じゃないかっていうふうにいわれてる。
ただ、犯行声明が出ていないっていうところですね。
ここ、どう見ますか?
イスラム国、もしくはそのシンパによる犯行の可能性が高いのかなと。
声明に関しては、あとで出してくる可能性もありますから、まだなんとも言えないんですけれども、なんらかの支持者であることは間違いないという感じがします。
最近シリアからトルコに入国した人物だということですから、どうなんでしょうね。
例えば、もしそれが本当だとすると、これ、五郎さん、難民にまぎれてという。
そうですね、どんどん拡散してるっていう感じはしますよね。
この場所なんですけど、トルコに行かれたことがある方は、よくね、お分かりだと思います。
ブルーモスク。
イスタンブールですね。
こちらで自爆テロが起きました。
10人が死亡、15人が負傷しました。
ブルーモスクって、あとアヤソフィアとか、博物館があって、トルコに行かれた方、特に、イスタンブールにもうほとんどの方、行かれるんですけど、これ、絶対に行く場所なんですよね。
一番最初に行く場所がブルーモスクだったり、アヤソフィアだったりする場所ですから、なんというんですか、日本でいうところの例えば浅草だったり、スカイツリーだったり、東京タワーだったりって、そういう所ですよね。
そうですね。
私も大学生のころに、最初に行った、観光で行ったときはもうここにずっといましたね。
最初に大体連れて行かれる場所っていっていいぐらいの?
そうですね。
場所ですよね。
だから、もし、これが自爆テロ、イスラム国かどうか分かりませんけども、テロだとすると、これ、嵩原さん、よくいわれるね、いわゆるソフトターゲット中のソフトターゲット。
トルコのみならず、世界的な観光名所でこういうことが起きたということですよね。
そうですよね。
よく言われますけど、こういうのは防ぎようがないといわれますけれども、確かに攻撃の標的二なればですね、もう逃げられないわけですよね。
ですから、難民問題、教育をどうするのかとか、これ、非常に広い、あるいは長く時間かかる問題解決しかありませんので、どうやってこれを防ぐかって、僕もイスタンブールに必ず行くはずですからね。
誰が巻き込まれてもおかしくないという状況ですかね。
日本人の方も年間、本当にたくさんの方が訪れる街がイスタンブールなんですが、過去にもいろいろテロがありました。
こちらですね。
去年の7月にはですね、トルコ軍とイスラム国が交戦しましたし、自爆テロもありました少なくとも30人くらいが死亡。
またこちらでは、100人以上が自爆テロにより死亡しています。
これ、ただ、黒井さん、1つ言えるのは、いわゆるイスラム国の犯行という可能性もある。
それからトルコの中にはいわゆるクルド人の方がいて、クルド勢力というのがいて、これが独立を目指してる、そこのいわゆる内戦もあるわけですよね。
そうですね、ただ、この続いたテロはですね、どちらかというと、イスラム国とまたクルド勢力が対立している、その流れが起きていますね。
イスタンブールというのは、先ほどソフトターゲットの話出ましたけれども、この流れというよりは、むしろ11月に、パリの事件が、テロが起きましたけれども、あの性格に近いのかなと。
いわゆる欧米人の観光客を狙ったという一連の流れと。
しかもトルコっていうのは、イスラム国の勢力圏、行動範囲ですから、自分たちの攻撃しやすい場所で、外国人を狙ったと。
首都はアンカラですけれども、イスタンブールっていうのは、本当に世界中の観光客の方が集まっている場所でもあるわけですけれども、1つ五郎さんね、今、シリア政府をとりあえず支援しようと、イスラム国壊滅が第一目標で、シリア政府の存続って、そのあとにしようってことで、かなりイスラム国っていうのは、重要な町を抑えられてる、逆に。
次の段階に入っちゃったんじゃないかという危険性ありますよね。
それは多分にあるんでしょうね。
ですから、そういうことによる手を打たなきゃいかんということになると、これはなかなかね、大変ですよね。
それから亡くなった方は、ドイツ人の方が多いっていうことなんですが、黒井さんもトルコに行かれたことあるってことなんですが、じゃあ、ドイツ人の方を、逆に、これだけの世界的観光地で、ターゲットに狙うっていうのは難しいですよね。
そうですね。
ドイツ人を狙ったというよりは、いわゆる白人の方を、、いたんでということで、イスラム教徒じゃないと、しかも彼らのよく犯行声明で、十字軍っていう言い方をするんですけど、彼らにとって十字軍というのは、いわゆる欧米の先進国の人たち。
彼らがいる所を狙っているということですね。
トルコっていうのは、イスラム国には当初はすごく慎重だったんですけれども、アメリカ軍にも基地供与をしたということになってくると、イスラム国にとっては、敵対国ってことになったわけですよね。
ーそうですね。
もとからそれほど、微妙な関係なんですけれども、ただトルコに対してのテロっていうよりは、やはり欧米人を狙う、その意味が大きいのかなと思いますよね。
こうなってくると、本当にソフトターゲットといわれるところを狙われると、本当にどこも怖いってことになりますよね。
もうパリの事件以降ですね、こういったものはブームと言いますか、流行期に完全に入ってますので、また今回の報道を見てですね、俺たちもやろうという人は必ず出てきます。
ですから、こういった各地で観光客を狙ったテロ、頻発すると思います。
さあ、そして続いてはこちらです。
もう1つ緊張といいますと、朝鮮半島なんですけども、北朝鮮が水爆実験、発表しました。
本当かどうか知りませんけど、1週間たちまして、各国は非難する一方ですが、実は地球上には、改めて見てみると、数千の水爆があるんですって。
これも驚きなんですが、保有を許されているっていう国がこれだけあるわけです。
なんで保有が許されるのか。
保有が許されない国ももちろんあるわけです。
じゃあ、こういう保有が許されてる国っていうのは、監視はどうなっているのか、もし誰かが間違ってボタンを押して、水爆がそんなにいっぱいあったら、地球はどうなるんでしょうか、このあと黒井さんにお話をお伺いします。
1週間前、水爆実験の成功を高らかに宣言した北朝鮮。
国際社会からの非難が高まる中、先週金曜日には、潜水艦発射弾道ミサイルと見られる発射実験と、それを視察するキム・ジョンウン第1書記の映像を公開した。
韓国側は、去年6月に公開された映像に比べ、垂直に近い角度で打ち上がっており、技術開発が進んでいることを示すものだと分析。
近い将来、実戦配備されるおそれを示唆した。
一方。
アメリカ軍は10日、核実験を行った北朝鮮をけん制するため、核兵器も搭載できるBー52戦略爆撃機を韓国・ソウル近郊で低空飛行させた。
また韓国のハン・ミング国防相は韓国陸軍のミサイル司令部を視察し、警戒の強化を指示した。
敵が挑発すれば、躊躇なく迅速に懲らしめる。
今回の核実験は、友好的とされてきた中国との関係にもさらなる変化をもたらした。
北朝鮮の国営テレビが9日に放送した去年10月の軍事パレードの様子。
映像では、キム第1書記が1人でいるように見えるが、実際には当日、隣には、中国の政治局常務委員がいて、国営テレビはこれまで2人が並んだ映像を頻繁に放送していた。
今回の核実験を中国が厳しく批判したことから、北朝鮮が反発し、意図的な編集を行った可能性がある。
こうした中、北朝鮮は10日、核実験後、初めてキム第1書記のことばを伝えた。
水爆実験はアメリカと帝国主義者らの核戦争の危険から、朝鮮半島の平和と地域の安全を頼もしく保障するための自衛的措置だ。
また翌日には、水爆実験に関わった科学者らと記念写真を撮影したと伝え、キム第1書記は。
さらなる成果を収めてほしい。
と、引き続き核開発を続けるよう指示したという。
一方、今回の実験で注目されることとなった水爆。
恐ろしいのはその威力だ。
原爆の100倍から1000倍ともいわれている。
その水爆が今、地球上に数千個も存在することを、あなたは知っているだろうか。
北朝鮮を強く非難しているアメリカやロシア、中国など5か国は、水爆を保有することが国際的に許されているのだ。
一体なぜ?そしてなんのために。
また、かつて日本のマグロ漁船が被ばくした過去もある水爆実験は、今も実施されているのか。
さらに映画などで目にする大統領専用の核ボタンは存在し、いつでも発射できる状態にあるのか。
このあと人類が抱える大きなリスク、核の実態に迫る。
もし核戦争が起きたら、そのとき、地球は。
ここからは野村明大さんに加わっていただきます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
北朝鮮が水爆実験をしたときには大変衝撃を受けたんですが、数千の水爆が実は地球上にあるって、これもびっくりですね。
そうなんですよ。
核兵器っていうのは、実は全世界で9つの国が持ってるんですけれども、これちょっと図で表わしてみましたけれども、持っている数が大きいところっていうのは、こういうふうに表してるんですね。
やっぱりアメリカ、ロシア。
そうなんです、だんとつにロシアとアメリカなんですよね。
アメリカとロシアの世界の核弾頭っていうのは、ミサイルの先につけて爆発させるというものなんですけれども、9割以上がアメリカとロシアで占められている。
これやっぱり黒井さん、いわゆる米ソの冷戦の負の遺産と言っていいんでしょうか?
そうですね、冷戦の初期の段階で、このぐらい作っていますよね。
こうやって見ると、五郎さんね、やっぱり核をより多く持つこと、核を保持していることが、攻められないんだという論理が、世界では働いているっていうことですよね。
それは明らかに。
しかもこの5か国っていうのは、これは第2次世界大戦で勝った国ですからね。
国連もこの人たちが、連合国が作った組織で、しかも自分たちだけが核を独占し、そしてそのことにおいて優位を保ちということですよね。
完全に戦後秩序はそういう形で維持されてきたということですよ。
さあ、そして。
ですから地図上で赤の所は持っていいよっていわれているところ。
国際的に認められてるところなんですね。
一方で、この黒っぽい所は、国際的には認められてないところ。
だめだよっていう所なんですね。
じゃあ、赤の国々というのは、どれぐらい持ってるかといいますと、アメリカ、ロシア、7000発配備されているものは、2000とか1700とか。
ものすごい数なんですね。
これはあれですか、いわゆる原爆、水爆合わせてこれぐらいあるということですか?
そういうことですね。
いわゆる配備数が少ないというのは、保管してあるものと、あと廃棄のためにお金がかかるので、廃棄のために保管しているものも結構ある。
中国でも260発あるんですね。
はい。
で、一方、認められていないのに、持っているんじゃないかっていわれている。
もしくは公表している国もありますけど、国際的には認められていませんけど、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエル。
インドなんかでもこれ、アメリカなんかに比べると、100って言ったら相当の数ですからね、実はね。
これはインドとパキスタンは、長きにわたって、黒井さん、これ領有権争いやってます。
そうですね。
ですから、インドが先に作っちゃったものですから、パキスタン、急いでその後を追ったということですね。
公式に認めてはいないんですけど、これ、イスラエルもこれ、ほぼ、ほぼ持ってると思っていいんですか?
そうですね。
恐らくあると思います。
さっき出ましたけど、じゃあ、なんで、この赤い所の国だけ持っていいのかっていう話なんですが。
そもそも論のところですよね。
実は五郎さんがおっしゃったことにちょっと関係あるんですが、ちょっと順番に見ていきたいんですが、核の憲法といわれる核拡散防止条約・NPTってことば、これニュースなんかでも出てくるのを聞いたことあるっていう方もいらっしゃると思うんですけれども、これがどういうものかといいますと、1970年の3月に発効、効果を発揮するようになった条約なんですが、締約してる国は191の国と地域ですから、世界中の国が加盟しているんですが、非締約国、見てほしいんですが、インド、パキスタン、イスラエル、南スーダン。
つまりさっきの加盟せずにこれ、核兵器を持ってるという形になってるんですね。
まさにこれは核拡散防止条約だから、これ以上、核が増えないようにする条約ですね。
まさにそういうことなんです。
この目的のところをちょっと見ていただきたいんですが、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国5か国については、核兵器国と定めているんです。
核兵器の拡散、これ以上の拡散を防止するという目的で、第9条でこういうふうになっているんですから、要するに、この条約の適用上、核兵器国っていうのは、1967年以前に核兵器、その他の爆発装置を製造して、かつ爆発させた国、つまり先に作っちゃったものに関してはもう認めちゃおうっていうことなんですね。
だから結局、先の大戦という話もありましたけど、嵩原さん、結局、もう先に作っちゃった国はしょうがないや、それ以上、増やさないどこうねっていう話ですよね。
その国が自分たちの決めたルールですからね。
当然、自分たちで決めたルールは、自分たちに有利になるんであって、捨てるにもお金がかかるっていう話もありましたけど、当時捨てられない状況もあったとはいえですね、自分たちの権利は守って、ほかの権利は認めない。
平たく言えばそういうことでしょ。
いわゆる大国の理論ですよね、これは。
不公平といえば不公平なんですけれども、ただ、現実問題として、これ、やらないと、拡散していくという状況にありましたから、しかたないなということで、ほかの百何十か国もそれに同調したということですね。
なるほど。
つまりこれで、これどう見ても、不公平じゃないか、大国の理論じゃないかっていうけど、これやってなかったら、世界中に出来ちゃうから、作っちゃったと。
ただ、問題点があって、加入、脱退自由って、それいいのっていう。
国際法で制裁受けないって、いいの?っていう。
そうなんです。
脱退しても国際法で制裁を受けない。
そこまでは貸せないっていうことですよね。
ですから、インドやパキスタンなんかは、初めから加盟せずに核開発に独自でまい進していますし、北朝鮮も当初、実は加盟してたんです。
でものちのち、脱退を宣言したという形なんです。
これはだから、あまり、これ拘束力ないんじゃないですか?
そうですね。
ただですね、それに違反すると、もしくはそれに違反して進めると、国連安保理というのが乗り出してきて、そこでやめなさいというまず、韓国、非難決議があって、それにさらにやると、今度は制裁決議というね、ですからインド、パキスタンに関しては、非難決議は出てるんですけれども、そこで終わってるので、制裁にいっていないと。
北朝鮮は何が問題かというと、NPT脱退してますけど、国連で制裁決議が出ているにもかかわらず、やってるということですね。
なるほど。
今度はこっちですか。
そうですね。
一番上ですね。
2大大国のアメリカとロシアの現状、もう一回ここでおさらいしておきましょうということで。
アメリカとロシア、これ、見比べてほしいですけど、
競争しているわけですよね。
そうなんです。
成功したのが1945年の7月、成功してその1か月後に広島、長崎に原爆を落としました。
開発の経緯というのは、もともと第2次世界大戦中にナチス・ドイツに先行されるのを恐れて開発したというふうにされておりますよね。
そのご、7年たって、水爆実験にも成功しました。
で、ロシアにも結局、アメリカが作ったんでっていって、作ろうって言って。
まさにそうですね。
水爆もだから、1年もたってないんですよね。
そうですね。
1年後に水爆の実験成功していますし、戦後4年たって、ロシアはアメリカに原爆で追いついたという形なんですよね。
素朴な疑問なんですが、映画のような核ボタンってあるの?って、よくホワイトハウスの地下に大統領とかが避難して、なんかこんな透明なふたみたいなの付いてて、ぽこっと開けて、ぴゅっと押すかおさへんか、核ボタン、押すか、おさへんかっていう映画ありますよね。
あんなん実際あるんですか?
実際に大統領がボタンを押すわけではなくて、大統領はその命令の暗号コードのカードを持っていますので、そういった暗号を認証して、軍の司令部に命令を出すという最終決定を。
解除する暗号の番号があるんですか?
コード、どういう形か分からないんですけど、
暗証番号か何か分からないけど。
恐らくカードみたいなものを使って、何か打ち込んでいくという作業があると思うんですけど、それを国防長官の認証があって、初めて有効なんですが、映画でよく見るシーンっていうのは、それとともにですね、大統領はいつもホワイトハウスにいるわけじゃないですから、海外に行くときに、必ずそういったブリーフケースを持った担当者がついていって、そこにはやはり同じような暗号のコードを持っているんですね。
よう、それも映画で見たことあります。
アタッシュケースみたいなの持ってて、かちゃって開けて、ピッピッピッってやるやつでしょ、あれ、あるんですか?
ありますね。
ですから、必ず例えば、オバマ大統領が日本に来るときには、そういった担当の人が一緒に日本に来ていますよね。
それ考えたら怖いですよね。
それ、誰かが間違って、なんやこれ、ぴぴっとないんですかね。
ただそれをやらないと、関係ない人が押しちゃう可能性がありますから、必ず大統領本人でないと決定できないということですから、これ必要の措置だと思います。
ということはこれ。
それ、なんらかの拍子で押されるなんてことはないんですよ、それは。
ーでもあれですよ、選挙によっては、トランプさんがそれ持ってる可能性ありますよ。
そこがね。
そこがねって。
まあそこは、いろんな二重、三重のチェックができるようになっているでしょう。
これ、水爆の威力も100倍とか、1000倍とかってわれわれちょっと、原爆と比べられてもちょっとよく分からないんですけれども。
もう一度簡単に整理しておきますと、全然仕組みが違うんですね。
原爆っていうのは、これ物と物が離れる、分裂するときのエネルギーで大爆発を起こす仕組みなんですが、水爆っていうのは、物と物がくっつく、融合するときのエネルギーなんです。
これ、融合するときにものすごいごう音が高温が必要だということで、そのときに原爆を使って、さらなる大きな大爆発を起こすという仕組みなんです。
威力は100倍から1000倍。
つまり原爆を起爆装置のように使わないと、水爆というのは?
そうですね。
1000倍とか100倍ってありますけど、通常そのぐらいなんですけど、要は原爆自体は、あまり限界があって大きくできないという性質があって、水爆の場合は大きくできる、威力を高くできるっていうことですね。
今回の北朝鮮の水爆実験、これ非常に、懐疑的な報道が多いんですが、黒井さんも、これ水爆実験ではないだろうかって、この番組でもおっしゃいましたけれども、やっぱり違う?
何かしらの水爆の前段階の実験をした可能性はありますけれども、そこは恐らくうまくいかずに、最初の起爆装置であった部分の原爆が、前回の同じくらいの規模で爆発したんだろうと。
だってすごい高温で、やらなきゃいけないんでしょう。
それって、ものすごい難しいらしいですね。
そうですね。
ですからその制御が、非常にコンマ、コンマというような微妙な技術が必要になってきますね。
ただねこれ、五郎さんね、アメリカは北朝鮮に対してすごい強い態度に出てた。
3回目の核実験を行ったときに、いや、核を放棄するって約束しないと、テーブルに着かないよと言った。
非常に強気に見えたんだけど、その間に着実に技術の進歩はしてたという、この空白の期間を作っちゃった。
要するにやっぱり表の顔と、それから実際にそのこととは全く関係なしに一貫した意思、それは核を持たないかぎり、しかもそれが非常に高性能の核を持たないかぎり、自分たちの体制は維持できないという、これはもう、一貫してるっていう、それに対して、その時々に北朝鮮がこういう軟化したから、というふうに一喜一憂してるところが多分にあったんですよね。
これは改めないといけないと思いますね。
だからね、赤星さんね、北朝鮮が水爆実験やった。
いわゆる原爆作ったっていうニュースがある。
とんでもないって思うんですが、改めてこういう地図を作ると、まあ、元って思いますわね。
思いますよね。
本当に、もともとロシアとかアメリカとかが持ってて、彼らが言うのもどうなのかなっていうのもありますし、逆に、でも、北朝鮮は持っちゃいけない国なわけですから、これ実際でも北朝鮮で水爆を作る技術力っていうのは、実際には上がってきてるんですかね?
どうなんですか?小型化できたとか、いろいろ言ってますけど、上がってきてるんですか?
これは誰にも分からないことなんですね。
自分たち、発表してないですから、ただ、4回成功させて、そのつど、最初に比べたら爆発規模上がってますし、前回の実験では、小型化に成功したと彼らは言ってます。
それも事実かどうか分からない。
今回水爆やったと。
北朝鮮が言っていることは分からないですが、日本だって、いわゆるアメリカに守られているわけですから、自分たちだけが何も持ってないという状況に思っているんでしょうね、北朝鮮は。
ですから、赤い所は自分で持っている国なんですが、実はアメリカの核の傘にあるヨーロッパ、日本を除くと、かなりの色づけができちゃうんですね。
で、北朝鮮がそれに対して本人たちは、独裁政権ですから、いつやられるか分からないということで、危機感を持ってますよね。
でもなんか、北朝鮮の過去の実験なんか見てると、学校の視聴覚教室みたいな所で、こうやってて、ぼん、上がったって、あんなんでできます?
あれは恐らくほかの場所があると思います。
あれは偽物?
偽物というか、そこで何をやっているか分からないですけど、映像を公表するところに、機密的なものは見せないですから、ほかの所でやってると思います。
ということはわれわれ思ってる以上に、技術は進歩しているかもしれない。
現状なんですが、もう1個あって、CTBTって、これもよく出てきますよね。
そうなんですよね。
核実験をさせなければ、核兵器っていうのはできないだろうということで、出来たのがこのキーワード、CTBTなんですけれども、要するに、あらゆる空間における核兵器の実験的爆発、及びほかの核爆発を禁止する。
これはやっちゃだめだよと。
実験自体を禁止しようと。
実験もだめだよ。
これ国連総会で採択されていて、5大保有国も一応、これは守っているんです。
爆発を伴う核実験はその後、していない。
もう増やさないと、実験もしないと。
しないと。
ただ、核兵器の効率性と安全性を維持するために、核爆発を起こす前、もう寸止めの状態で実験を停止して、反応を調べる臨界前核実験っていうのはやっぱり相変わらずずっと続いてイルということなんです。
こちらですね。
条約の問題。
これにも実は条約の問題点がありまして、特定の44か国の批准、これ正式に国を挙げて加盟するということなんですけど、それが必要なんですが、実はこれね、一部アメリカとか中国っていうような国が、正式に国としてちゃんと批准、加盟してない状態なんです。
ですから条約としては、未発効、効力を発揮してない状態なんですね。
まだ。
だから五郎さん、こうやって見ると、NPTにしても、CTBTにしても広げないでおこう、実験はしないでおこうねって言いながら、ざるのような条約なんですけども、だからそこで、国連安保理が制裁下したりするわけなんですか。
これはね、最大の矛盾であって、これは普通、ダブルスタンダード、言ってることとやってることが違うじゃないかっていうことでね。
だって、自分たちだけが持って、人に持つなっていうのが、そもそも、それは許される話なのかと。
一応、名目はあるんですよ。
これ以上増やさないっていうこと、それから、ちゃんと加盟している国はルールに従うんだと、北朝鮮はルールに従ってないんだと、こういうことはあるんですけれども、そもそも自分たちが持って、ほかの国に持たせないっていう、これがなかなか無理な論理があるところですね。
そこに今の五郎さんが言った、矛盾がある。
じゃあ、最後の最後のセーフティネットとして、国連安保理があって、経済制裁ができるっていいますけど、じゃあ、国連安保理も、常任理事国の中国が本当に実効性を担保できるかって、ここもできないですよね。
そうですね。
ですからなんかの形で止めたいんですけど、先ほどお話に出ましたように、北朝鮮が生き残るには、やっぱり核兵器を作るっていうのがもう最近始まった話じゃないんですね。
ですから、もう建国、朝鮮戦争のころからそういった原子力の研究をやってて、今になってきたということなんで、それを止めようが難しい。
ただ、1つちょっと言いたいんですけれども、なんでその不公平なのに、北朝鮮の問題だけ問題かというと、例えば、パキスタンもインドも危ないっていえば、危ないんですけれども、彼らがわりと安定してるんですね。
核兵器拡散しても、まあなんとか、すぐなんかならないだろうという読みがあるんですが、北朝鮮っていうのは独裁者の意思一つで何があってもおっかない。
この人がボタン1発押せば、できるっていう。
そうですね。
あと内乱かなんかが会って、国が崩壊した瞬間にコントロールできなくなるっていう、非常に北朝鮮というのは、危ない国。
ですからそういう所に大変な兵器ができるというのは、本音の部分では、ちょっとほかの国とは比べものにならないぐらい脅威度が高いんですね。
あとね、パキスタンの実はスポンサーがサウジで、サウジはやっぱりイランが核協議にアメリカが応じたと。
これがおもしろくない。
ひょっとしたら、イランも核持ってるんじゃないかということで、でも、自分の所では作れないんで、パキスタンに作ってもらって、いざっちゅうときにはっていう考えはどうですか?
それはあんまり信ぴょう性ないと思うんですけど、パキスタンはやはりインドを見て、インドが作ったから、かなり国力としては無理があったんですけれども、お金をかけて作ったと。
サウジはサウジで、やっぱりイラン見てますから、イランがもし核を作ったら、サウジも核を持とうという意思が出てくると、可能性ありますよね。
しかしこうやって見ると、嵩原さん、世界各国、本当に今、混乱状態ですね。
そうですね。
これ、先ほどざる法ってありましたけど、日本とか国である法律と違って、条約って約束なんですよね。
だから、約束を守る人にしか適用がないんで、国連のような機関がどういうふうに実効的に止めていくかしかないんですよ。
だから条約に頼ることはできないんですよね。
でも、これ国連もね、常任理事国に拒否権があって、日本も非常任理事国に入れてもらいましたけど、本当に常任理事国の一国がだめって言ったら、動かないってことは、機能不全を起こしていると言っても、これ五郎さん、過言ではない。
今回の北朝鮮の核実験は許せないということで、さまざまな制裁、加えているわけですけれども。
潜水艦弾道ミサイルの映像も公開しましたし、中国の高官が映像から編集されたりとかね。
こうなってくると中国見限ったのかっていう感じもしますね。
それから韓国も非常に激しい宣伝放送。
アメリカもけん制しているという。
この戦略爆撃機Bー52、核搭載できる巡航ミサイルも積めるという話なんですけど、これを韓国領内にアメリカ軍が飛ばしたっていうのは、一つのけん制だと思うんですけど。
そうですね。
怒ってますよということですね。
ただ、核は搭載してないでしょうね。
さすがに。
それはないと思います。
ですから、デモンストレーションですから、さほど北も。
ただこういうことをやると、北はまた、それをまた逆手に取って、アメリカやっぱり自分たちを攻撃してるんだろうと、今度はミサイルの実験をやったりとかってことにつなげてきますよね。
これ、キム・ジョンウン第1書記って、核実験やって、この人は一体何を考えているんだということなんですけれども、こうやってこの一つの図を見ると、改めて、本当核を持つしかないのかなっていうのが、見え隠れしませんか?
そうですね、ですから、よく暴走してるっていうような評価もあるんですけど、彼らの独裁政権を維持するためには、必要なこと、ほかのものを全部犠牲にしても、進めていると、恐らく彼、個人というよりはお父さんから引き継いだ、そういった遺言みたいなものだろうなという気がしますね。
よく考えたら、これ、中東なんかね、大量破壊兵器があるんだっていって、アメリカが入っていって、結局なかったんだけれども、国は崩壊したっていう。
こうやって見ると、国際政治における中心となるところが、きちんとしてないと、秩序は保たれないと。
それがいいかどうかは別にして、だから、アメリカの影響力の減ってきたことの非常にいろいろなところに出てるっていう感じがしますね。
こうやって北朝鮮が水爆実験と称してやってね、黒井さんね、こういうふうに改めて、地図を見てみると、非常にわれわれは核に囲まれて、非常にバランスの悪い不均衡な中で世界って保たれてるんだなって、実感しますね。
そうですね、ただ冷戦の頃に、アメリカとロシア、ソ連だったころは、とてつもない量だったけれども、お互いにそれで使えない兵器だったっていうことなんですね。
それがやはり、北朝鮮みたいのが出てくると、使われるかもしれないってことで、非常に危険になってくると。
それから中東も非常に怖いですね、一つ間違えるとね。
そうですね。
特にイランはもう、王手をかけていますから、それはアメリカが交渉で、経済ということで、止めたんですけれども、このサウジアラビアとまたもめてますんで、どうなるか分からない。
イランが核を持ったらですね、必ずイスラエルが今度乗り出してきますからね。
ですから中東のほうでもあると。
あと北朝鮮もイランもそうなんですけれども、今、核を持つってことは孤立化する国際的に挑戦するということで、非常にハードル高いんですけれども、向こうがやってんだから、うちらもできるんじゃないかということで、お互いにけん制しながらやっていくっていう。
世界的に孤立するのと、あとは自分たちの体制を守るのとどっち取るかっていう、二者選択をしてるんだなっていうのが、よく分かりましたね。
黒井さん、野村さん、どうもありがとうございました。
さあ、蓬莱さん、最強寒波がやって来るっていうことで。
今週ぐっとね、寒くなりましたけど、ポイントはこちら、見てみましょう。
怖いですね。
来週、最強寒波。
けさ東京は、氷点下0度9分となり、氷が張りました。
さあ、そして週間予報を見てみましょう。
今週から来週にかけて、札幌、新潟、雪の降る日が続き、大雪に注意です。
東京もあしたのあさは1度と冷え込みそうですね。
土日、センター試験ですが、朝から寒くなりますね。
本当ですね。
寒さ対策、しっかりしてください。
そして今回、寒波が流れ込んでくるんですけれども、特に強まるのが来週の火曜日、水曜日、名古屋でも最高気温6度、最低気温は氷点下1度と。
さて、改めまして、今夜10時スタートの新ドラマ、ヒガンバナ警視庁捜査七課、ご出演の堀北真希さんと、檀れいさんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
堀北さん、いやにぽっぷなかんじの衣装やなっていうんですけど、それ、ヘッドホンしてないとだめなんですよね、今回の役はね。
そうです。
ふだんは。
そうなんです。
人の考えている声が聞こえてしまうという役なんです。
ふだんはこのヘッドホンをつけて、その声を遮断しています。
いわゆる現場に行くと、犯人とか、被害者のいろんな声を聞こえてしまう特殊能力を持ちながら、そこから事件解決にいくんですけど、まあそれも一つ、苦しみの一つだったりするんですよね。
そうなんです。
聞こえるんですが、すごく体力を消耗する、命を削ってやらなければいけない行為なので、命を削りながら捜査をしているという熱い刑事です。
さあ、一方、檀さんは、これ、仕事一筋の女性刑事ってことなんですけれども。
そうですね。
私は全く真逆で、足で稼いで、昔ながらの捜査をしていくという、本当に古いタイプの熱血刑事を演じさせていただいてます。
当初、堀北さんのことを、あんた、何を言うてんのっていうね。
そうですね。
ちょっと2人、ぶつかり合いながら、バディとして。
このヒガンバナっていうのは捜査七課で女性の方ばっかりなんですが、堀北さん、本当に個性豊かなもう能力を持っている方がいっぱいいるんですよね。
そうです。
ヒガンバナという捜査七課のチームは女性ばかりで、みんなそれぞれ自分の得意分野があって、それでチームワークでみんなで解決していきます。
それからまた、DAIGOさんも出てるんですけど、ものすごいいいタイミングで、おめでたい話出ましたね。
そうですね。
ただDAIGOさんと堀北さん演じる主人公の、なんか秘密もありそうですね。
かなり今回、2016/01/13(水) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]

▽韓国フィギュアにヨナ超え天才少女▽地球上に数千の水爆…なぜ米国やロシアは所有が許される?▽市役所に宝くじ2000枚寄付…10億円当選は?▽通販お坊さん賛否

詳細情報
出演者
宮根誠司
林マオ
赤星憲広
嵩原安三郎
橋本五郎ほか
番組内容
▽韓国フィギュアにヨナ超え天才少女▽地球上に数千の水爆…なぜ米国やロシアは所有が許される?▽市役所に宝くじ2000枚寄付…10億円当選は?▽通販お坊さん賛否
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/

ジャンル :
情報/ワイドショー – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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