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米アカデミー賞 「思い出のマーニー」が候補に1月14日 22時44分
アメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞の各賞の候補が発表され、長編アニメーション賞に日本の米林宏昌監督の作品「思い出のマーニー」がノミネートされました。
ことしで88回目となるアカデミー賞は、14日、各賞の候補がロサンゼルス近郊のビバリーヒルズで発表されました。このうち、長編アニメーション賞には米林宏昌監督の作品「思い出のマーニー」が、5つの候補の1つとしてノミネートされました。
「思い出のマーニー」は複雑な家庭環境に育ち、心を閉ざした少女、杏奈が療養先の海辺の村で出会った謎を秘めた少女、マーニーとの交流を通じて、次第に変わっていく姿を描いた作品です。監督の米林宏昌さんは、石川県出身の42歳。「思い出のマーニー」の公開後、スタジオジブリから独立し、次の世代を担うアニメ映画監督として期待されています。
日本の映画が長編アニメーション賞にノミネートされるのは、おととしの宮崎駿監督の「風立ちぬ」、去年の高畑勲監督の「かぐや姫の物語」に続き、3年連続、5回目で、米林監督の作品がノミネートされるのは初めてです。
また、注目の作品賞にはアカデミー賞の前哨戦とされるゴールデングローブ賞を受賞した「レヴェナント:蘇えりし者」や「オデッセイ」など8つの作品がノミネートされました。アカデミー賞の発表と授賞式は来月28日、ハリウッドで行われます。
「思い出のマーニー」は複雑な家庭環境に育ち、心を閉ざした少女、杏奈が療養先の海辺の村で出会った謎を秘めた少女、マーニーとの交流を通じて、次第に変わっていく姿を描いた作品です。監督の米林宏昌さんは、石川県出身の42歳。「思い出のマーニー」の公開後、スタジオジブリから独立し、次の世代を担うアニメ映画監督として期待されています。
日本の映画が長編アニメーション賞にノミネートされるのは、おととしの宮崎駿監督の「風立ちぬ」、去年の高畑勲監督の「かぐや姫の物語」に続き、3年連続、5回目で、米林監督の作品がノミネートされるのは初めてです。
また、注目の作品賞にはアカデミー賞の前哨戦とされるゴールデングローブ賞を受賞した「レヴェナント:蘇えりし者」や「オデッセイ」など8つの作品がノミネートされました。アカデミー賞の発表と授賞式は来月28日、ハリウッドで行われます。
米林監督「大変光栄」
「思い出のマーニー」がアカデミー賞にノミネートされたことを受け、米林宏昌監督はスタジオジブリを通じ、「『思い出のマーニー』がアカデミー賞にノミネートされましたことを大変光栄に思っています。この作品を選んでくださった方々や関わってくれたすべてのスタッフに感謝します。たくさんの人たちに楽しんで見てもらえるような作品を、これからも作っていきたいと思っています。このたびは本当にありがとうございました」とコメントを出しました。