news every. 2016.01.12


この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
2012年に鹿児島市で、当時17歳の女性に暴行したとして、強かん罪に問われた男性の控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部は、懲役4年の1審判決を破棄し、逆転無罪を言い渡しました。
この裁判は、2012年10月、鹿児島市の路上で、鹿児島市に住む23歳の男性が、当時17歳の女性に性的な暴行を加えたとして、強かん罪に問われたものです。
男性は逮捕当初から、酒に酔って記憶がないと供述し、一貫して無罪を主張。
しかし、1審の鹿児島地裁は、女性の供述は具体的で信用できるとして、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
控訴審で、女性の体内から検出された精液のDNA型を再鑑定したところ、男性とは別人の型であることが判明。
去年3月、男性は保釈されました。
きょうの判決公判で、福岡高裁宮崎支部は、客観的証拠で精液が誰のものであるかが判別できておらず、被害者の供述も信用できない。
原判決には事実誤認があるとして、1審判決を破棄し、無罪判決を言い渡しました。
高裁が非常に証拠を一つ一つ丁寧に分析して、事実認定してくれましたので。
福岡高等検察庁の中田和範次席検事は、検察官の主張が認められなかったことは遺憾であり、判決内容を十分に精査・検討し、適切に対処したいとコメントしています。
きょうは全国的に冷え込んで、東京などで初雪となり、青森の酸ヶ湯では、全国で初めて、2メートルを超える積雪を観測しました。
異例の暖冬から一転、真冬並みの寒さとなった日本各地の表情を取材しました。
けさ、雪がちらついた東京。
暖かい日が続いていたため、平年より9日遅い初雪となりました。
日中にかけて断続的に降った、この冬初めての雪。
初雪は、神奈川県の横浜や栃木県の宇都宮でも観測されました。
千葉県でも。
午前7時、
雪は、通勤する人々の上に降りました。
北日本や東日本で厳しい寒さとなったきょう。
80の地点で、今季一番の寒さを記録しました。
三が日を過ぎたころから、寒い日が続いていた北海道では、陸別で氷点下23.9度を記録。
この冬、全国で最も厳しい冷え込みとなりました。
街の人は。
きょうは起きるのがつらくて。
おでこぴりぴりする。
この寒さに、陸別を流れる川では、フロストフラワーと呼ばれる現象が見られました。
フロストフラワーとは、川などから出る水蒸気が作る、氷の結晶のこと。
氷点下15度以下に冷えた風の吹かない朝に出来るといいます。
さらに、お湯をコップに注ぎ、振りまいてみると。
寒さで凍りついて、白い雲状になっています。
お湯が一瞬で凍りついてしまいました。
内陸部で厳しい冷え込みとなった北海道。
青森県では、津軽を中心に、昨夜からけさにかけ、断続的に雪が降り、青森市ではきのう、積雪が一時74センチと、今シーズン最多となりました。
雪かきに追われる住民たちは。
逃げたくなる。
腰も脇もみんな、痛くなっちゃって。
毎年のことだけども、ちょっと、うんざりだ。
私たちは、積雪が多いことで知られる、青森市の八甲田山系酸ヶ湯を訪れました。
手元の温度計を見ますと、気温は氷点下8度を下回っています。
降り続いている雪によって、こちらの雪の壁を見ますと、高さはおよそ2メートル近くあります。
道路の両側に高く積もった雪。
カーブミラーもほとんどが埋もれていました。
うわー、こちらの建物、雪で、屋根も壁もほとんどが覆われています。
酸ヶ湯ではきのう、積雪量が2メートルを超え、今シーズン全国で最も多くなりました。
青森市にあるスキー場では、雪を歓迎していましたが。
夕べもそうでしたけども、45センチぐらいの降雪ありましたんで。
スキー場側としてはどうです?
大変助かっております。
まだもうちょっと欲しいんですけど、欲を言えば。
まだ例年に比べれば、まだまだ、去年の半分ぐらいしか、まだ積もってないんで。
スキー場はオープンできたものの、さらなる積雪を期待していると話します。
新潟市内では今シーズン初めての積雪の朝を迎えました。
例年よりおよそ1か月遅れとなります。
ことし、雪もう降らないんじゃないかなと思ってて、すごいびっくりしました。
ついに来たかなという感じで、またこれを乗り切っていきたいと思います。
一方、秋田県横手市では一面銀世界に。
どうも、どうも、おはようございます。
雪。
雪下ろしてもらえる?
高齢者が多く暮らすこの地区で、地元の有志で作る団体による雪下ろしの支援が始まりました。
人に頼むほどではないけどな、わっと降ってきて、助かるな。
ないんと、下ろせなくなっちゃうから。
住民も支援に笑顔を見せていました。
寒さを心待ちにしていた人も。
長野県小海町の松原湖では、きのうから一部でワカサギ釣りが解禁に。
けさも多くの人が訪れ、ワカサギを釣っていました。
これ大きいね。
1年ずっと、この時期を待ってるんで。
湖で船と違って、本当にもう、自由に動けるのもあるし、やっててこれのほうが楽しいですよね。
松原湖では、例年、年末には湖面が凍りますが、今シーズンは暖冬の影響で、氷が張るのが遅れ、ここ20年ほどで、一番遅い解禁となりました。
関東でも気温が上がらず。
午後1時半過ぎの東京・新橋、気温は5度です。
ことし初めて、最高気温が10度を下回った都心。
すごい寒いです。
きょう朝、びっくりしました。
いよいよ来たなって思いました。
最近ずっと10度超えてたので、きょうはもう、今見ると4度だっていうので、もう寒くて、凍えてます。
開店前のスーパーでは。
鍋用の食材を店のメインの場所に並べる作業に追われていました。
きょうは完全に、鍋一色の店作りになるような、そんな感じですね。
今までずっとやりたかったけど、やっても、不発にずっと終わってた現状だったんで。
寒くなると売れるという白菜などの鍋用食材。
ほかにこんなものも。
これはもう、焼き芋、なんとかね、開店に間に合わすように焼きたいんですけど、もうそれでずっと、きょうはマックスで焼いてないと間に合わないんで、これで温度が下がると、まあ、そうですね、お客さんがかなり期待して来るんで。
そして、開店すると。
ありがとう。
どうもありがとうございます。
焼き芋を買う客が。
鍋用食材を手に取る客の姿も多く見られました。
水炊きの予定です。
朝、寒かったので。
あと、主人がかぜひいてるので、ちょっと温かいものをと思って。
豚汁を作ろうかと思って、もうちょっと寒いので、温まろうかなと。
都内のスープ専門店では、温かいスープのランチをとる人の姿が。
すごい温まります。
寒い日はやっぱ、特にね、スープいいですよね。
体を温めるスープ。
寒くなるとやっぱし、例年ではこちらが、繁盛してくる時期になりますので、寒くなってもらいたいですね、こちらとしては。
都内の自動販売機では、ホット商品を増やす作業が行われていました。
例年ですと、12月半ばぐらいからホットを増やすんですけど、暖冬傾向にあったので、さらにきょうから寒くなるというので、一気にホットの商品を増やすという作業をやってます。
寒くなったため、ピッチを早めるといいます。
暖冬から一転、この冬一番の寒さとなった関東。
関東南部では、今夜にかけても、雪のちらつく所がありそうです。
ここで速報です。
トルコの最大都市イスタンブールの観光の中心地で、日本時間の午後5時20分ごろ、爆発がありました。
地元メディアによりますと、死傷者が出ているということです。
原因は分かっていません。
現場は世界文化遺産に登録されている、スルタンアフメット地区で、日本人にも人気のブルーモスクの近くだということです。
日経平均株価は年明けから6営業日連続で値を下げ、戦後最長を更新し、年末の終値から1800円以上下落しました。
原油価格が1バレル30ドル台と12年ぶりの水準まで急落し、専門家は、財政難となった産油国が日本などの株を売っている可能性が高いとしています。
また中国経済の動向も懸念され、株価の動向は当面不透明と見られています。
日本で生まれ育った和牛が、ここ3年ほどで卸売り価格が1.5倍に上昇しています。
食卓を豪華に彩る牛肉ですが、中でも日本で生まれ育った和牛はもともと少しぜいたくなイメージがあります。
値上げを余儀なくされる焼き肉店が出るなど、その影響が出始めています。
ありがとうございます。
きょう、都内の百貨店では。
こちらには、全国各地の駅弁がずらりと並んでいます。
行われていたのは、全国から300以上の駅弁を集めた催しです。
中でも目を引いていたのが、和牛を使った駅弁。
山形県の米沢駅からは、和牛のそぼろと牛肉煮を載せた駅弁ですが。
和牛の値段は上がっております。
現状では、このまま頑張っていこうかと思うんですけど、近い将来ですね、値上げは検討せざるをえないかなと。
実はこの和牛、今、価格が上がっているのです。
きょう、宮城県の美里町では、和牛の子牛の初競りが行われました。
競りにかけられたのは、生後10か月ほどの宮城県内産の黒毛和種407頭。
きょうの取り引きでは、1頭当たりの平均価格が、去年の同時期と比べ、16万円高い75万1805円と、大幅な高値での取り引き開始となりました。
丹念に育てられ、きれいな霜降りが入ることで知られる和牛。
一番品質のいいA5ランクの卸売り価格を見てみると、2013年の前半は、1キロ当たり2200円前後でしたが、その後、価格が上昇。
直近では3300円を超え、ここ3年で1.5倍ほどになっています。
純国産の和牛の高騰。
子牛の価格、卸売り価格とも値上がり傾向にある和牛。
背景には何があるのか。
訪ねたのは、山形県の米沢市です。
こっちが米沢牛の出荷間際の牛たちの牛舎です。
牛舎の中では、米沢牛およそ100頭が育てられていました。
最近では、ここ4、5年やってるんですが、お米を食べさせております。
時間をかけ、育て上げる米沢牛。
伊藤さんの牛舎では、息子が後を継ぎ、牛を育てていますが、周囲では。
若い後継者が育たないというようなことで、減ってきてると。
後継者がいなくて、辞めたという方もおられます。
深刻化する担い手不足。
肉用牛を育てる畜産農家は、10年前には8万戸以上ありましたが、去年は5万4000戸と、毎年、減り続けています。
こうした畜産農家の減少により、出荷量自体が減少するなどして、価格の高騰につながっているのです。
まあ、経営的には大変高いということはよいことなので、うれしい半面、あまり高すぎても、一般の消費者には食べてもらえなくなるんじゃないかなという、長い目で見れば心配なところもございます。
影響は焼き肉店にも出始めています。
こちらのお店では、山形牛を中心に、提供する牛肉のほとんどで和牛を使用しているといいます。
そのお味は。
すごく肉厚なんですけど、柔らかくて、かむと肉汁が口の中にあふれ出してきますね。
こちらの店では、仕入れ価格が高騰したため、去年12月に和牛の商品を5%から10%値上げをしたといいます。
11月の仕入れ価格を見て、あまりにもこれではやっていけないと、お客様にご理解していただいたうえで、商品を落とさないで、いいものを提供したいと。
専門家は今後、和牛の価格の動向について。
牛肉そのものの需要が高まっている。
和牛というブランドがついた、その需要はさらに高まっていくという傾向ですから、値段が必ずしも下がるというふうには考えられない。
むしろ、上がっていく可能性が高いと。
世界的にも和牛の人気が高まる中、政府は生産者の収益力を高めるための支援など、対策を講じていますが、2016/01/12(火) 17:53〜18:15
読売テレビ1
news every.[字]

藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

詳細情報
出演者
藤井貴彦
陣内貴美子ほか
番組ホームページ
http://www.ntv.co.jp/every/

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32725(0x7FD5)
TransportStreamID:32725(0x7FD5)
ServiceID:2088(0x0828)
EventID:10514(0x2912)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: