生字幕放送でお伝えしています東京・両国の国技館です。
満員御礼の中、初場所は三日目を迎えています。
土俵は後半戦2番目の相撲。
徳勝龍と魁聖が上がっています。
正面解説は元横綱・北の富士の北の富士勝昭さん⇒青色向正面は元・竹葉山の宮城野親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
3日連続の満員御礼の館内です。
きょう東京は初雪。
細かい雨も午後になっても降り続いていますが館内は熱気に包まれて暑くなっています。
三役以上2戦2勝としているのは白鵬、鶴竜、照ノ富士琴奨菊、豪栄道、日馬富士がきのう松鳳山に金星を許しました。
その松鳳山はきょう白鵬に挑みます。
土俵上は徳勝龍に魁聖。
徳勝龍は今場所まだ白星がありません。
ここまで2戦2敗。
魁聖はきのう勝って1勝1敗としています。
徳勝龍は突きもありますが得意な四つは左四つ。
魁聖は右四つ。
けんか四つの両者の対戦。
三役格行司木村庄太郎が合わせます。
押し出し魁聖の勝ち大きな体を生かしました、魁聖。
徳勝龍は3連敗。
魁聖は初日敗れたあと連勝で2勝1敗としています。
徳勝龍も思い切って大きな相手を起こそうとしたんですが魁聖も踏み込んでいましたね。
北の富士⇒下から下から取っていますよね。
徳勝龍は突っ張っているんだけれども下から逆にすくわれて自分の体が浮いてくるというね。
実に魁聖がうまいですよね。
三役を目指したい魁聖が2勝1敗としています。
きょうここまでの幕内の相撲8番振り返ります。
押し出しで輝の勝ち押し出しで常幸龍の勝ち突き押しで豊響の勝ち押し出しで豪風の勝ち押し出しで正代の勝ち押し出しで臥牙丸の勝ち押し出しで御嶽海の勝ち
実況
妙義龍が膝がついたつきひざ。
沢田石⇒幕内前半戦の8番をご覧いただきました。
このあと幕内前半戦の続きから後半戦最初の一番までこの相撲のあとご覧いただきます。
三役どうしの対戦です。
東の関脇1勝1敗の栃煌山西は返り三役、東の小結の勢です。
栃煌山はこれで4場所連続東の関脇で相撲を取り続けています。
勝ち越しも続けています。
あとは星を2桁に乗せていきたいところですね。
そうですね。
なかなか続けるのは難しいですよね。
上が大関横綱がびっしりいますのでね。
大関陣との力の差はないと思っていいですよね。
あと1つ番付の上は大関だけ。
今場所いつも以上におなかのあたりがパンパンに張っているような感じも受けます。
この力士は鍛えているからね。
体の張りはいいですよね。
ただ張ってはいるけれどこれが少し体の硬さにつながっているのかもしれないね。
対するは勢です。
勢は白鵬戦初日物言いがつく相撲。
白鵬を押し込む前に出る相撲を見せました。
きのうは琴奨菊に敗れましたがここまで前に出る圧力やはり力はついてきていますね。
ついています。
そう思っていいですね。
本人もおそらく自覚しているんじゃないですか。
感じているんじゃないかと思いますよ。
あとは関脇、さらに上を目指すにはどういったところが必要だと感じますか。
何でしょうね。
自分の形というのがねまだ、こうなったらという形がまだできているかできていないかだよね自分で。
よく自分の相撲とみんな言うけれども僕らが聞いていてこれがそうなのかなとちょっと不思議に思うときがあるけれどもね。
以前は右を差す相撲だったんですがそれを研究されてからは前に思い切り出てやるんだという勢の話です。
対戦成績は栃煌山が5連勝中です。
左右どちらかがのぞけばそちらからの攻めで勢を攻略しています。
押し出し、勢の勝ち勢完勝。
返り三役、三日目に初白星。
向正面は宮城野さんです。
栃煌山の立ち合いのあたりも強いものがあるんですがきょうの勢のあたりはどうだったでしょうか。
宮城野⇒きょうのあたりは勢のほうが強かったですね。
そして下から入っていますね。
左は押っつけるんですが右からはどうだったでしょうか。
左手のほうは押っつけていたんですが右は差そうとしていましたね。
そのまま出足で出ましたね。
一気に出たのがよかったですね。
左が効いていますよね。
やはり力はつけていますね。
北の富士⇒それを実証しましたね。
栃煌山はもっと楽にもろ差しに入れると思ったんじゃないでしょうかね。
勢に5連勝中だったわけですからね。
慌てましたね。
下がり出したときの栃煌山はもろいんですよ。
残し腰はさほどないんですね。
勢がすばらしい相撲で初日を出しました。
あす以降につながりそうな内容です。
幕内の前半戦の途中から総合テレビでご覧いただいていない相撲を振り返ります。
実況
右からの突き落とし高安3連勝押し出しで琴勇輝の勝ち
実況
寄り切りました、隠岐の海の勝ち沢田石⇒三日目の幕内の結果です。
きょうは初めて新入幕2人そろって白星です。
松鳳山はきのう日馬富士から金星を挙げました。
きょうは白鵬戦です。
勢のリポートです。
納得の表情で戻ってきました。
きょうはいい相撲が取れました。
思ったようにうまく手が使えました。
そのときに右の脇を固めてかち上げる格好と左から押っつける格好をして手がうまく使えました。
こういう相撲をもっと多く取らなければいけませんねと話していました。
返り三役で初日を出した勢のリポートでした。
西が刈屋アナウンサー、東が厚井アナウンサーのリポートでお伝えしていきます。
2場所続けて水入りの熱戦となった逸ノ城と照ノ富士春場所以降は照ノ富士が5連勝中です。
最近は照ノ富士が番付の違いを見せつけています。
逸ノ城の勝ち照ノ富士、三日目に土。
逸ノ城、照ノ富士を破って今場所、初白星です。
これは照ノ富士は上手を先に取って照ノ富士かと思ったんですが。
切れちゃったのかなあ。
逸ノ城が切ったようには見えなかったんですが。
それでばたっと逸ノ城は右を返して上手を取っていなかったのではないかな。
逸ノ城、上手を取っていましたか宮城野さん。
取っていませんでした。
少し逸ノ城がすくうような動きで。
こうすると逸ノ城の力が出せます。
万全の相撲で。
ここまでは完全に照ノ富士の相撲かと思いました。
突く動きで上手を切られてしまう。
久しぶりに逸ノ城の万全の体勢になったのを見ましたね。
上手を切ります。
ああなったら喜んで出ましたね。
照ノ富士は首を振りながらVTRを見ながら左の上手を取って一気に出ようと思ったが切られてしまった切れてしまった。
本人は、そのあと帰りながらつぶやくように力が入っていないあれだったら勝てるのになあそんなことをつぶやきながら帰っていきました。
最近は逸ノ城戦5連勝と問題としていなかっただけに。
もっと左を基本どおり指を通してしっかりつかんでからやるべきだよね。
形で寄ってしまいましたね。
この辺り膝の影響があるかどうかというところですが。
関係ないでしょう。
殊勲のインタビューです。
大関照ノ富士関に勝ちました逸ノ城関です。
今どんな気分でしょう?うれしいです。
先に大関に前まわしを取られました。
あのあとまわしを切っていきましたが振り返ってみていかがですか。
そうですね、残してそれからはまわしを取って前に攻めたのはよかったです。
相手は大関とはいえ負けたくない相手だと思います。
はい。
よかったです。
この2日間苦しい内容が続いていましたがどう切り替えましたか。
そうですね。
まあ白星ついたんでまた頑張ります。
いい形であすは横綱日馬富士戦です。
頑張ります。
どうでしょうもう少し意気込みは?思い切りやっていきたいと思います。
あすもインタビュールームでお待ちしております。
はい。
ありがとうございます。
おめでとうございます。
逸ノ城関でした。
逸ノ城、照ノ富士を破って初日あすは日馬富士戦です。
逸ノ城は100勝という節目の星を挙げました。
土俵は東大関稀勢の里安美錦に取り直しの一番に敗れました。
きのうは栃煌山戦連敗をせず落ち着いた取り口でした。
きょうは宝富士戦です。
寄り切り、稀勢の里の勝ち。
宝富士は3連敗です。
いつも左四つになるんですけれども、宝富士もきょうは右から絞りながら、なんとか上手を探って、上手を与えないようにという意識を感じました。
先に宝富士が上手を取ったらどうなるか分かりませんけれども相四つですからさほど慌てなくてもこれでいいと思います。
きょうはじっくり攻めたという稀勢の里でしょうか。
きょうは落ち着いていました。
ですが相手によっては稀勢の里は慌ててしまいますから自分の相撲を忘れてしまうから取りこぼしが多いんですよね。
誰とあっても、落ち着いて万全の左四つの体勢になるまで攻め急がないで冷静に取ったらどうかな。
本人も気持ちの問題という話をしていますが、力があるだけにあとは心の問題ですよね。
気持ちの問題でしょう確かに、力はあるんですからやっぱり気持ちの面で不安があるからなかなか優勝につながらないだけの話で力は十分にありますよね。
ただ初日敗れたあと連敗はしなかったわけですからリラックスしてこのあと中盤戦に入っていけるのではないでしょうか。
そうなってくれればいいんだけれどもね。
勝っていくとまた緊張するんですよ、いつものことですけれどもね。
松鳳山とすれ違いました。
きょう松鳳山は白鵬戦です。
では初場所四日目、あすの十両の取組からお伝えしていきます。
豪栄道、栃ノ心西の小結栃ノ心は、まだ白星がありません。
豪栄道はここまで2戦2勝としています。
4人の大関これでまだ土がついていないのは豪栄道とこのあと相撲を取る琴奨菊という形になっています。
両者の対戦成績は栃ノ心が2連勝としています。
先場所は、栃ノ心が左の上手胸も合わせて完勝という内容で、豪栄道から白星を手にしました。
2戦2勝、豪栄道この右手にテーピングが見えますけれども手首の小指側の関節をつなぐ部分テニスの選手などにみられる症状ですが、右手首を痛めているというところなかなか本来の思うような相撲が取れない中で初日は碧山戦攻め込まれながらも逆転の引き落としきのうは逸ノ城戦に出足で圧倒しました。
今場所はこの締め込みに戻しています。
苦しいながらもきのうは鋭い出足を見せましたね。
右手が切れるような形しかないでしょうね。
上手が取れないでしょうから。
豪栄道が直近で栃ノ心に勝った相撲もきのうの逸ノ城戦のように出足で一気に持っていきました。
寄り切り、栃ノ心の勝ち豪栄道に土。
栃ノ心は今場所の初白星。
きょうは抱えて出ていきました栃ノ心です。
豪栄道はもろ差しをねらうような立ち合いから左の上手を引いたんですが胸を合わせてしまいました。
左のいいとこ取りましたからねどうにかなるかと思ったら引っ張り込まれて強引に出られまして何もできなかったですね。
これで栃ノ心戦は3連敗となりました、豪栄道。
みずからもこの映像を振り返ります。
きょうはもろ差しをねらう立ち合いから引いたんですよね。
ただこれでずるずると下がっているしね。
全然あんなに大きく踏み出すんですから感覚がまだ戻っていないということですね。
土俵がそこにあるというのを体が忘れてしまっていますね。
右の手首の状態もあって年明けから稽古は十分には積んでいない豪栄道です。
宮城野さん、栃ノ心は抱え込んでどんどん前に出ましたね。
まわし、いいところを豪栄道取ったんですが全然前に出なかったですねいつものように。
栃ノ心よりも豪栄道の元気のなさが目立ちますか。
そうですね。
きょうは逆に差されたら棒立ちになっていますから。
豪栄道が2勝1敗これで大関が、豪栄道照ノ富士稀勢の里にも三日目までに土がついて、あとは琴奨菊がこれまで2戦2勝です。
最初のVTRだけ豪栄道は見て、特に自分の左足を踏み込んだところであっと声を出したあと引き揚げていきました。
殊勲のインタビューです。
栃ノ心関です。
ことしの初白星です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
新年どうですか?初白星気分は。
うれしいです、よかったです。
きょうは立ち合いから大関に前まわしを引かれました。
そうですね。
とりあえずあたって前に攻めようと思って先に先に攻めてよかったと思います。
左から抱えるだけで、相手が浮いていました。
よかったです。
場所前はいい稽古はできたと聞いています。
その辺り、きょうにつながっていますか。
いつもどおりになりました。
場所後には披露宴も控えています。
これも発奮材料になりますか。
頑張らないといけないんであしたからまた気合い入れていい相撲を取れるように頑張りたいと思います。
そのあしたも大関戦稀勢の里戦ですけれども。
頑張ります。
いい相撲を期待しております。
ありがとうございます。
おめでとうございました。
栃ノ心関でした。
4人目の大関琴奨菊が登場です。
この2日間一気に勝負を決めるのじゃなく動きが止まってからの技で白星を2つ重ねています。
きのうは勢戦、立ち合い左から張って左を差して左からのすくい投げで勝って勢を退けました。
一気に馬力で持っていくのではないこの2日間の内容ですね。
どうしても、今はこんなに勝っていますけれどもこれからやはり上位になってくると片一方、引っ張り込んで出ていくという相撲が通じなくなります。
本人が場所前に、これまでのように馬力だけではなくてそれ以外のことをいろいろ考えながら相撲を取っていって優勝を意識していきたいという話をしていました。
そうですか。
何かあるんでしょうね。
対する相手は新関脇の嘉風です。
33歳でつかんだ初めての関脇の座鶴竜を突き返す場面もありました。
そしてきのうは50kg以上も重い相手に下がらずにもろ差しで攻めていきました。
去年の活躍、力強い相撲を今場所見せていますよね。
この人は相撲の速さとうまさですよね。
それに気持ちが入っていますから33歳になって初めて関脇に上がっていくというね。
なかなかできることじゃないけれどもしかし中には35歳で大関になる人もいるわけだからね。
希望を持って頑張ってもらいたいですね。
本人も大関を目指したいとはっきりと口にしています。
言っていますか。
なかなか大変だ。
言うのは簡単だけれども。
制限時間いっぱいです。
大関まだ土がついていないのはこの琴奨菊1人となりました。
一気に出ました、寄り切り琴奨菊3連勝。
琴奨菊は3連勝。
動きのある嘉風を立ち合いからがちっとつかまえました。
きょうの琴奨菊はいかがだったでしょうか。
ねらいどおりだったですかね。
相手の巻き替えをうまく出ましたね。
嘉風は右に巻き替えにいきます。
これがまずかった。
待ってましたなんですよね。
相手は体が大きくないから右から引っ張り込んでも動きは止められるという計算のもとでしょうね。
万全じゃないでしょうかきょうは。
琴奨菊も場所後に結婚するんですか。
披露宴をあげる予定になっています。
何かあると頑張るんだなみんな。
琴奨菊3連勝です。
あすは安美錦戦です。
4人の大関は三日目で戦いを終えまして3戦3勝としてるのは琴奨菊ただ1人となりました。
もう少しで3横綱に3連勝で大関陣ついていってほしかったかなという感想もありますけれどいかがですか。
三日目でしょう。
横綱陣も万全とは言いがたいからね。
希望を捨てずにしぶとくくっついていってもらいたいね。
1敗のままこれから序盤中盤、星を落とさずにいってほしいですね。
毎場所、同じことを言っています。
万全ではないということばがありました。
次の取組が横綱の白鵬に松鳳山。
松鳳山がきのう日馬富士から金星を挙げています。
日馬富士の気持ちに懸けたいですね。
いい勢いしてますからね。
松鳳山。
去年はどん底を経験した松鳳山ですが十両に番付を下げて十両でも負け越しが続く番付がありました。
そこからはい上がって2年半ぶりに金星。
見事にカムバックしました。
2日連続横綱戦。
きょうは白鵬に挑みます。
白鵬は2戦2勝としています。
両者の対戦はおととしの名古屋場所以来の対戦です。
10回目の対戦ですがまだ一度も松鳳山は白鵬に通じていません。
白鵬に話を向けていきたいと思います。
白鵬の師匠の宮城野さん。
左肘にサポーターがあります。
この2日間は左の上手を初日取りにいっても引けませんでした、ここまでの内容どうですか。
きのうの相撲はよかったと思います。
その前の相撲は肘がちょっと悪いものですから。
場所前も非常に痛みが出る場合もあり上手を引いても離れてしまうことがありましたね。
そうですね。
先々場所休場で先場所優勝を逃して最近の白鵬の状態師匠にどう映ってますか。
体全体は調子がいいんですが肘の問題だけですよね。
きょうは二本差されるようなことがあれば松鳳山に、そうしたらちょっと危ないかなというところはあります。
中に入らせたくないと思いますね。
これまでけがという大きなけがはほとんどなかった白鵬ですけれどもここ数場所は肘の痛みと闘いながらということです。
中に入れればという話もありました。
10回目の挑戦、松鳳山です。
松鳳山についてです。
10回目ですかということです。
これまで考えて調整してきたのであっという間ですということです。
以前は突き押しで相撲を取ってましたが今は違います。
きょうは左四つ右四つこれではだめなんですけれどもぜひもろ差しになりたいという話です。
差されたり踏み込まれたり上手を取られたりしてはいけません。
横綱も最近自分の相撲が変わっているのを見てきているのでどう中に入っていくのかこれから考えますということです。
横綱、右が入りますと少し引くことがありますのでいろいろ想定して臨んでいきたい慌てさせたいということも話していました。
北の富士さん、中に入りたいというそれぞれの見解なんですがどう入るかというところです。
ここがポイントだという話です。
そうです。
言われたように初日のようなすぱっと2本入ると願ってもない体勢でしょうね。
照ノ富士戦でもろ差しでもう少しでというところまでいきましたが白鵬は。
照ノ富士戦よりも白鵬のほうが体そう大きくありませんから寄り切れるということはありません。
上位に戻った松鳳山2日続けての金星なるか。
10回目の挑戦、白鵬戦です。
3場所目の賜盃奪還をねらう白鵬三日目です。
寄り切り白鵬3連勝。
両者、土俵の下に落ちていきました。
松鳳山、2日連続の金星ならず。
10回目の挑戦も白鵬退けました。
中に入れさせませんでした白鵬。
やっぱり厳しい相撲を取ったね。
絶対に入れないぞという。
中に入ることかないませんでした松鳳山です。
立ち合いまず白鵬は突き放していきましたが松鳳山がどのように中に入っていきたかったのか振り返ります。
手を出されてしまって。
突き放しちゃったね。
松鳳山は左から固めて中に入ろうとしましたね。
手を出されるとあたりがあたりにくくなるんですよね。
あとは突き放していったね。
絶対に懐に入れないという。
宮城野さん、白鵬のきょうの内容いかがでしたか。
よかったですね。
稽古場でも右から押っつけの練習をしていました。
そのようにやっていましたね。
松鳳山の左差し許さないという。
そうですね。
それから入られるのは嫌だったんでしょうね。
左から入って右に入るのうまいですからね。
朝の稽古場でしっかりと松鳳山戦の対策を練っていたんですね。
そうですね。
初日こそ物言いがつく相撲ですが3日間どうですか。
肘のほうも少しよくなってきたときのう話していました。
今の相撲を見ていると存分に使っているし大丈夫ですよ。
大丈夫、大丈夫。
あとは15日間しっかりとこういった状態で相撲が取れるかということですね。
気の緩みがなければずっと勝ち進むというのも考えられます。
2人目の横綱日馬富士が土俵に上がっています。
連覇をねらう日馬富士がきのう二日目、早くも土がつきました。
きょうは碧山戦。
きのうは先ほどの松鳳山に立ち合いやや突き起こされて上体を沈めて出ていこうというところを松鳳山の思い切りのいいすくい投げに両足が浮いて投げ飛ばされるという状態になりました。
土俵入りのときに北の富士さんは攻め急いだと。
攻め急いだというよりかは無謀な寄りだったですね。
上手も取れないうちに強引に出てしまったんだよね。
場所前、ほうか織炎もあって稽古不足の心理面の影響もあったという北の富士さんのお話でした。
初日はいい内容の相撲でした。
先場所は優勝しましたけれども相撲内容も決して昔に戻ったとは言えませんからね。
まだまだ遠いなという感じがしますから取りこぼし、ああいう負け方は序盤までずっと落とさずにいくのは難しいという気はするね。
先場所は動きのよさで賜盃を手にしました。
立ち合いのよさでね。
日馬富士連覇を成し遂げるためには連敗は許されません。
先場所も敗れたあとに碧山との対戦が三日目にありました。
もつれた末、白星を手にしました。
寄り切り日馬富士、連敗はしませんでした。
2勝1敗。
碧山は3連敗です。
幕内600勝目、節目の白星を挙げました、日馬富士。
少し右肘を気にしました。
きょうは張って出足を止めました。
そして、もろ差し。
このあと攻め込んで大きな体の碧山に突き落としや小手投げ、ぐらっとくるんですがきょうはそこも頭に入っていた寄り方でしたね。
きょうは計算に全部入っていますからね。
きょうは危なげない相撲ですか?日馬富士本来の相撲ですね。
日馬富士は先場所も二日目に金星を許しましてそのあとは負けずに白星を並べて千秋楽こそ敗れましたが賜盃を手にしました。
このまま徐々に少しずつ稽古不足を土俵の上で補っていきながら相撲勘が戻ってくればということですね。
日がたつとなじんできますから戻ってきますからね。
なんとか星を落とさないでいってほしいですね。
三日目結びの触れです。
かたや鶴竜、鶴竜こなた安美錦、安美錦この相撲一番にて本日の打ち止め!三役以上でここまで3連勝と星を伸ばしたのは横綱白鵬と大関琴奨菊。
そしてここまで2戦2勝の鶴竜が三日目、結びに登場します。
初日二日と相手が攻め込む場面もありながらも回り込んだりと対処したりして2日間、白星を並べています。
北の富士さんもうまく取れていると土俵入りのときにお話になりました。
まだ二日目ですからね。
ただ前に出ようという気持ちはありますよね。
嘉風に攻め込まれても簡単にはたくのではなく、うまく回り込もうとするところからきのうも回り込んでの攻め、危なげないですか。
そうですね、わりあいと今場所は落ち着いて取っているからね。
ただきょうの相手も気を遣う相手ですよね。
前回、初場所押し出しで鶴竜が制していますが立ち合いあたってから安美錦が思い切り引きました。
取り直しとなりました。
取り直しの一番を鶴竜が制したんですが安美錦何があるか分かりませんからね。
立ち合いに変化もありますし相手力士は非常にやりにくい相手ですよね。
ただ落ち着いていると思います。
落ち着いていると鶴竜のものであろうと思います。
安美錦も初日、稀勢の里と思い切り取り直しの相撲を制しました。
先場所先々場所は序盤で星を落とした鶴竜です。
今場所は初日に嘉風を破って2場所ぶり3回目の優勝をねらっていきたい鶴竜。
きょうは37歳、幕内最年長安美錦戦です。
呼吸が合いませんでした。
幕内これが初めての待ったとなります。
押し出し安美錦の勝ち鶴竜、三日目に土。
安美錦8つ目の金星。
鶴竜からは初めての金星を手にしました。
三日目に鶴竜は今場所も序盤に土。
首をひねりました。
やや立ち合いが立ち遅れて慌てたでしょうか。
ちょっと慌てたかもしれませんね。
立ち遅れというよりはあれはあれで慌てる必要はなかったんですけれどね。
宮城野さんはどう見ましたか。
立ち合いよかったんですけれどもね。
安美錦がうまかったですね。
立ち合いあたってからいなしてすぐにはたきにいったのがきょう、何かやりそうな感じがしましたからね。
こういった引きは頭にあったと思うんですけれどもね。
これが安美錦のしたたかさといいますかね。
相手の心理をうまくつきますよね。
立ち合い待ったもあって2度目。
立ち合いの間合いのうまさというか。
あたったときは鶴竜も一瞬立ち遅れた感じもしましたけれど。
安美錦関のインタビューです。
金星おめでとうございます。
ありがとうございます。
8つ目の金星になりましたね。
そうですね。
久しぶりの金星となりました。
前回から見てみますと7年ぶりぐらいですね。
だいぶあいていますね。
でも鶴竜関から取ったことがないので絶対取ってやろうと思いまして頑張りました。
最初、呼吸が合いませんでしたけれど。
早く取って向こうも圧力が強いので圧力をうまく逃しながらと思って途中2回目合わなかったんですけれども反応できてよかったです。
立ち合いのあたりよかったですね。
そうですね。
先に先にという意識もあったのでよかったと思います。
あたって崩して押すというのはイメージどおりですか。
まわしを取らせたら相撲にならないので、こちらから先に先にと思って頑張りました。
このあとも暴れてください。
一日一番、毎日頑張ります。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
これで三役以上の初日から勝ちっぱなし3連勝は白鵬、琴奨菊となりました。
日馬富士、鶴竜、照ノ富士、稀勢の里は1敗となっています。
三日目で白鵬と琴奨菊三役以上2人だけとなりました。
安心して見られるのは白鵬だけかという感じもします。
ありがとうございました。
「大相撲初場所三日目」をお伝えしました2016/01/12(火) 17:05〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 三日目[二][字]
【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)宮城野(元竹葉山),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン
詳細情報
番組内容
【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)宮城野(元竹葉山),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)宮城野(元竹葉山),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:12560(0x3110)