電話を受ける時には…今日のテーマは…もしもしいろとりどり亭さんですか?イエ〜イウフフ…。
おお今日の昼は出前か。
応援弁当の中身は何だ?それは届いてからのお楽しみですよ。
(チャイム)来た来た。
イエ〜イ。
はい。
1,080円ご苦労さまでした。
(鼻歌)あ〜おなかすいた。
頂きま〜す。
待て待てその前に…。
はい。
おめでとう。
「売買取引成立」?そう。
今まさに売買取引が成立したんだ。
どういう事?ではゼガ君の行動を振り返ってみましょう。
まずは…。
「応援弁当1つお願いします」。
はいここ。
ゼガ君は弁当を注文しお店の人はその注文を承諾しました。
これを「売買契約の締結」といい売り手と買い手の間で売買に関する約束をした事になります。
そして…はいストップ。
ゼガ君は代金をお店の人に渡して弁当を受け取っています。
買い手が代金を支払い売り手が品物を渡すのは締結した売買契約をお互いが実行したつまり取り引きが完了した事になります。
これを「売買契約の履行」といいます。
ふだんの買い物も実は売買契約なんだ。
そう。
取り引きとか言われるとふだんの買い物も何だかビジネスをしている気分になるな。
ビジネスでも基本的には同じなんだ。
ただし…そのため…細かい取り決めですか?売買契約で決めなければならないのはまずは商品の品質数量価格そして代金決済の方法だ。
代金決済って何ですか?代金決済というのは商品代金の支払いの事だ。
支払い時期を商品と引き換え払いにするのか後払いにするのか前払いにするのかといった事や支払い方法を現金にするのか手形にするのかなども決めなければならないんだ。
いろいろあるんですね。
決めておかなければならない事はまだまだあるぞ。
商品の受け渡しの場所方法時期といった受け渡し条件を決める。
特に受け渡し場所は取引価格に関係するからきちんと決めなければならないんだ。
では受け渡し場所によってどのように取引価格が変わるのか見てみましょう。
例えば商品を売り手が保管している場所で買い手に引き渡す場合は売買契約の文書に「売り手店頭」と明示します。
10万円の商品の取引価格は10万円。
これを「現場渡し価格」といいます。
売り手店頭の場合…では買い手が指定する場所で商品を買い手に引き渡す場合はどうでしょうか?「買い手倉庫」などと明示し商品破損の危険や保険料は売り手が負担。
輸送費も売り手が負担します。
例えば指定場所まで商品を運ぶ輸送費などが5,000円かかったとします。
その費用がプラスされた金額が取引価格となりこれを「持ち込み渡し価格」といいます。
国内取り引きでは現場渡しか持ち込み渡しが一般的です。
商品を受け取る場所によって取引価格が変わるのはふだんの買い物で例えると店で買って持ち帰るか配送してもらうかの違いみたいなものですかね?まあ簡単に言うとそうなるかな。
じゃあ今度は「ふだんの買い物じゃそんな事やらないよな」って事について説明しよう。
えっ?何か違いがあるんですか?ある。
文書を使って売買契約を締結する手順について分かりやすく紹介します。
このおにぎり屋さん新商品を販売したいと考えました。
そこで取り引きのある米屋さんにおすすめの米は何かまたその米の価格やそのほかの取り引き条件について問い合わせをしました。
問い合わせを受けた米屋さんはおすすめの米とその金額などを書き込んだ見積書を作成。
買い手のおにぎり屋さんにその見積書を渡しました。
おにぎり屋さんは見積書を見て商品や価格条件などを検討。
自分の考えている条件と合っていたので注文書を作成し米屋さんに送って商品を注文しました。
これがおにぎり屋さんが米屋さんに出した注文書です。
この注文書が売買契約申し込みの意思表示になります。
米屋さんは注文書を受け取るとおにぎり屋さんにこのような注文請書を送付します。
注文請書が承諾の意思表示になります。
これで売買契約が成立した事になります。
見積書と注文書と注文請書はタイトルや日付が変わるだけで中身が同じなんですね。
そこがポイントなんだ。
様式を同じにしているとあとで確認する時に分かりやすいだろ。
なるほど。
考えましたね。
感心するのはまだ早い。
売買契約が成立したあとは商品の受け渡しや支払いが待っているんだ。
引き続き商品の発送受け取りといった売買契約の履行について紹介します。
売り手の米屋さんは契約の条件に基づき品質や数量を確認し納品する商品の準備をします。
それとともに買い手のおにぎり屋さんに渡すための納品書を用意します。
納品書には納品する商品の明細が記載されています。
そして買い手のおにぎり屋さんは届いた商品を注文書の控えや納品書と照合し品質数量損傷の有無を点検します。
これを「検収」といいます。
商品を受け取ったおにぎり屋さんは物品受領書を米屋さんに渡します。
米屋さんは商品代金の支払いを求めておにぎり屋さんに請求書を渡します。
おにぎり屋さんは請求書の内容を確認し支払い条件に基づいて代金を支払います。
米屋さんは代金を確認しおにぎり屋さんに領収証を渡します。
これで売買取引は完了です。
さあ売買取引も完了した事だし応援弁当食べよう!社長ちょっとこれ持ってて下さい。
ヒッヒ〜。
何じゃこりゃ!?フフフ…。
わ〜い今日はパン食い競走バージョンだ。
あっうう…。
ああ…。
ん?社長さんも参加しますか?せ〜の。
ヒヒヒ…。
2016/01/12(火) 14:30〜14:40
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 ビジネス基礎「売買取引の手順」[字]
私達の社会では、多くの企業が自らの利益を目指しつつ、取引関係を通して互いに協力している。それがビジネスの世界。流通や金融など、ビジネスの世界をわかりやすく解説。
詳細情報
番組内容
ビジネスの取引と普段の買い物の違いは何だろう?今回は、企業どうしの間の売買取引がどのように行われているかについて考えよう! 学習の3つのポイントは…(1)売買の成り立ち (2)売買契約の条件とは (3)売買契約の締結と履行
出演者
【出演】ブレイク・クロフォード,ゼガ,【語り】川本克彦
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趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 生涯教育・資格
バラエティ – その他
映像 : 480i(525i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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