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[データは語る]2015年度上半期のSIMフリースマホ出荷は66万8000台、スマホ全体の5.0%に―MM総研

2016/01/14
下玉利 尚明=タンクフル (筆者執筆記事一覧
SIMフリースマートフォン出荷台数とスマートフォン全体に占める比率
(出所:MM総研)
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 シンクタンクのMM総研は2016年1月14日、SIMフリースマートフォン市場に関する調査結果を発表した。それによると、2015年度上期(15年4月~9月)の出荷台数は66万8000台。スマートフォン全体出荷台数1328万8000台に占める比率は5.0%に達した。

 SIMフリースマートフォンの出荷台数が2013年度通期の11万台(全体に占める比率0.4%)、2014年度通期で86万5000台(同3.1%)と、台数・比率ともに上昇傾向にあると分析。この傾向は継続し、2015年度通期では135万台にまで増加。スマートフォン全体の出荷台数2895台に占める比率を4.7%と予測した。

 同社は、2015年度上期の動向として、ASUS(エイスース)やFREETELブランドでMVNO SIMやSIMフリースマートフォンを提供するプラスワン・マーケティングなどのSIMフリー専業メーカーの台頭が目立ったと指摘。今後も増加傾向は継続し、2016年度には185万台、2017年度には272万台、2018年度のは381万台にまで達すると分析した。

 SIMフリースマートフォンの購入意向も調査した。それによると、今後3年以内に「購入したい」が7.3%、「購入したくない」が23.4%、「その他・わからない」が69.3%だったという。同社では、調査項目が端末の価格や機能などの詳細な情報を提示しないシンプルな質問だったため、「その他・わからない」が約7割を占める結果となったと分析。購入・非購入どちらか一方の意思を示したユーザーのみで分析すると、23.8%のユーザーが購入検討の意思を示す結果となったと指摘している。

MM総研の発表資料へ

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