ふしぎがいっぱい「冬になると…?」 2016.01.12


(テーマ音楽)春から見てきた里山。
きせつがかわると見つかる生きものは?今は冬。
生きものはどうなったかな?ひとみちゃん里山にまたやって来た。
大きなケヤキの木。
葉っぱは全部なくなった。
木はかれてしまった?草の葉もかれている。
こん虫は…いない。
寒くなって…調べてみよう。
やって来たのは農家のおじさんの所。
これだよ。
そうそうここにツバメのすがあるんだよね。
5月から7月このすでツバメが子育てをしていた。
親鳥がヒナにこん虫を食べさせていたんだよね。
今は…すは空っぽ。
(ひとみ)おじさんツバメはどうしたんですか?おじさんがヒントをくれたよ。
ひとみちゃん寒くなってから見られる鳥もいるんだよ。
え?その鳥を調べればツバメがいなくなった理由がわかるかもしれないね。
いた!その鳥とは…。
(鳴き声)白鳥だ。
こんにちは。
あっこんにちは。
白鳥は夏はいなかったんですか?夏はいないですよ白鳥は。
へえ!いつごろ来るんですか?10月の半ばごろにやって来ます。
シベリアっていう所からやって来ます。
シベリア?はい。
シベリアは日本のずっと北のほう。
白鳥が夏にいたのはこのあたり。
夏のシベリアはすずしい。
白鳥はそんなすずしい場所が大すきな鳥なんだ。
水の中のモや草の根を食べているんだって。
でも冬になるとシベリアは氷と雪にとざされ食べ物を取ることができない。
そこで白鳥は日本にやって来た。
食べてる食べてる!食べ物があるから日本に来るんですか?そうです。
へえ!白鳥はすずしい北の国にいてツバメは暑い日本にいた。
冬が近づくと白鳥は南へ。
実はツバメも南へとんでいく。
食べ物のこん虫がたくさんいるからなんだって。
鳥は住む場所をかえて冬を生きのびているんだね。
ひとみちゃんもう一度里山をかんさつしてみることにした。
あっ!でもかれちゃってますね。
これはサクラの木。
春にはきれいに花がさいていた。
でも今はかれてしまった?いやいやかれてないよ。
このめを見てごらん。
これめですか?そう。
へえ!めって生きているのかな?中はどうなっている?ひとみちゃん切ってみるよ。
おねがいします。
中は緑色。
春になるとこれが葉や花になるんだって。
木は寒い冬になってもかれていなかったんだね。
こん虫はどうだろう?何かいる?これはたまご。
あたたかいときはこんなすがた。
えだに何かいる?つけ根の丸いもの。
これもたまごだ。
あたたかいときはこんなすがた。
地面もさがしてみよう。
落ち葉の所に何かいる?これはよう虫。
あたたかくなるとこんなすがたになる。
落ち葉の下にいればつめたい風をさけられるのかもね。
今度は何をさがしてる?くさってボロボロの木だ。
いた。
あっいた。
うわっ!これはよう虫。
あたたかいときはこんなすがた。
寒い冬こん虫もいろいろなすがたや方ほうで冬を乗りこえようとしているんだね。
おやすみ。
冬。
みんなのまわりにはどんな生きものが見つかるかな?カブトムシのよう虫だよこれ。
えっそうなの?かわいい!
(テーマ音楽)2016/01/12(火) 09:20〜09:30
NHKEテレ1大阪
ふしぎがいっぱい「冬になると…?」[解][字]

小学校4年生向けの理科番組。春、夏、秋と訪ねた里山を再び訪ね、植物や昆虫の冬の様子を観察し、生き物は様々な方法で寒い冬を乗り越えて、命をつないでいることを知る。

詳細情報
番組内容
小学校4年生向けの理科番組。春、夏、秋と訪ねた里山を再び訪ね、植物や昆虫の冬の様子を観察し、生き物は様々な方法で寒い冬を乗り越えて、命をつないでいることを知る。
出演者
【出演】吉田仁美,【語り】置鮎龍太郎

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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