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信長様の改革の基礎知識 作者:RX‐141
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穀物:小麦(準備中)

三大穀物の一つ
小麦の種子は硬い外皮に覆われ可食部である胚乳と胚芽に分けられる。
食用とするのは胚乳部分であり製粉して小麦粉とする。

果皮や胚芽部分ふすまも食用とすることはできるが、
食味に劣るうえ小麦粉に混入すると品質が劣化しやすくなる
独特の風味があるため、そのまま粉にした全粒粉も存在する。

コムギは越年生の植物であり、秋に種をまいて越年させ、春に発芽し夏に収穫するのが基本形である。
発芽のためにある程度の低温期間が継続する必要があるためである。

突然変異によって低温期間を必要としない品種が生まれてことにより、
寒さが激しく種が冬を越せない地方や、雨季を迎え収穫が困難になる地域において栽培される。
この品種は春に播いて、夏の終わりに収穫するのが一般的である。
播く時期から、前者を秋播き小麦、後者を春播き小麦と称する。

秋播きは10月中から11月初頭にかけて、開花・結実は5月から6月、
春播きコムギのそれは7月から8月である。

収穫された種子は粉にして小麦粉として使われる。
小麦粉はパンやうどん、中華麺、菓子、パスタ、そうめんなどの原料となる。
粒の硬さにより生成される小麦粉の種類、用途が異なる。

ビールは通常オオムギから作られるものであるが、
白ビールはコムギの麦芽を多く使用して作られる。
ウイスキーや工業用アルコールの原料にもなる。

小麦粉からはグルテンを作ることができ、グルテンを加工すると麩を作ることができる。

製粉の際に出るふすまは家畜の飼料となる。

コムギの胚芽には油が含まれ、食用の小麦胚芽油をとることができる。


日本には中国経由で伝来されたと考えられている
奈良・平安期には五穀の1つとしてされたが、
馬の飼料され稲や粟と比較して食用作物としての認識が十分に広まっていなかった
当時の日本に製粉用の碾き臼がほとんど普及していない事情があった。
食用にするには、全体をひき潰してから小麦粉とふすまに分離する必要がある。
碾き臼を持たない庶民は、搗き臼を使っての非効率な製粉作業にするしかなかった。
その手間を嫌い、小麦を飼料用にとしていたと考えられている。

全国で栽培され続けたが、製粉技術が未発達だったために使用法が限定されていた。
鎌倉時代にはいって二毛作がはじまると、稲の裏作作物としてコムギが採用された。

製粉技術が未発達だったゆえ、「粉」を使用した食品は贅沢とされ、
庶民がうどんなどの粉食品を気軽に口にできるようになったのは、
碾き臼が普及した江戸時代以降である。
稲の裏作として麦の生産が盛んに行われるようになり、
粒のまま食べるオオムギと粉にして食べるコムギがともに食用として栽培された。
都市部では小麦粉を使用したうどんや天ぷらといった粉料理の消費が大きくなるが、
農村では製粉という手間のかかる粉料理は口にできるものではなかった。

小麦粉は成分の7、8割をデンプンが占めるが、タンパク質も約1割含んでいる。
粘りはグルテンでなり、小麦粉独特の料理を生み出す。
グルテンのみを取り出したものが麩である。

タンパク質の割合とグルテンの性質によって薄力粉、中力粉、強力粉に分類される。
タンパク質分を除き精製したものは浮き粉と呼ぶ。(澱粉だけで片栗粉のようなもの)

グルテン量は品種と開花期・収穫期に雨量によって変動する。
雨が多いと小麦はグルテンを形成しにくくなる

強力粉
 パン・中華麺・ソフト麺などに使われる。
 乾燥パスタは粗挽きの強力粉を用いて作られる。
 洋菓子には向かない。

中力粉
 うどん、お好み焼き、たこ焼きなどに使われる

薄力粉
 菓子類・天ぷらに使われる
 卵を用いる生パスタにも使われる。

浮き粉
 小麦粉ら麩の原料としても使われるグルテンを分離した残りの澱分をいう。
 和菓子に使われる。

全粒粉
 表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたものである。


 日本では、小麦、蕎麦、米などを製粉し、水などを加えて混練してから細長い形に加工
 麺は乾麺、冷凍麺などにして保存する場合もある。
 インスタントラーメンは油で揚げて保存性と加工性を持たせた。

麺の成形法
 原料となる粉をこねて生地とし、麺にする方法にはいくつか種類がある。

切出法
 薄く延ばし包丁で細く切る
  ラーメン、うどん、蕎麦切り

撚延法 
 両側から引っ張って細長い紐状にする
  そうめん、稲庭うどん、中国の拉麺、

押出法
 穴をあけた容器や器具で押し出す
  冷麺、ビーフン、スパゲッティ、マカロニ、日本のラーメンの一部、
+注意+
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