朴大統領 核実験強行した北に「痛み与える実効的制裁を」

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は13日、国民向け談話を発表する会見で、4回目の核実験を強行した北朝鮮をめぐる国際社会の対応について「これまでとは異なるべき」とした上で、「痛みを与える実効的な制裁措置を取るため米国などの友好国と緊密に協力している」と述べた。

 7日にオバマ米大統領と電話会談を行ったことにも触れ、「(韓米)両国の防衛公約が実行されることを確認した」と説明。「米国はB52戦略爆撃機を朝鮮半島に派遣し韓国の防衛に決然とした意志を表明した」と語った。

 北朝鮮の核実験を受けて再開した北朝鮮向けの宣伝放送については、「昨年8月の南北合意や南北当局者会談、南北離散家族再会などを実現させたことからも分かるように、北に対する最も確実で効果的な心理戦の手段だ」と強調した。

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