韓国最大野党「共に民主党」の権魯甲(クォン・ノガプ)顧問が12日「もう(共に民主党には)希望がない」と言い残して離党した。権氏は「東橋洞系」と呼ばれる故・金大中(キム・デジュン)元大統領の側近グループのリーダー格だ。今回、権氏と共に金玉斗(キム・オクトゥ)、李訓平(イ・フンピョン)、朴洋洙(パク・ヤンス)元議員ら東橋系の十数人も同党を離党し行動を共にした。
権氏は国会内で会見し「選挙での敗北に誰も責任を取ろうとしない政党、政権交代ができそうにない政党では、これ以上希望がないと確信し、良心の声に従って行動した」とした上で「忍耐して分裂を防ごうと努力もしてみたが、もう私にはこれ以上持ちこたえる力がない」「これまで一生をかけて金大中元大統領と共に、この国の民主化に向け努力してきたが、自分の党では民主化を実現できなかった」などと述べた。権氏ら東橋系幹部らの離党は、金大中グループと盧武鉉(ノ・ムヒョン)グループの連合で成立した今の野党の枠組みにも大きな変化をもたらしそうだ。
さらに同党のチェ・ウォンソク議員(仁川市選出)もこの日離党した。孫学圭(ソン・ハッキュ)グループのチェ議員は「寛容を認めない覇権政治に従うことはできなかった」とコメントした。チェ議員の離党により、共に民主党の議席数は安哲秀(アン・チョルス)議員離党前の127議席から114議席に減った。