ニューヨーク=中井大助
2016年1月14日19時05分
米国の宝くじ「パワーボール」の抽選が13日あり、カリフォルニア州の事務局によると同州で当たりくじが出た。運営団体によると、賞金は約15億ドル(約1769億円)に達しており、宝くじとして史上最高になる可能性がある。当選者が複数いた場合は賞金を分け合うため、他州でも当選者が出ていないか、確認をしているという。
「パワーボール」は1~69の数字五つと、1~26の数字一つを選ぶ仕組み。週2回抽選があり、当たりくじが出なければ賞金は次回に繰り越される。今回は昨年11月4日から当選者がなく繰り越しが続いたうえ、注目が集まってくじを買う人も増え、賞金が記録的な数字となった。カリフォルニア州の当たりくじは、ロサンゼルス近郊のコンビニで発売されたという。
運営団体によると、1口2ドルのくじが当たる確率は、約2億9千万分の1。当選者は30年間にわたって分割で計15億ドルを受け取るか、一度に約9億3千万ドルを受け取るかを選択できる。(ニューヨーク=中井大助)
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部
PR比べてお得!