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上海株式市場 午後買い戻し 終値2%近く上昇1月14日 17時58分
14日の中国・上海の株式市場は、中国経済の先行きへの懸念などを背景に午前は売り注文が出たものの、午後に入って値下がりした銘柄を買い戻す動きが出て、代表的な株価指数の終値は13日より2%近く上昇しました。
中国・上海の株式市場では年明け4日の取り引きから株価の不安定な値動きが続き、13日は代表的な株価指数である「総合指数」が、終値としてはおよそ4か月半ぶりに3000ポイントを割り込みました。
14日の取り引きでは、中国経済の先行きへの懸念が続いていることなどを背景に午前は売り注文が出て、「総合指数」は一時、2%以上下落しました。しかし、午後に入って値下がりした銘柄を買い戻す動きが広がり、結局、「総合指数」の終値は節目の3000ポイントを回復し、3007.65ポイントと、13日より1.97%上昇しました。
市場関係者は「中国当局が買い支えを行ったという見方が出たことに加え、一部の企業が大株主の株式は今後半年間、売却されないと発表したことなども好感され、買い戻しの動きが広がった。ただ、投資家の心理は大きくは改善されていないため、買い戻しの動きがあす以降も続くかどうかは注視する必要がある」と話しています。
14日の取り引きでは、中国経済の先行きへの懸念が続いていることなどを背景に午前は売り注文が出て、「総合指数」は一時、2%以上下落しました。しかし、午後に入って値下がりした銘柄を買い戻す動きが広がり、結局、「総合指数」の終値は節目の3000ポイントを回復し、3007.65ポイントと、13日より1.97%上昇しました。
市場関係者は「中国当局が買い支えを行ったという見方が出たことに加え、一部の企業が大株主の株式は今後半年間、売却されないと発表したことなども好感され、買い戻しの動きが広がった。ただ、投資家の心理は大きくは改善されていないため、買い戻しの動きがあす以降も続くかどうかは注視する必要がある」と話しています。