iPhoneやiPadといったモバイル端末を利用したクレジットカード決済大手のCoiney(コイニー)が、JCBやアメックス決済可能な業種を追加したようです。Coiney側がニュースリリースにて発表しました。
コイニー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐俣 奈緒子、以下コイニー)は、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:浜川 一郎、以下JCB)と、コイニーが提供するスマートフォンやタブレットを使ったクレジットカード決済サービス「Coiney (コイニー)」において、加盟店事業の業務提携範囲を拡大し、本日1月12日より、「JCB」「American Express (アメリカン・エキスプレス)」「Diners Club (ダイナースクラブ)」「Discover (ディスカバー)」ブランドのクレジットカードの加盟店申込受付業種を追加したことを発表いたします。
追加された業種はサービス業中心:
今回追加された業種は主にサービス業が中心。従来は不動産契約、自動車販売、医療(病院や薬局など)だけだったことを考えると、かなり大幅に業種が追加されたことになります。
■ 趣味・美術・スポーツ
・プレイガイド・チケット販売
・ゴルフ練習場
・アウトドアスポーツ施設
・ペットケア・ホテル■ 旅行・宿泊・娯楽施設
・ホテル・旅館・温泉等宿泊施設
・サウナ
・娯楽施設■ 交通
・タクシー
・運転代行業
・遊覧船
・ヘリコプター■ 住まい・引越し・運送業
・住まいのクリーニング
・引越
・宅配便
・不要品引取■ 暮らし・インテリア
・クリーニング
・フォトスタジオ■ 自動車・バイク・自転車
・洗車■ 相談、カウンセリング
・士業■ その他
・葬儀施設
・レンタル
・各種修理・修繕・工事
まぁざっくりというサービス業が追加された…という印象ですね。
小売業や飲食業はまだ決済不可:
反面、いまだのレストランや居酒屋といった飲食店、そして洋服販売や書店などの小売店についてはJCBやアメックス決済に対応することが出来ないみたいですね。やはりその障壁となっているのはJCBの加盟店手数料がそこまで下げられない…ということなのでしょう(一般的に飲食店は加盟店手数料が高めのため)。
楽天スマートペイではどの業種でもOK:
ちなみに、Coiney(コイニー)はJCB側との手数料交渉で手こずっているようですが、すでにモバイル決済の分野では楽天スマートペイで全業種、JCBやアメックス決済が可能な状況があります。
そのため、出来る限りすべてのクレジットカード決済を受け付けたい…という店舗経営者の方は、とりあえず楽天スマートペイを導入するのが無難かもしれませんね。詳しくは下記のモバイル決済比較ページをご覧ください。
以上、モバイル決済のCoiney(コイニー)で、JCBやアメックス決済可能な加盟店業種が追加に!残すは飲食店や小売店くらいとなりそうです…という国内ニュースでした。すでにCoineyとの契約がある方は、JCB加盟店の追加申請をしてもらえればと思います。
参考リンク:
クレジットカード自体の仕組みがよくわかっていない…という方は、下記記事も参考にどうぞ。カードで支払いができる仕組みを解説しています。