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【プロ野球】イチロー、オリックス新人いじった ベンツで入寮「アホやな〜」2016年1月14日 紙面から
これぞ“超イチ流”のコミュニケーション術!? オリックスの新人11選手が13日、ほっと神戸で自主トレを行っている米大リーグ・マーリンズのイチロー外野手(42)と初対面した。各選手は自己紹介でイチロー流のジョークでいじられ、がっちりとハートをつかまれた。器の大きさに感服すると同時に、球団が生んだスターのように成長することを誓った。 想像もしていないサプライズだった。大学の授業で欠席したドラフト3位・大城(立大)を除く11選手は、自主トレ後にほっと神戸でイチローと対面。自己紹介が始まると、緊張していた新人の表情はすぐさまほころんだ。 まず先陣切った同8位・角屋(ジェイプロジェクト)は岐阜県出身と伝えると、愛知県出身のイチローから「中途半端やな」とジョークで“先制パンチ”を浴びた。さらに、チーム関係者からベンツを購入して入寮したことを暴露されると、「アホやなー」と大爆笑でいじり倒された。 同1位・吉田正(青学大)は「青学かぁー。箱根駅伝で優勝したよね」と声を掛けられ、同6位・佐藤世(仙台育英)も「夏の甲子園で準優勝だったよね。お疲れさま〜」。思ってもいなかった母校いじりで、さらに空気は和んだ。 その後も身長190センチの同10位・杉本(JR西日本)が「でかっ!! でかくてよかったな」と突っ込まれるなど、各選手がイチローの気さくな性格に触れて一層、憧れを強めた。 吉田正は「超一流はこういう人なんだなと思った」と話せば、同2位・近藤(パナソニック)も「感動した。僕もああいう選手になりたい」。降雨でイチローのフリー打撃は見学できなかったが、新人にとっては夢のような一時となった。 (西岡誠) PR情報
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