ソウル=牧野愛博
2016年1月14日18時42分
自民党が14日開いた外交・経済連携本部などの合同会議で、同党の桜田義孝・元文部科学副大臣が(衆院千葉8区)が、慰安婦について「職業としての娼婦(しょうふ)、ビジネスだった。何か犠牲者のような宣伝工作に惑わされ過ぎている」と発言した。日韓両政府は昨年12月28日、慰安婦問題について、日本が軍の関与を政府として認め「責任を痛感している」とする内容で合意している。
菅義偉官房長官は14日午後の会見で「政府の立場はすでに表明している。政治家は自ら説明すべきだ」と日本政府とは異なる見解であることを強調。桜田氏は同日夕、「誤解を招く所があったので発言を撤回する」などとするコメントを出した。
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自民党議員が慰安婦を「職業としての娼婦(しょうふ)」と呼んだ問題で、韓国外交省報道官は14日、「歴史の前に恥も知らない一介の国会議員の無知な妄言に対し、いちいち答える一顧の価値も感じられない」と述べ、不快感を表明した。そのうえで、昨年末の日韓合意の着実な履行を改めて求めた。(ソウル=牧野愛博)
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