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「競馬予想を的中」 30億円近く詐取か1月14日 17時32分
「競馬の予想を高い確率で的中させる」と偽って情報料などをだまし取っていたとして、千葉県警察本部は、41歳の会社社長や元従業員など13人を詐欺の疑いで逮捕しました。警察は、全国の延べ4万人から合わせて30億円近くをだまし取った疑いがあるとみて調べています。社長は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、千葉県市川市にある情報提供会社の社長、大多和孝良容疑者(41)と妻のさとみ容疑者(36)、それに元従業員など、合わせて13人です。
警察の調べによりますと、大多和社長らは去年5月までの1年余りの間に、「競馬の予想を高い確率で的中させる」と偽って、東京や千葉などの4人から現金合わせて200万円近くをだまし取った、詐欺の疑いが持たれています。
高齢者などを狙ってダイレクトメールで勧誘し、過去に的中させたという、うその実績を示したり、「著名な専門家が監修した予想情報を特別に提供する」などと、うその話を持ちかけたりして、会費や情報料を集めていたということです。
しかし、実際には根拠のない情報を伝え、予想が外れた場合は「監修する人が交通事故に遭い、十分な予想ができなかった」などと説明していたということです。
警察は、会社が組織的に詐欺に関わり、およそ10年間に全国の延べ4万人から合わせて30億円近くをだまし取った疑いがあるとみて、実態を調べています。
調べに対して大多和社長は「詐欺をした覚えはない。社員に任せていたので、驚いている」と供述し、容疑を否認しているということです。
警察の調べによりますと、大多和社長らは去年5月までの1年余りの間に、「競馬の予想を高い確率で的中させる」と偽って、東京や千葉などの4人から現金合わせて200万円近くをだまし取った、詐欺の疑いが持たれています。
高齢者などを狙ってダイレクトメールで勧誘し、過去に的中させたという、うその実績を示したり、「著名な専門家が監修した予想情報を特別に提供する」などと、うその話を持ちかけたりして、会費や情報料を集めていたということです。
しかし、実際には根拠のない情報を伝え、予想が外れた場合は「監修する人が交通事故に遭い、十分な予想ができなかった」などと説明していたということです。
警察は、会社が組織的に詐欺に関わり、およそ10年間に全国の延べ4万人から合わせて30億円近くをだまし取った疑いがあるとみて、実態を調べています。
調べに対して大多和社長は「詐欺をした覚えはない。社員に任せていたので、驚いている」と供述し、容疑を否認しているということです。
うそとごまかし 繰り返したか
警察によりますと、大多和社長は競馬に関する別の情報提供会社の社員を経て、平成17年以降に少なくとも10社以上の会社を設立し、社名を変えながら詐欺を繰り返していた疑いがあるということです。
大多和社長らは、高齢者などを狙ってダイレクトメールを大量に送りつけて会員を募り、ダイレクトメールには、これまでに的中させたとするレースの情報や当選金額などのうその内容を掲載していました。
そして、会員になると、「競馬の情報通」や「競馬の関係者」が監修する特別な情報だとして、有馬記念といった人気レースのほか全国の地方競馬などの予想を提供すると、チラシや電話で売り込んでいたということです。
情報料は会費とは別で、例えば、地方競馬で2日間の24レース分はおよそ30万円などと設定されていました。
しかし、情報の提供は「予想の担当者が交通事故に遭って記憶喪失になった」「急病になった」といったわび状などを送って先延ばしにし、会員資格の更新料として6週間ごとにさらに5万円ほどを要求していたということです。
ようやく情報を提供しても、その予想は自分たちで考えた根拠のないものだったということです。
そして、予想が外れると、再び予想担当者の事故や急病などを理由にして、「精度の高い情報が提供できなかった」などとごまかしていたということです。
大多和社長らは、高齢者などを狙ってダイレクトメールを大量に送りつけて会員を募り、ダイレクトメールには、これまでに的中させたとするレースの情報や当選金額などのうその内容を掲載していました。
そして、会員になると、「競馬の情報通」や「競馬の関係者」が監修する特別な情報だとして、有馬記念といった人気レースのほか全国の地方競馬などの予想を提供すると、チラシや電話で売り込んでいたということです。
情報料は会費とは別で、例えば、地方競馬で2日間の24レース分はおよそ30万円などと設定されていました。
しかし、情報の提供は「予想の担当者が交通事故に遭って記憶喪失になった」「急病になった」といったわび状などを送って先延ばしにし、会員資格の更新料として6週間ごとにさらに5万円ほどを要求していたということです。
ようやく情報を提供しても、その予想は自分たちで考えた根拠のないものだったということです。
そして、予想が外れると、再び予想担当者の事故や急病などを理由にして、「精度の高い情報が提供できなかった」などとごまかしていたということです。