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北朝鮮核実験に抗議の座り込み150人

 長崎原爆の被爆者ら約150人が9日、北朝鮮の核実験に抗議し、長崎市松山町の平和公園に座り込んだ。参加者は「いかなる国のいかなる核実験、核兵器保有も許すことはできない」とする抗議文を採択し、北朝鮮に送った。

     座り込みは、長崎県平和運動センターなどが長崎原爆の日(8月9日)にちなんで毎月9日に実施している。今回、被爆者らは北朝鮮の4回目の核実験に憤り、抗議文で「核兵器をはじめとする軍事力で平和は実現できず、犠牲となるのは民衆であることを改めて認識すべきだ」と指摘した。原水禁国民会議の川野浩一議長(76)は「北朝鮮には今のようなやり方ではなく、別の方法で平和を保ってもらいたい」と語った。【樋口岳大】

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