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ガソリン小売価格 6年8か月ぶりの安値に1月14日 16時00分
今週のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格は、原油価格の下落が続いている影響で、全国平均で118.9円と、6年8か月ぶりの水準まで値下がりしました。
資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、12日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットル当たりの全国平均で118.9円と、先週より1.5円値下がりました。
ガソリン価格の値下がりはこれで11週連続で、平成21年5月以来、およそ6年8か月ぶりの水準まで低下しています。
また、灯油の店頭価格も、1リットル当たりの全国平均で1.7円値下がりして66.5円、18リットル当たりでは1197円となり、26週連続で値下がりしました。
これは、先月、OPEC=石油輸出国機構が原油の減産を見送ったことに加えて、中国経済の減速で需要が低迷するという見方から、原油価格の下落が続いていることを受け、石油元売り各社がガソリンや灯油の卸売価格を引き下げたためです。
こうしたなか、ガソリンスタンドの中にはレギュラーガソリンを1リットル当たり100円を切る価格で販売するところも出ていて、石油情報センターでは「競争が激しい地域ではガソリン価格の値下がりに拍車がかかっている。今後、イランが経済制裁を解除されれば原油の輸出を大幅に増やし、それが原油価格のさらなる下落につながるという見方も出ており、ガソリン価格の値下がりはしばらく続きそうだ」と話しています。
ガソリン価格の値下がりはこれで11週連続で、平成21年5月以来、およそ6年8か月ぶりの水準まで低下しています。
また、灯油の店頭価格も、1リットル当たりの全国平均で1.7円値下がりして66.5円、18リットル当たりでは1197円となり、26週連続で値下がりしました。
これは、先月、OPEC=石油輸出国機構が原油の減産を見送ったことに加えて、中国経済の減速で需要が低迷するという見方から、原油価格の下落が続いていることを受け、石油元売り各社がガソリンや灯油の卸売価格を引き下げたためです。
こうしたなか、ガソリンスタンドの中にはレギュラーガソリンを1リットル当たり100円を切る価格で販売するところも出ていて、石油情報センターでは「競争が激しい地域ではガソリン価格の値下がりに拍車がかかっている。今後、イランが経済制裁を解除されれば原油の輸出を大幅に増やし、それが原油価格のさらなる下落につながるという見方も出ており、ガソリン価格の値下がりはしばらく続きそうだ」と話しています。