【DeNA】山崎、番長指令“温泉漬け”で50S目指す
2016年1月14日6時0分 スポーツ報知
DeNA・山崎康晃投手(23)が13日、番長の“入浴のススメ”を実践し、プロ野球最多のシーズン50セーブを目指すと宣言した。三浦大輔投手(42)のもと、三嶋、石田と神奈川・厚木市内で行っている自主トレを公開。現在、旅館で共同生活をしており、番長から「去年の疲れもある。今年は、けがだけが心配」と疲労回復に“温泉漬け”指令を受けた。
新人王に輝いた昨年は58試合に登板して37セーブ。シーズン終盤は「体力的にキツかった」というほど177センチの体は疲弊していた。志願して参加した番長塾では、午前6時の起床後と夕食前に2度の温泉入浴を徹底された。「1時間、強制的に入れている。温泉漬けにしてある」と三浦。もちろんノボせないように半身浴や交代浴を挟んで、4人で裸の付き合いをしながら、疲労回復に努めている。
そんなアドバイスも球界最年長、プロ25年目の兼任コーチに言われれば説得力も違う。これまでは風呂よりもシャワー派だった山崎康だが「疲れが抜けたと感じればシーズンも続けていきたい」と前向き。その先に究極の理想もある。「50セーブしたい。やるからには上を目指したい」とプロ野球最多46セーブ(中日・岩瀬、阪神・藤川)の更新を掲げた。
この日は恒例の山登りを行った三浦も「ラミレス監督は『(三浦に)5~8勝を』と言っていたけど、期待を裏切って2ケタ勝てるように。山崎が50セーブするには三嶋、石田と勝ちゲームを作ってあげないと」と番長軍団でのサポートを約束。あったかい湯と後押しに包まれ、さる年の年男が「2年目のジンクス」もさっぱり洗い流す。(神原 英彰)