笑福亭仁鶴ら桂春団治さんを追悼

2016年1月14日15時10分  スポーツ報知

 上方落語「四天王」の最後の一人、桂春団治さんが85歳で亡くなった知らせをうけ、ゆかりのある落語家がその死を悼んだ。

 笑福亭松之助「悲しみのためにうち沈んでおります」

 笑福亭仁鶴「終戦後、落語家の数が少ない中、他の師匠方と力を合わせて頑張っていただいた。そのおかげで今の我々が存在するわけで、そのご尊敬すべき師匠が他界されたのは誠に残念であり悲しいことです。謹んでお悔やみ申し上げます」

 落語協会会長・柳亭市馬「桂米朝師匠が亡くなられてから1年もたたないうちの訃報で、とても悲しく思います。舞台に出てから退場するまで、すべてが落語一部のように研ぎ澄まされたその芸を、決して忘れることはできません。楽屋では気さくに声をかけてくださる優しい方でした。桂春団治師匠がともし続けた上方落語の火は、決して消えることはないでしょう。ご冥福をお祈りします」

訃報・おくやみ
  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会
報知ブログ(最新更新分)一覧へ
今日のスポーツ報知(東京版)
V9時代の報知新聞を復刻