国会でもSMAP辞めないで 遠藤五輪相「20年東京パラ五輪応援を」
2016年1月14日6時0分 スポーツ報知
突如勃発したSMAPの独立問題は政界にも波及した。5人は2020年東京パラリンピックの応援サポーターを務めているだけに、何らかの影響が出ることは必至。遠藤利明五輪相(65)は13日、騒動を受け「ぜひ引き続き応援していただきたい」とサポート継続へラブコールを送った。
もはや芸能界の域を超えている。SMAPの騒動は国会議事堂内でも話題に上がった。
13日午後の衆院予算委終了後、遠藤五輪相は報道陣に対し、4年後のパラリンピックに向けて応援サポーターを務める5人について「SMAPにはパラリンピックのいろいろな種目を応援してもらっているので、気持ちとしては引き続き応援してほしいです」と切なる願いを口にした。
昨年11月、SMAPは日本財団のパラリンピックサポートセンターの開所に合わせて応援サポーターに就任。直後のイベントでは、メンバーが車いすバスケットやブラインドサッカーを体験。パラ競技の普及や振興へと歩み始めたばかりだった。
サポートセンターのオフィス前には香取慎吾が描いた壁画も掲示されている。同センターの広報担当者は「まだ事実関係が分かりませんが、当然、応援し続けていただけたらと思います」と話す。壁画の掲示は継続する。
リオパラリンピック女子競泳のメダル候補で、開所式の会見でSMAPと同席した近大の一ノ瀬メイ(18)は「ものすごい影響力を持った方々なので、パラリンピックに向けて勢いづくためにも、ずっと関わってくださったらうれしいなと思います」と胸中を吐露。当日はメンバーと会話する機会はなかったが、写真撮影の際に木村拓哉が優しく肩に手を置いてくれた。「あれから『ココ触ったんだ~』って友だちとかに触られました(笑い)」。関係者の誰もが一緒に4年後を迎えることを望んでいる。