路上にコンクリ、少年逮捕 殺人未遂容疑、大阪
大阪府交野市で路上にコンクリート入りの缶を置いて、乗り上げた乗用車の男女2人にけがを負わせたとして、交野署は20日、殺人未遂の疑いで、同市のアルバイトの少年(17)を逮捕した。
逮捕容疑は17日深夜、交野市の市道にコンクリートが詰まった重さ約50キロの缶(直径約30センチ、高さ約35センチ)を置き、乗用車の19歳の2人に胸の打撲などの軽傷を負わせた疑い。車は弾みで道路脇の電柱に衝突した。
交野署によると、缶は近くの駐車場にあった、のぼり旗を立てるための土台部分とみられる。少年は「缶を倒したが、どこに転がったかは分からない」と容疑を一部否認している。