なぜ圧迫面接をするのか? 圧迫面接の理由と攻略のポイント
回答に困るような質問をされたり、退職理由、志望動機に対して厳しい指摘をされたりすることを圧迫面接といいます。
このような圧迫面接は苦手という人が多いでしょう。
そこでここでは“圧迫面接に隠された意図”と“圧迫面接をされた時の対処法”について解説します。
圧迫面接をするのは採用したいから
圧迫面接をするのは、応募者を採用したいと思っているからです。
採用したいからこそ厳しい質問をして、入社後、すぐに辞めないか、不安な要因はないか、面接で嘘をついていないか、といったことを確かめるのです。
例えば、営業職の面接では、面接官が応募者の話しをつまらなそうに聞く、という圧迫面接があります。これは、商談の際、お客様が同じような態度でも、動揺せず臨機応変に対応し自社の商品・サービスをプレゼンできるか、ということを確かめるためなのです。
しかし、面接官から採用したい意志を全く感じられないような圧迫面接も存在します。採用したいからこその厳しい指摘や質問か、そうではなくて単に意地悪な面接官なのかは面接の流れで何となく判断できるので見極めてみてください。
圧迫面接の攻略ポイント
動揺せず、冷静に対応する
圧迫面接をされて、動揺したり、苛立ったりした様子を見せてしまっては、既存社員や取引先と上手くいかない人、プレッシャーに弱い人だと判断されるでしょう。
回答内容ももちろんですが、回答時の表情や態度にも注意を払い、冷静に対応するのがポイントです。
イエスバット方式で回答する
厳しい質問や指摘に対して、「いえ、そんなことはありません」とすぐに否定してしまうと面接の雰囲気が悪くなります。
そのため厳しい質問や指摘をされた時は、「確かにおっしゃる通りです。しかし」といったように、一度、面接官の指摘・質問を肯定してから、自分の主張を述べるようにしましょう。