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ブロガー業界新聞的思考

ブログ

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どもども。
最近は(人手不足で駆り出され)外回り生活の中でなかなかネットのチェックもままならず、ブログが充分に更新できなかったんですが(だから薄い)、今日はノマドよろしくVAIOを背負って町へ繰り出し、子連れ主婦で溢れかえるモスバーガーの一角、冷めつつあるモスバーガーとホットコーヒーを尻目に更新しております。



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さて、
hagex.hatenadiary.jp
hagex氏のこの記事なんだけれど、以前似たような話題になったとき

「PV報告や方法を参考にしているんだからもっと読みたい」

というコメントがツイートされていた。
それを見て、あぁいうネタはクローズドサークルのものなのだな、と理解したんですよ。


つまりPV報告や収益みたいなものをありがたがる人々というのは一定数いて、そのひとたちの中でまるで業界新聞のごとくお互いのブログが読まれている。そしてお互いに「すごいですねー」「ボクも頑張ろう」「あぁ、○○さんが(PVの数的に高い基準で)遠い所へ……」などとコメントをつけあい、スターを返したりする。

はてブでこれをやると一見互助的に見えるために互助会と同視されてしまうんだけれども、彼らにとってのPV報告記事というのはある種のコミュニケーションであり、ある種の業務報告みたいなもの。
ホットエントリーしてもそれは不可抗力的な側面も強いのかもしれない。
当然、コメントはクソ面白くないけれど、もともと面白さを求めていないんだから仕方ない。

開始10ヶ月で10万PV突破、7万円稼げました! というやつ。一部では人気だが、一部では超絶不人気のテーマをなぜ彼らは書くのか? 理由は次の5つに絞られる。

(1)自慢
(2)記録
(3)ネタの枯渇
(4)自己承認欲求
(5)自ブログの権威アップ

なので(6)として

(6)ある種のコミュニケーション

を加えてもいいのではないかなーと思うんですよ。
スーパー業界で考えれば、業界新聞的に「売り場改革で売り上げアップ」「今月の集客ランキング」「客を惹きつけ収益率アップさせるためのレイアウトはこれだ!」みたいなことが書かれているような感じ。
ただ問題は、その業界新聞が誰にでも読めてしまうというところで、「客を惹きつけ収益率アップさせるためのレイアウトはこれだ!」という記事が読めてしまうから、当の客(ブログなら読み手)が「なにこれ?面白くねー」と感じるのは当然だし、そんなもん見せるなという意見だってそりゃあ出る。

割と本気で、そういう記事を書くくらいならメルマガとか、あるいはメーリングリストかなんかで回す方が健全なんじゃねーかなー?と思ったりしなくもないですけどね。

さて、コーヒーも本格的に冷めてきたのでそろそろ食べ終わることにします。
あぁ、ブラックな労働が呼んでいるわ……(fadeout)

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