北海道大学のサーバーから最大およそ１１万件の個人情報が流出したおそれがあることについて、大学は、このサーバーにいつ・どんな形で接続が行われたのかなどアクセスの記録を中心に調査を進めることにしています。
北大によりますと、学生の就職支援などを行うキャリアセンターのサーバーには学生や企業の個人情報などあわせておよそ１１万件が保管されていましたが、勝手に外部の別のサーバーに接続されていたことがわかり、大学は、個人情報が流出したおそれがあるとして、１３日陳謝しました。
このサーバーは外部から接続できないように設定され、アクセスの資格も職員１２人にしか認めていなかったということです。
大学は、不正なアクセスを受けた疑いがあるとして調べていますが、特にいつ・どんな形でこのサーバーに接続が行われたのかなどアクセスの記録を中心に調査を進め
るということです。
北大は警察にも相談した上で、早急に真相を究明したいとしています。