ペルー人男性殺害 知人宅などに血痕 行方捜査

1月14日 6時42分

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今月、群馬県伊勢崎市で４５歳のペルー人の男性が殺害された事件で、事件のあと行方が分からない知人のペルー人の男の自宅や駐車場から死亡した男性の血痕などが見つかったことが警察への取材で分かりました。警察は、この男が事件に関与している疑いもあるとみて調べるとともに、出入国管理法違反の疑いで逮捕状を取って行方を捜しています。

この事件は、今月８日の夜、群馬県伊勢崎市内の病院にペルー人のマスコ・ロドリゲス・ダニエル・フェデリコさんが（４５）胸を刺され意識不明の状態で運ばれた後、死亡したもので、警察は、殺人事件として捜査しています。
この事件のあと、マスコ・ロドリゲスさんの知人で、３４歳のペルー人の男の行方が分からなくなっていますが、その後の警察の調べで、男の住宅の中や駐車場からマスコ・ロドリゲスさんの血痕が見つかったほか、住宅の近くで、凶器とみられる包丁１本も見つかったということです。また、この男はおよそ６年半前に在留期限が切れていたにもかかわらず、日本に不法に滞在していたということです。
このため警察は、この男が殺人事件に関与している疑いもあるとみて調べを進めるとともに、出入国管理法違反の疑いで逮捕状を取り、全国に指名手配して行方を捜しています。