Updated: Tokyo  2016/01/14 05:45  |  New York  2016/01/13 15:45  |  London  2016/01/13 20:45
 

米アップルめぐる中国からの朗報、伝えたのはバンク・オブ・アメリカ

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    (ブルームバーグ):米アップルの最近の株価動向を表すのに「悪戦苦闘」という言葉がふさわしいかもしれない。ウォール街の幾つもの金融機関がアップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売見通しを引き下げた後、同社の株価は先週、100ドルを割り込んだ。

そうした中でアップルに朗報をもたらしたのはバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチだ。その知らせはアップルが非常に重要視する市場、中国からやって来た。

中国で1000人余りを対象に最近実施した同行の調査によれば、アイフォーンは引き続き中国で最も人気の高い携帯電話ブランドで、アイフォーンを持っていない消費者が今後数年でアイフォーンに乗り換える十分な可能性があるという。

ワムジ・モハン氏率いる同行のアナリストらは、回答者の多くがアイフォーンとアップルのタブレット「iPad(アイパッド)」の両方を所有しており、「多くのアップルユーザーが持つアップル製品は1つだけではない」と指摘した。

アップルがアジア携帯電話市場でのシェアを高めており、この傾向は続きそうだとアナリストらは説明。「次に(もしくは初めて)スマホを買うなら、どのブランドか」との問いに対し、回答者の39%がアップルと答えたという。次に人気なのは中国の華為技術で25%、韓国のサムスン電子との回答は17%だったとしている。

原題:Bank of America Has Some Good News for Apple, and It Comes From China(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Julie Verhage jverhage2@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先: Tracy Alloway talloway@bloomberg.net Joe Weisenthal

更新日時: 2016/01/13 16:18 JST

 
 
 
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