北大は13日、学生の就職を支援する同大キャリアセンターのサーバーが不正アクセスを受けた疑いがあると発表した。サーバーに保管された全ての在学生約1万8千人、卒業生約9万5千人の個人情報、約2千社の企業情報が外部に流出した可能性があるという。北大は「現時点まで(流出による)二次被害は確認されていない」と説明している。

 北大によると昨年12月27日、構内のキャリアセンターにあるサーバーから学外に対し、送信制限に達する1分間に500件のスパムメールが送られた。サーバーの通信履歴を調べた結果、通常業務では通信しない国内外の不特定多数のサーバーとデータをやりとりしていることが判明。不正アクセスの疑いが高いと判断し、全通信を遮断している。現在は専門業者に依頼し、詳しい原因の解析を進めているという。

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