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首相と韓国の国会議員ら 「厳しい制裁決議」で一致1月13日 21時53分
安倍総理大臣は日本を訪れている韓国の国会議員らと会談し、核実験を行った北朝鮮に対して、国連の安全保障理事会で厳しい制裁を科す決議を採択する必要があるという認識で一致しました。
安倍総理大臣は民団=在日本大韓民国民団の会合に出席するため日本を訪れている韓日議員連盟のソ・チョンウォン(徐清源)会長や、日韓議員連盟の額賀元財務大臣らと、総理大臣官邸で会談しました。この中で、安倍総理大臣は「北朝鮮の核実験は、日韓両国の安全にとって脅威であり、断じて容認できず、強く非難する」と述べたうえで、国連の安全保障理事会の非常任理事国として、厳しい制裁を科すために韓国と協力していく考えを示しました。
これに対し、ソ会長は「日韓両国の連携強化が重要だ。今回の核実験はこれまでの国連安保理決議がほごにされたもので、安保理での対応をリードしてほしい」と述べ、安保理で厳しい制裁を科す決議を採択する必要があるという認識で一致しました。また、安倍総理大臣が慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決されたことをうれしく思う」と述べたのに対し、ソ会長は「ことしが新たな韓日関係を切り開く元年になるよう、安倍総理大臣とともに協力していくことを期待する。合意をうまく履行するとともに、事実でない報道で合意の精神を害することがないよう、管理していく必要がある」とする、パク・クネ(朴槿恵)大統領からのメッセージを読み上げました。
これに対し、ソ会長は「日韓両国の連携強化が重要だ。今回の核実験はこれまでの国連安保理決議がほごにされたもので、安保理での対応をリードしてほしい」と述べ、安保理で厳しい制裁を科す決議を採択する必要があるという認識で一致しました。また、安倍総理大臣が慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決されたことをうれしく思う」と述べたのに対し、ソ会長は「ことしが新たな韓日関係を切り開く元年になるよう、安倍総理大臣とともに協力していくことを期待する。合意をうまく履行するとともに、事実でない報道で合意の精神を害することがないよう、管理していく必要がある」とする、パク・クネ(朴槿恵)大統領からのメッセージを読み上げました。