野波健祐
2016年1月13日16時49分
■大阪の街の歴史を掘り起こす 鈴木遙(すずきはるか)さん(32)
5年前から大阪に住み、街の歴史を訪ね歩いている。ウェブサイトで連載中の「本読みのための大阪まちある記」のテーマは、谷町周辺になぜ紙関係の店が多いのか。古い長屋で営業する小さな印刷所の風景を入り口に、江戸期の紙の仕入れルートや俳諧師の活躍の考察へと、話を広げていく。
「文献からではなく、街角の気になる風景から、歴史を掘り起こしていくのが好きなんです」
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