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中国 人権団体のスウェーデン人を拘束1月13日 21時08分
中国で人権活動を支援するアメリカの団体のスウェーデン人男性が拘束されたことが分かり、今後、中国で活動する外国人や海外のNGOに対する締めつけが強まることが懸念されています。
中国外務省の洪磊報道官は、13日の定例の記者会見で、人権活動を支援するアメリカの団体で働くスウェーデン人の男性が中国で行方が分からなくなっていると問われたのに対し、「男性は、中国の国家の安全を脅かす行動をとった疑いがあるため、北京で刑事的な強制措置がとられた」と述べ、中国当局が拘束したことを明らかにしました。
拘束されている男性はピーター・ダーリン氏で、所属する団体「チャイニーズ・アージェント・アクション・ワーキング・グループ」は、人権問題に取り組む中国の市民らに法律支援を行っていました。
AFP通信は、この団体の話として、男性は先週、北京で空港に向かう途中で拘束されたと伝えているほか、北京のスウェーデン大使館も30代の男性が拘束されたとして、「調査を進めている」としています。
中国で人権問題に関わる外国人が拘束されるのは異例ですが、習近平指導部は、海外のNGOの活動を規制する法律の制定作業を進めていて、今後、中国で活動する外国人や海外のNGOに対する締めつけが強まることが懸念されています。
拘束されている男性はピーター・ダーリン氏で、所属する団体「チャイニーズ・アージェント・アクション・ワーキング・グループ」は、人権問題に取り組む中国の市民らに法律支援を行っていました。
AFP通信は、この団体の話として、男性は先週、北京で空港に向かう途中で拘束されたと伝えているほか、北京のスウェーデン大使館も30代の男性が拘束されたとして、「調査を進めている」としています。
中国で人権問題に関わる外国人が拘束されるのは異例ですが、習近平指導部は、海外のNGOの活動を規制する法律の制定作業を進めていて、今後、中国で活動する外国人や海外のNGOに対する締めつけが強まることが懸念されています。