昨年の失業率3.6% 若年層は9.2%に悪化=韓国
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が13日発表した雇用動向によると、昨年の失業率は3.6%で、最近では2010年(3.7%)に次ぐ悪さだった。
就職フェアのもよう=(聯合ニュース)
特に若年層(15〜29歳)の失業率は9.2%と、前年から0.2ポイント悪化した。1999年に統計の基準が変更されて以来の高さとなった。
昨年の就業率は60.3%で前年より0.1ポイント高い。就業率は2010年(58.7%)以降、上昇が続いている。
就業者数は2593万6000人で、前年に比べ33万7000人増加した。増加幅は2010年(32万3000人増)以来、5年ぶり低水準となった。
これについて統計庁の雇用統計担当者は、2014年(53万3000人増)だけが比較的大きく、昨年の増加数はほぼ平年並みだったとする。また、「非農林漁業部門の就業者は2013年より多い。中東呼吸器症候群(MERS)の影響で昨年4〜6月期に最低値となった後、回復を見せている」と説明した。
昨年12月の失業率は3.2%、若年層の失業率は8.4%と集計された。就業率は59.9%。就業者数は前年同月比49万5000人増と、16カ月ぶりの大きな伸びだった。
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