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「こんな水は体に悪い」高額の浄水器販売容疑で4人逮捕 1台2万円を39万円で売りつける
高齢者に高額な浄水器を売りつけたとして、大阪府警生活経済課は13日、特定商取引法違反の疑いで、大阪市浪速区の浄水器販売会社「サンズエアーマンス」社長、青山広志容疑者(29)=同区湊町=ら男4人を逮捕した。青山容疑者は「法律に違反することはするなと言っていた」と容疑を否認しているという。
府警によると、同社は一人暮らしの高齢者宅を訪問して水道水の塩素濃度を測り、変色した水を見せて「こんな水で野菜やコメを洗うと体に悪い」などと言って1台2万~3万円で仕入れた浄水器を39万円前後で売りつけていた。近畿を中心に昨年4月~10月に約120台を販売、約4600万円を売り上げていたという。
逮捕容疑は昨年4月、兵庫県加古川市の無職女性(78)に対して「水道水が悪い」などと不安をあおり、浄水器を売りつけるなどしたとしている。
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