学長 森田 潔からのメッセージ
国立大学法人岡山大学長
森田 潔
岡山大学は、明治3年、岡山藩医学館を起源とする140年余の歴史を有し、現在、11学部、7研究科、1附置研究所、1全国共同利用施設、大学病院、附属学校を備え、2万人の学生、留学生、教職員が、この岡山大学において知的創造に取り組む、日本屈指の総合大学であります。
「高度な知の創成と的確な知の継承」を大学の理念に掲げ、知の創成、知の継承、つまり研究・教育活動を通して社会に貢献することが岡山大学の使命であります。
私が学長に就任した2011年、森田ビジョンとして岡山大学を「国際的な研究・教育拠点としての『美しい学都』」とすることを宣言しました。
本学は、災害が少なく、温暖な気候に恵まれた「晴れの国おかやま」にあり、交通の要衝である岡山市中心部からほど近い立地に、緑あふれる広大なキャンパスを持ち、学問に励み、心を鍛えるのに最適な環境を有しています。こうした恵まれた環境の下、岡山大学が岡山の地にあって地域とともに真に「国際的な『美しい学都』」として発展していくことを目指しています。
2013年には、文部科学省の「研究大学強化促進事業」、厚生労働省の「臨床研究中核病院」に選定され、着実に我が国屈指のポテンシャルを持つ大学へと飛躍を見せております。
また、グローバル化が急速に進む中、国立大学には変革が求められています。世界を見据え、世界に通用する人材を養成していくことが、これからの岡山大学に課せられた責務であると考えています。
私を含め、すべての岡山大学学生・大学院生、教職員の皆さんとともに、この岡山大学を限りなく美しい大学、岡山の地にあって世界に輝く、魅力あふれた国際的な総合大学に作り上げていきたいと考えています。