やっとインフルエンザの流行が迫ってきているようです。
日経メディカルの記事に出ていました。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/special/flu/topics/201601/545392.html
インフルエンザの全国的な流行入りが迫っている。都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報)によると、2016年1月3日までの1週間(53週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は4290人で、定点当たり0.89人と前週の0.76人から増加した。
(中略)
1月3日までの第53週は、年末年始で休診する定点医療機関も多く、定点当たり報告数は実際よりも少ない可能性がある。また、このところの朝晩の冷え込みが続く中で、新学期を迎えた学童らも多いことから学校内での感染リスクも高まっており、早ければ今週にも全国的な流行入りが確認されそうだ。
画像もお借りしました。
新潟や沖縄は完全に流行期ですね。
首都圏もここ数日気温も下がってきており、外来でもインフルエンザの患者が出ていますね。
発熱して12時間以上経過すれば、医療機関で迅速検査の実施をしても良さそうな時期ですね。
インフルエンザの検査は流行しないと意味がないという記事を以前書いています。
よければ参考にしてください。
陰性でもインフルエンザの方と濃厚接触があれば検査は必要ないことも多いので、受診した医療機関の指示に従いましょう。
あとインフルエンザと言われたら…
「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで」休まなければなりません。
学校保健法で決まっており、一般的な会社でもこれを適応されているところが多いです。
抗インフルエンザ薬も良いものが多いため、この基準より早く良くなってしまうことが多いですが、この基準は他人にうつさないためのもの(感染力がなくなるまでの基準)。
流行を抑えるためにも、しっかり休んで無用な外出は控えましょう。