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中国 人権派の女性弁護士を逮捕 国家転覆の容疑で1月13日 22時40分
中国で、半年にわたって拘束されていた著名な女性人権派弁護士が、国家を転覆しようとした疑いで、逮捕されていたことが分かり、中国当局としては、人権活動が広がって共産党批判につながるのを抑え込むねらいがあるものとみられます。
中国では、去年7月以降、各地で人権問題などに積極的に取り組む弁護士や、弁護士事務所で働くスタッフなど200人以上が、一時的に連行されたり拘束されたりして、警察の調べを受けました。
関係者によりますと、このうち、半年にわたって拘束が続いていた著名な女性人権派弁護士の王宇氏が、国家を転覆しようとした疑いで逮捕されたということです。
王氏は、去年9月、アメリカ国務省が、世界各国で不当に拘束されている女性の活動家の1人として取り上げて釈放を求めていました。
王氏の所属する弁護士事務所を巡っては、去年7月、国営の新華社通信は、「政府に対する不満を扇動した」などとして当局から摘発を受けたと伝えていて、今月に入ってからは、事務所の主任弁護士の周世鋒氏ら同僚も、相次いで逮捕されています。
中国当局としては、政府への不満を抱える市民から多くの支持を集めている人権派弁護士を次々と逮捕することで、人権活動が広がって共産党批判につながるのを抑え込むねらいがあるものとみられます。
関係者によりますと、このうち、半年にわたって拘束が続いていた著名な女性人権派弁護士の王宇氏が、国家を転覆しようとした疑いで逮捕されたということです。
王氏は、去年9月、アメリカ国務省が、世界各国で不当に拘束されている女性の活動家の1人として取り上げて釈放を求めていました。
王氏の所属する弁護士事務所を巡っては、去年7月、国営の新華社通信は、「政府に対する不満を扇動した」などとして当局から摘発を受けたと伝えていて、今月に入ってからは、事務所の主任弁護士の周世鋒氏ら同僚も、相次いで逮捕されています。
中国当局としては、政府への不満を抱える市民から多くの支持を集めている人権派弁護士を次々と逮捕することで、人権活動が広がって共産党批判につながるのを抑え込むねらいがあるものとみられます。