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丸森町 へそ大根づくり最盛期

01月13日 21時19分

丸森町 へそ大根づくり最盛期

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干したあとが「へそ」の形に似ていることから名前がついた伝統の保存食、「へそ大根」づくりが丸森町で最盛期を迎えています。
「へそ大根」は輪切りにしてゆでた大根を寒風にさらして乾燥させる丸森町伝統の保存食です。
棒をさして干したあとが「へそ」の形に見えることからその名前がつけられました。
筆甫地区の農家、庄司美由紀さんの作業場でも今月に入ってからへそ大根作りが始まり、近所の主婦に手伝ってもらいながら13日も朝早くから作業を行っていました。
へそ大根は夜間の厳しい寒さと日中の暖かい日ざしに2週間ほどさらして乾燥させることでうまみと甘味が凝縮され、煮物などの料理に使われます。
庄司さんは「最近の寒さで甘味がギュッと詰まったおいしいへそ大根ができると思います。早く皆さんに味わってもらいたいですね」と話していました。
丸森町のへそ大根づくりは今月いっぱい行われ、県内のスーパーなどで早ければ今月下旬から販売されるということです。

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