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高浜原発で事故想定訓練終了 28日にも再稼働へ1月13日 20時59分
福井県にある関西電力・高浜原子力発電所で、新しい規制基準で義務づけられた重大事故を想定した訓練が終わり、関西電力は、早ければ今月28日にも3号機を再稼働する予定です。
関西電力が再稼働を目指す高浜原発の3号機と4号機では、新しい規制基準で配備が義務づけられた非常用の設備を実際に使い、重大事故に備える訓練が11日から始まりました。13日は、使用済み核燃料を保管しているプールに水を送る配管が破れ、核燃料を冷やせなくなったという想定で訓練が行われ、原子力規制庁の検査官が立ち会うなか、作業員たちは、非常用のポンプやホースを慎重に設置していました。
訓練は、13日で終わり、原子力規制庁によりますと、大きな問題は無かったということで、関西電力は、今後の検査で問題が無ければ、早ければ今月28日にも3号機の原子炉を起動し、再稼働させる予定です。また、4号機は、来月下旬の再稼働を目指しています。
高浜原発の大塚茂樹所長は、「福島の事故を踏まえて、二度とあのような事故を起こしてはいけないという思いで訓練し、成果を最大限に発揮できた。再稼働までにはまだ検査があるので、一つ一つ確認しながら進んでいきたい」と話していました。
訓練は、13日で終わり、原子力規制庁によりますと、大きな問題は無かったということで、関西電力は、今後の検査で問題が無ければ、早ければ今月28日にも3号機の原子炉を起動し、再稼働させる予定です。また、4号機は、来月下旬の再稼働を目指しています。
高浜原発の大塚茂樹所長は、「福島の事故を踏まえて、二度とあのような事故を起こしてはいけないという思いで訓練し、成果を最大限に発揮できた。再稼働までにはまだ検査があるので、一つ一つ確認しながら進んでいきたい」と話していました。